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井岡独占手記 チャンスあれば統一戦やりたい

プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦  王者・井岡一翔 TKO11回1分57秒 フアンカルロス・レベコ (12月31日  エディオンアリーナ大阪)

試合終了後、勝利の“ボルトポーズ”を見せる井岡
試合終了後、勝利の“ボルトポーズ”を見せる井岡
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 あけまして、おめでとうございます。応援ありがとうございました。

 僕の2015年はボクシングを始めるきっかけの一つだった3階級制覇を達成した。その事に尽きる。世界戦3試合全てアルゼンチンの選手と対戦したし、レベコ選手で始まり、レベコ選手で終わる。チャンピオンのままで新年を迎えるために負けられない試合だった。王者でいる限り、次も必ず世界戦のリングに上がれる。常にモチベーションを維持できるというのは大切なこと。

 ただ勝つだけでなく、その内容も大事だとは思う。でも、あまり強く意識しなかった。覚悟を決め、ハードに練習して、いいパフォーマンスを見せればいい。KOできる時はそういう流れになっているもの。自分のボクシングで何かメッセージが届けばうれしい。そのために全力を尽くすことだけを考えていた。

 2016年も、この階級で防衛を重ねてチャンピオンであり続けたい。チャンスがあれば統一戦もやりたい。どういう展開になるかは自分でも分からないし、どの団体の王者との統一戦というイメージもないけど。

 僕も3月で27歳になる。今まで自分のために頑張ってきた。でも長谷川穂積さん、八重樫東さんたちを見ていると、守るべきもの、家族を持ったら違うパワーが湧いてくるのかなと感じる。本当に“結婚したい”と思う人と結婚したい。あくまで、そういうタイミングが来れば…という話だけど。(WBA世界フライ級チャンピオン)

[ 2016年1月2日 05:30 ]

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