【西武】田辺監督、眠れる大砲に「殿馬」指令!山川がファンにピアノ披露

2016年1月2日18時19分  スポーツ報知

 西武・田辺徳雄監督(49)が2日、山川穂高内野手(24)に「殿馬になれ」と指令を出した。この日、西武所沢店で行われた新春トークショーに山川、高橋光成と参加。約150人のファンに力強く優勝宣言し、眠れる大砲に覚醒をうながした。

 トークショーが始まる10分前。大柄な山川が背中を丸めて、ピアノを弾き始めた。実は山川は小学校6年の頃から独学でピアノを始め、今では楽譜を読むことは出来ないが、5曲は弾けるという。この日も、映画「菊次郎の夏」の主題歌「SUMMER」を披露。田辺監督やファンをうならせた。

 ピアノの腕は抜群だが本職の野球では昨季、1軍に1試合のみの出場。体重100キロの巨漢を生かした打撃が魅力で「おかわり2世」とも言われるが、強引なところもあり、プロ入り2年間で思うような成績は残せていない。

 山川のピアノの音色を初めて聞いた指揮官は、「ピアノを弾くときのように力の入れ方、抜き方を考えいかに力を抜いて遠くへ飛ばすかテクニックを身に付けて欲しい」とアドバイス。このアドバイスに山川も「力抜きます」と即答した。

 野球選手でピアノといえば、王道野球漫画の「ドカベン」の殿馬が思い浮かぶ。ドカベンは「ほとんど読んだことがない」という体重100キロを誇る“山田太郎体型”の山川が、秘打を身につけて3年目に向かう。

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