「朝まで生テレビ」に自民党議員が一般人として出演、「ヤラセ」と非難殺到

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2016年1月1日に放送された「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日)にて「ヤラセ」があったという非難の声が続出し、ネット上では炎上状態になっている。

一般参加者の枠で番組に出演した大森昭彦氏は、アベノミクスで収益は上がったかと問われて「上がっているという印象はないと思います」と答えた。自身だけでなく、同業者たちも同様の印象であるはずだという。自身のように町の業者と、ゼネコンと取引している業者では、かなり状況が異なるのではないかというのだ。

 

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アベノミクスはあまり評価できないのかと田原総一朗氏に問われると、「我々の業界だけで言うと、あまり根幹的には伝わっていないっていうのが印象ですよ」と大森氏は答えた。どのように現状を変えればよいのかという問いに対しては、町の業者に仕事を出せるような環境になれば改善するのではないかと大森氏は述べた。

すると田原氏は、「民主党政権でも安倍政権でも同じ?」と質問した。大森氏は苦笑して、「民主党政権の時よりはいいかなという印象はありますけど」と回答。材料や道具を販売する業者では品物がよく売れているという話を聞くので、「やや横ばいなのかなっていう印象はあります」と述べて、状況が僅かに改善しつつあることを示唆した。

大森氏は「建築板金業」と紹介されて番組に出演していた。だが、大森氏が実は自民党の区議会議員(東京都大田区)であるという指摘がなされて、ネット上では「ヤラセではないか」と番組を疑問視する声が相次いだ。大森氏に今回の件を尋ねたところ、ネット上での騒動については全く知らなかったそうだ。

 

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大森氏は建築板金業の傍ら、大田区のPTA連合会の会長を長年務めていたことから、議員になる以前からテレビ朝日の関係者たちと交流があったという。そのため、教育や経済に関する話題の際に、これまで何回も「朝生」に出演した経験があるらしい。今回も、アベノミクスの波及効果を検証したいという趣旨で、番組側から出演の依頼を受けたそうだ。

 

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その際、商店街の人たち2~3人を誘って来てほしいという要請があったという。したがって、議員としての立場で出たわけではないと、大森氏は明言した。「ヤラセ」という批判は筋違いであり、番組側も困惑するのではないかという。そもそも、渡辺宜嗣氏ら番組出演者は、大森氏が議員であることを知らないはずだとのことだった。

 

高橋

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ガルエージェンシー特捜班@ニュースウォッチ

得意ネタは炎上、流出、不正自慢発覚。

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コメント

  1. 匿名 より:

    いやいや、困惑するのはテレビのこちらのお茶の間の有権者たちですよ。
    そもそも大問題なのは番組がヤラセかどうか知っていたかじゃなくて、自民党員でそれも区議会議員である大森さんが、身分を隠してあたかも一般人であるかのようにテレビに映って「民主党より自民党のほうがマシ」と発言したことでしょう。

    これがインチキでなくてなんなのか。自民党には真っ当な倫理観がないのか。批判されて当然です。

    ひいては番組製作側のチェック不足も問題になるでしょうが、第一には大森さん本人がみっともない、おかしなことをやっているということを指摘すべきでしょう。

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