大手町の読売新聞社前を一斉にスタートする各校の１区走者＝東京都千代田区大手町（撮影・長尾みなみ）【拡大】

　新春恒例の第９２回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）は２日、２１チームが出場して往路（東京・大手町－神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場１０７・５キロ）が行われ、青学大・久保田和真（４年）ら２１人の選手が大歓声の中、大手町をスタートした。

　■２日往路

【第４区】１８・５キロ（平塚→小田原）

３キロ、青学大・田村が８分４５秒で通過。

１０キロ、青学大・田村が２９分３５秒で通過。

【第３区】２１・４キロ（戸塚→平塚）

３キロ、青学大・秋山が８分３０秒で通過。
５キロ、青学大・秋山が１４分１５秒で通過。
１０キロ、青学大・秋山が２８分３０秒と区間賞ペースで独走。
１２キロ、駒大・中谷が山梨学院大・上田を抜き３位に浮上。
１７キロ過ぎ、駒大・中谷が後退。山梨学院大・上田が３位に。
中継点、青学大・秋山が１時間２分２４秒で区間賞となり、トップでたすきリレー。東洋大が１分３５秒差で２位。山梨学院大、駒大が続いた。

【第２区】２３・１キロ（鶴見→戸塚）

５キロ、山梨学院大・ニャイロが驚異のスピードで猛追で３位に浮上。２位の明治大・木村慎に迫る。６キロ過ぎに、ニャイロが９人を抜き１１位から２位に浮上。
１０キロ、青学大・一色が２８分５７秒でトップ通過。２位に山梨学院大のニャイロ、３位に東洋大・服部勇が続いた。
１３キロ、東洋大・服部勇が２位の山梨学院大・ニャイロに並んだ。
１６キロ過ぎ、山梨学院大・ニャイロがスパートをかけ併走していた東洋大・服部を突き放す。
２０キロ、東洋大・服部勇が山梨学院大・ニャイロをかわし再び２位に浮上し、差を広げた。
中継点、トップは青学大・一色がトップでたすきリレー、２位の東洋大・服部勇が１時間７分４秒で区間賞。３位に５８秒差で山梨学院大が続いた。

【第１区】２１・３キロ（大手町→鶴見）

　午前８時、青学大、駒大、東洋大、明大、早大、東海大、城西大、中央学院大、、山梨学院大、大東大、日本大、帝京大、日体大、順天堂大、神奈川大、拓殖大、法大、中大、東京国際大、上武大、関東学生連合チームの２０校プラス１チームが一斉にスタートを切った。

５キロ、１４分１３秒で通過、遅れるチームもなく中大・町沢らが牽引した。
１０キロ、２８分３８秒で通過、先頭集団は１４チームに。
１１キロ過ぎ、優勝候補の駒大・其田が集団から後退した。
１６キロ過ぎ、青学大・久保田がスパートをかけ先頭に。
２０キロ、青学大・久保田が独走。
中継点、トップは青学大・久保田が、歴代３位の１時間１分２２秒でたすきリレー。明大、拓殖大、中大が続いた。

　【第５区】２３・２キロ（小田原→箱根町 芦ノ湖駐車場入口）