みなさま、鍼灸治療や整体、マッサージなどを受けるときの基準をお持ちでしょうか。
もちろん「腕が良い人にお願いしたい」というのは皆さま共通かと思います。しかしそこは治療にかかってみないとわかりません。
ブログやウェブサイトだけで「治療をお願いしたい」と言いたくなる治療家は4タイプのうちどんな人でしょうか。
- 面白い治療家、笑い話が多いブログ
- 優しい治療家、ほんわか系ブログ
- まじめな治療家、知的な話にセミナー参加の話があるブログ
- 変わっている治療家、不思議系ブログ
判断基準の一助として学生時代の成績を公表
プロフィールには整体やタイ式マッサージを習ったとか、どこに勤めていたとか書いていますが、どれだけ勉強してきたのか、他の人に比べてどうなのかという点も分かると、なお良いかと思います。
そこで、鍼灸学校時代の成績表を見て、判断の一助としてください。
1学年は13科目で、優11科目、良2科目
優
中国古典、情報処理、英語、保健体育、解剖学、生理学、衛生学、病理学概論、臨床医学総論、はりきゅう理論、経絡経穴概論
良
東洋医学概論、倫理学
このときはやる気充分、それなりに頑張ってました。
2学年は11科目で、優5科目、良6科目
優
社会福祉学、解剖学、経絡経穴概論、東洋医学臨床論、基礎実習
良
心理学、生理学、臨床医学各論、東洋医学概論、はりきゅう理論、臨床実習
勉強が難しくてついていけなくなってきました(汗) ただ、後半には全科目を分かりやすく教えてくれる先生に就任いただいて盛り返しました。
それまで全科目暗記だったのですが、東洋医学の基礎である陰陽五行や筋肉、骨についての法則を教えてくださり、理解できるようになりました。
たとえば「胸鎖乳突筋」という筋肉について
「胸骨」「鎖骨」そして「乳様突起骨」という骨に接続し、心臓に近い方(胸骨・鎖骨)を最初に呼び、心臓から遠い方の乳様突起骨が後につく。という名前の法則を教わり、ようやく解剖学を理解し始めました。
3学年は10科目で、優7科目、良3科目
優
運動学、リハビリ医学、関係法規、東洋医学臨床論、社会はりきゅう理論(スポーツ医学)、応用鍼灸学、リハビリ医学
良
医療概論、基礎実習、臨床実習
このとき、実習2つに良がついてます。これ、担当の先生にキツいこと言ったのが原因じゃないかなぁ。と思ってます。
実習を担当していた先生は、学校の中でも理事長・校長に次いで偉い「鍼灸科長」でした。その先生が3学年2学期から私の在籍した上位クラスの担当となり、素晴らしい先生は下位クラスを教えることになりました。
上位クラスの私は「下位クラスを合格に引き上げるのは科長の責任でするべきじゃないですか」と言って、暗に下位クラスを教えることになった先生に継続して上位クラスを教えてもらおうと思ったんですね。
で、まぁそれが気に障ったのでしょう。実習という成績に明確な基準のない科目だから、先生の心象を悪くしたら、そりゃー成績下がるよね。って・・・たぶん(笑)
先生には申し訳ないことしたけど、鍼灸師は国家資格に受かってからスタートなのだから、あのときもっと粘って、有意義な授業受けられるようにしたらよかったなぁ。っていう思い出と後悔(涙)