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北沢かえるの働けば自由になる日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2015-12-30 いつの時代でも若い奴らは

子どもの何を怖がってるの?

| 子どもの何を怖がってるの?を含むブックマーク

今年、ウェブを眺めていて、へぇと思ったのは、SEALDsにしつこくケチつけている人らで。

個人的には、SEALDsの若い子たちが自分の言葉で語っているのを見るのは、おもしろかったし、その行動力をうらやましく見ていたんだが。

ケチをつけたがる人らは、彼らがうまく運営をして人を集めれば、「陰に活動家がいる」と陰謀論をぶち上げる。テレビでうまく言葉を操れなければ、その拙さを「思い付きだけの運動」と嘲笑うし。あれは、なんだったんだろう。嫉妬? 恐怖? リアルの世界では、それほど露骨な人はいなかったから、世の主流ではないんだろうと思っていたが。



前に、学級崩壊を起こした娘らの話を書いた時に、うまく伝わっていなかったと思うことがある。いろんなタイプの学級崩壊はあるんだろが、おそらくほとんどは、弱い子というよりは、強い子が主導して起きるんじゃないかと思う。

そういう強い子を見ていて感じた共通点は、自分の主張があるというか、子どもなりの意見があることかなと。プラス、それを主張することにためらいがないところか。その主張が、正解なのか、その場にあった答えなのかってのは、判断がつかないのは、仕方ない。主張の仕方も拙いのは、仕方ない。小学生なんだもん。

子どもとの付き合いがうまいというか、多くの先生は、丁寧に話を聞いて、こういう子たちの不満や気持ちの揺れを受け止めているんだと思う。そうやってうまくフォローして動機づけしていくと、むしろ、学級の柱になってくれるような人材になる。チームティーチングをやったり、カウンセラーが定期的入るというのは、そういう子どもらの主張をいろんなチャンネルで受け止めてやって、うまく掬い取るのが、学校経営では大事ってことだとわかっているからだと思うが。

まぁ、高校生になった娘らの成長を振り返ると、あれだけ激しい学級崩壊を起こした子たちは、それなりに強い主張があり、それを通そうとするパワーがあった。小学生の時はトラブルを引き起こす素だった、常識を疑い大人であろうが物おじしないで主張することや、やると決めたらやる行動力、多少のことではへこたれないメンタル……ってのが、高校生になるとプラスに働いていることは心に留めておいてほしいな。問題にしてしまうのは、その力をうまくコントロールできなかった、周囲の大人にあるんじゃないのと。

また、その過剰なパワーはどうやって育まれたのか。ってのを考えるに、小さいころから、自分で考えて、話し合って、意見をぶつけて、また考えるみたいなことを、やってきたのが大きかったかなぁと。

娘が保育園の時は、「今日はなにをやりますから、座って先生の話を聞いて」みたいに先生主導な時間が少なくて、子どもらと先生が車座になって「今日はなにする? なにやりたい?」みたいな話し合いが基本だったようだ。そのせいで、机に座って話を聞くのが、最初はしっくりこないという問題があったようだけどw やがて、小学校の先生たちから「保育園を卒業した新入生たちは座って話を聞けない」というクレームがついて、息子の時には、保育園でも、上履きを履いて、机に座る練習を、入学の3か月ぐらいからはじめるようになったのだった。うへぇ。

グローバル人材」とやらを、文科省は育てたいみたいだけれど、娘のころの子たちと、息子のころの子たちと、どっちがイメージに近いというと、圧倒的に娘たちの方なんだよなぁ。語学力はともかく、自分の主張を練り上げて、人にぶつける。って訓練を自然にできていたんだよね。あの学年が特殊だったにしても、学級崩壊を起こさせないために、「先生の言うことを聞く」や「学校のルールに従うよう躾ける」を進めるよりは、なんか、もっとうまい手がある気がするんだよね。


追記

学級崩壊を起こしたかもしれんが、こういうこともやっちゃうわけで。

同時多発で右往左往 - 北沢かえるの働けば自由になる日記

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