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第十八話 四本腕
筋電義手と呼ばれるものがある。
これは、筋肉が収縮する際に発生する生体電流によって制御される義手のことだ。
使用者の意志に応じてある程度自由に動くのが特徴で、近年では卵を掴むことができるなど滑らかな動きを可能とするものも増えてきている。
この世界においても、似たようなものは存在していた。
むしろ、ガニヴァール電流を主体とした技術が進展している分、性能面では地球製を凌駕する物すらある。
この技術を応用してフェイルが開発したのが――「足用」の義手であった。
「……すげえ」
「人間業じゃねえな」
「この発想はなかったと言いますか、よ、よく出来ますね……!」
顔を引きつらせる技術部一同。
その視線の先では、フェイルが超人的な速度で術式回路を入力していた。
両手と両足。
四肢を器用に使って、二台の入力装置を同時に使用している。
特に、その足の動きはおよそ人間とは思いがたいほどであった。
ブーツの先端から手が生えたような、独特の形状をした足用義手。
いかなる訓練を積んだのか、その指先は両手と遜色ないほどのスピードで踊っていた。
「時間を節約するためにいろいろやってたら、この形に行きついてね。便利だよ、手が四本あるのと同じだから」
「ははは……そう言われても、私たちには真似できそうにないのですよ。頭が混乱しちゃうのです」
「そうかな? 慣れればかなり楽だよ」
サラッと言ってのけるフェイル。
だがその難易度は、常人にはおよそ実行できるようなものではなかった。
手が倍になるということは、それを動かすための脳の作業量も倍になるということである。
マルチタスクをほぼ完璧にこなせるレベルでなければ、お話にならない。
幼少期から常に大人の思考をすることによって、自然と脳を鍛え上げていたフェイルでなければ、こなすのがやっとでとても効率よくなど不可能であろう。
余人をして、天才と言われるリネルでもだ。
「リネル、ここ手伝って!」
「はいです!」
「こっちの回路、誰か描いてくれる?」
「任せろ!」
自然とフェイルのことを手伝い始める技術者たち。
いつの間にか、彼を中心とした一つのチームが出来上がっていった。
作業の効率はさらに上がり、次々と新しい術式がくみ上げられていく。
そのデータはすぐさまサイファの生体脳へと送り込まれ、既存のものと置き換えられていった。
ベッドに横たわり、瞳を閉じた彼女の頭の中で、今まさに革命的なものが生まれようとしている。
「お、やってるわね」
研究室の扉を開けて、エメリナが中へと入ってきた。
彼女はせわしく動く技術部員たちの姿を見ると、感心したように表情を緩める。
やがてその視界の中心にフェイルを捉えると、足音を立てないように注意しつつ歩み寄った。
「うわ、すっごい格好……」
「何しに来たんだ?」
「あんたがサイファに芝居をさせるって聞いてね。本気なの?」
エメリナの問いかけには、どことなく刺があった。
しかしフェイルは、それをサラリと流して答える。
「本気じゃなきゃ、今頃こんなことしてないさ」
「……それもそうね。でも、人形劇ってただ単に形をまねればいいってものじゃないのよ? 分かってるの?」
「もちろん、当然だよ!」
「本当? 言っておくけど、人形の動きには役者の心が現れるの。同じ舞台だって、演じる人間が百人居れば百通りなのよ。ただの機械仕掛けで、それを再現できると……本当に本気で思ってるわけ?」
いつになく感情の籠った物言いをするエメリナ。
フェイルの視線が、ほんのわずかにだが手元を離れる。
振り返ってみれば、そこには怯えたような顔をした一人の少女が居た。
普段の勝気な印象は、まったく鳴りを潜めている。
「……なんで、そんな顔をするのさ?」
「あなた、怖くないの?」
「何がさ?」
「もし人形だけで舞台を演じられたら――私たちって、どうなるのよ。存在意義がなくなっちゃうって、思わない?」
「そんなことないさ! 考えが飛躍しすぎだよ!」
エメリナの心配を、フェイルは一笑に付した。
何も、サイファ単体で劇を演じるわけではない。
あくまで人形操者として未熟なクロリスを補助するというだけの話だ。
そこから人形操者の存在意義にまで話が飛ぶというのは、フェイルにはいささかおかしな考えにさえ思えた。
「でも……」
「心配のしすぎだよ。そりゃ、サイファが単体で舞台を演じられるようになったら、そういう問題も発生するかもしれないけど……今はまだ『残念だけど』そんな段階にはないって!」
「……そうかしら? その時にはもう手遅れに――」
「本番前でちょっと気が立ってるだけだよ。落ち着けばそんな心配、すぐに吹っ飛んじゃうさ。僕も忙しいんだ、これぐらいにしよう」
フェイルはすっぱりと、エメリナの考えを切って捨てる。
彼女はムッとした表情をすると、ふんッと鼻を鳴らした。
先ほどまでの塩らしい様子はどこへやら。
いつもの勝気を取り戻した彼女は、フェイルをビッと指さして言う。
「はん、分かったわッ! せいぜい、いい術式回路を組みなさい! シエルブルーに恥をかかせるようなことをしたら、あんたを叩きだしてやるんだからッ!」
「もちろんだよ! 最高の物を作るのが技術者の誇りさ!」
「そう。でもま、格の違いってものを思い知らせてあげるわ! 長年の経験と努力、何より操者の思いこそが物を言うのよ!」
吐き捨てるようにそういうと、入って来た時とは打って変わって、エメリナは荒々しい足取りで部屋を出て行った。
やがて彼女が扉を閉じたところで、フェイルはリネルに尋ねる。
「……なあ、エメリナって自動人形に対して何かトラウマでもあるのか?」
「え? そうですねえ……少なくとも私は、聞いたことがないのですよ」
「ならいいんだけど。何か、さっきは妙に鬼気迫る感じだったよなあ……」
怯える様なエメリナの顔を思い出し、つぶやくフェイル。
だが彼はすぐに顔を横に振ると、気を取り直す。
「いけね、考えてる場合じゃなかった。あともう一時間ぐらいだ、頑張ろう!」
「はいッ!!」
フェイルの呼びかけに応じ、大きく声を上げるリネルたち。
こうしてサイファの術式回路は、順調に完成へと向かっていったのであった――。
「お姉ちゃん、こちらです! この先へ行けば、皆の眼から逃れられます! 私だけが知っている、秘密の抜け道です!」
「なかなか良い感じだぞ。やるではないか!」
舞台上で、演技指導を受けるクロリス。
彼女の声と指の動きに従って、練習用の役者人形が自在に動く。
その動きは滑らかで、シエルブルーの操者と比べればさすがに劣るものの、素人とは思えないほどであった。
指先まで行き届いた動きをする役者人形に、指導役の操者も満足げにうなずく。
「おーい!」
「出来たのですよー!!」
「フェイル! リネルさん! 間に合ったのね!」
ゴンドラに乗って、上から人形を操作していたクロリス。
彼女に向かって、フェイルとリネルが揃って声を張り上げた。
クロリスが二人の方を見やれば、そこには舞台用のドレスを纏ったサイファの姿もある。
まだ起動していないらしく、その瞳は閉じられていたが――息をのむような美しさだ。
メイド服の時でも神秘性すら感じるほどの美貌であるが、ドレスを纏うことによってそれが一層際立っている。
「降りるわ、ちょっと待ってて」
ペダルを操作して、ゴンドラを動かすクロリス。
舞台上に設置されているこのゴンドラは、両手が塞がる人形操者のために足だけでも操作ができる仕様となっていた。
ゆっくりゆっくりとカゴが降りて、やがて中からクロリスが飛び出してくる。
それに続いて、周囲のゴンドラも地上へと降りた。
みな、サイファの仕上がりが気になっているようだ。
瞬く間にフェイルたちを取り巻くように人の輪ができる。
総勢五名、いずれも精鋭の人形操者たちだ。
指先に極度の柔軟性を求められることから、人形操者には女性が多い。
シエルブルーの操者たちも、その例にもれず全員が女性であった。
しかも――
「全員バインバイン……! 理想郷か、ここは!」
「……こんな時に何を言っているのですよ。さ、速くサイファさんを起動するのです!」
「あ、ああ!」
肩を揺さぶられ、理想郷から帰還したフェイル。
彼は大慌てでサイファのスイッチを入れた。
目蓋が開き、状態がゆっくりと起こされる。
やがてゆっくりと首を振り、周囲を見渡した彼女はフェイルの眼を見てコクリと頭を下げた。
「おはようございます、御主人さま」
「気分はどう? 不調はない?」
「問題ありません。生体脳、運動機能共に好調です」
「ふう、良かった……。じゃあ早速、僕に合わせて踊ってくれる?」
「かしこまりました。お相手いたします」
立ち上がると、膝を屈して手を差し出すサイファ。
フェイルはその手を握ると、彼女を連れて舞台中央へと躍り出た。
足が軽やかなステップを踏み始める。
学術院在学中に覚えさせられた、社交ダンスだ。
その優雅な動きに合わせて、サイファもまたステップを踏む。
絡み合う手と手。
足取りも軽く揺れる腰。
一連の動きは流麗で、一切のぎこちなさはなかった。
今回、サイファに組み込まれたのは「相手が必要としているであろう動きを予測して行う」という内容の術式回路である。
もともと戦闘用の術式回路として似たようなものが組み込まれてはいたのだが、それはあくまで相手を攻撃するためのもの。
その精度は低く、また行う動きのパターンもかなり限定的であった。
そこを今回は、人形劇を行うために大幅にバージョンアップした。
思考判断力なども強化し、人工知能としての性能もかなり底上げされている。
あまりの完成度。
術式回路はその機能を十全に発揮し、サイファはフェイルのパートナーとして見事に踊っていた。
突貫工事とは思えないフェイルの仕事ぶりに、皆の眼の色が変わる。
いつしか自然と、拍手が送られる。
「良いですよ! 素晴らしいのです!」
「これなら問題ない、ばっちりだ!」
「恥をかかずに済みそうですわ。良くってよ!」
「……なかなか、いい仕上がりじゃない」
次々と送られる拍手と賛辞。
先ほど文句を言っていたエメリナまでもが、渋々ながらも彼らを認めたようだった。
そのことに喜ぶフェイルの足取りはどんどん軽くなり、最高潮に達する。
やがて二人そろって最後の決めを終えたところで、館内放送が流れた。
『まもなく、開演二十分前です。お客様が入場されますので、各員、持ち場についてください』
「おっと、もうこんな時間か!」
「私たちも大道具の準備をしないと! フェイルさん、戻るのですよ!」
「わかった。じゃあクロリス、サイファ! 頑張ってくれ!」
手を振るフェイルとリネル。
それに応じて、クロリスは黙ってしっかりと頷いた。
いよいよ、彼女たちの舞台が始まる――!
あけましておめでとうございます!!
予想以上に時間がかかり、まさかの年越し執筆をした作者です!
どん兵衛を食べながら作業はするものではないですね……。
最近評価がやや不調ですが……お年玉代わりにぽちっとしていただけると、作者が喜びます。
お正月も休まず戦えます!
ということで、ぜひぜひ今年もよろしくお願いいたします!
※追伸
タイトルやあらすじなどを少しずつ訂正中です。
もし「こんなタイトル良いんじゃね?」というようなアイデアがありましたら、頂けるとありがたいです。
+注意+
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