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北海道新幹線 青函トンネルで訓練運転1月1日 20時51分
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北海道新幹線がことし3月に開業するのを前に、JR北海道とJR貨物は、青函トンネルを通るすべての在来線を運休させて、新幹線と貨物列車を走行させる訓練運転を行っています。
ことし3月26日に開業する北海道新幹線は、青函トンネルを中心に、国内で唯一、新幹線と貨物列車がすれ違う線路の共用区間があり、難しい運行管理が必要となります。
1日に行われた訓練運転では、運行管理システムを新幹線用に切り替えるため、函館と新青森を結ぶ特急列車20本のほか、江差線の普通列車合わせて30本が運休、もしくは一部運休となりました。
そして、午前7時前、日中の時間帯として初めて、新幹線が北海道側からトンネルに入っていきました。
1日は夜遅くまでに新幹線16本、貨物列車24本が運行され、運行管理システムの切り替えテストのほか、新幹線と貨物列車の双方が支障なく運行できるかの確認も行われます。
青函トンネルでは去年4月、特急列車から煙が出て乗客が避難するトラブルが起きており、JRでは来月、新幹線車両を使った避難訓練も行うことにしています。
1日に行われた訓練運転では、運行管理システムを新幹線用に切り替えるため、函館と新青森を結ぶ特急列車20本のほか、江差線の普通列車合わせて30本が運休、もしくは一部運休となりました。
そして、午前7時前、日中の時間帯として初めて、新幹線が北海道側からトンネルに入っていきました。
1日は夜遅くまでに新幹線16本、貨物列車24本が運行され、運行管理システムの切り替えテストのほか、新幹線と貨物列車の双方が支障なく運行できるかの確認も行われます。
青函トンネルでは去年4月、特急列車から煙が出て乗客が避難するトラブルが起きており、JRでは来月、新幹線車両を使った避難訓練も行うことにしています。
列車運休でフェリー増便
一方、青函トンネルを通るJRの在来線がすべて運休となったことから、鉄道に代わる交通手段として、青森と函館を結ぶフェリーは例年よりも便数を増やす対応が取られました。
このうち「青函フェリー」は、例年は元日の運航は行っていませんが、ことしはJR北海道からの要請もあって、合わせて5便を運航させました。
会社によりますと、いずれの便にもおよそ40人ほどの乗客があり、JRから案内を受けて利用した人もいたということです。
実家のある岩手県に向かうために利用した67歳の男性は、「ふだんは鉄道を使いますが、運休ではしかたがないです。フェリーのおかげで、函館にもう1泊せずに済みました」と話していました。
青函フェリーでは2日も、例年より3便多い、1日6便を運航する予定です。
このうち「青函フェリー」は、例年は元日の運航は行っていませんが、ことしはJR北海道からの要請もあって、合わせて5便を運航させました。
会社によりますと、いずれの便にもおよそ40人ほどの乗客があり、JRから案内を受けて利用した人もいたということです。
実家のある岩手県に向かうために利用した67歳の男性は、「ふだんは鉄道を使いますが、運休ではしかたがないです。フェリーのおかげで、函館にもう1泊せずに済みました」と話していました。
青函フェリーでは2日も、例年より3便多い、1日6便を運航する予定です。