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夏の参院選にらみ 与野党 激しい攻防へ1月1日 18時25分
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ことし夏の参議院選挙に向けて、安倍政権は、平成28年度予算案の早期成立や、主要国首脳会議・伊勢志摩サミットの成功などで実績を積み重ね、自民・公明両党で過半数を維持し、政権基盤を固めたい考えです。これに対し、民主党など野党側は、候補者の一本化を図るなどして対抗したい考えで、年明け早々から参議院選挙をにらんだ与野党の激しい攻防が始まる見通しです。
ことしは、夏に参議院選挙を控え、通常国会は、1月に開かれるようになった平成4年以降では最も早い、週明けの今月4日に召集されます。
安倍総理大臣は、新年度、平成28年度の予算案について、「一日も早く成立させ、景気回復の実感、そして一億総活躍社会に向けた、新たな希望を全国に届けたい」と述べていて、自民・公明両党は年度内に確実に成立させる方針です。
安倍政権は、5月に、8年ぶりの日本開催となる主要国首脳会議・伊勢志摩サミットが開かれることから、外交面でも成果を挙げて、参議院選挙に臨み、自民・公明両党で、非改選の議席も合わせて過半数を維持し、政権基盤を固めたい考えです。
これに対し、民主党など野党側は、通常国会の論戦で、消費税の軽減税率や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の問題点のほか、閣僚の政治資金を巡る問題などで攻勢を強める方針です。
さらに、安全保障関連法に反対する市民グループなどとも連携して、参議院選挙では、定員が1人の「1人区」を中心に候補者の一本化に向けた調整も進め、与党側に対抗したい考えです。
また、次の衆議院選挙の時期を巡って、与野党の中には、来年4月に消費税率の10%への引き上げを控えていることから、夏の参議院選挙との同日選挙も含め、増税前のことし中に衆議院の解散総選挙が行われるのではないかという見方も出ています。
自民党の「1強多弱」とも言われる政治状況が続くなか、夏の参議院選挙をにらんで、国会では年明け早々から与野党の激しい攻防が始まる見通しです。
安倍総理大臣は、新年度、平成28年度の予算案について、「一日も早く成立させ、景気回復の実感、そして一億総活躍社会に向けた、新たな希望を全国に届けたい」と述べていて、自民・公明両党は年度内に確実に成立させる方針です。
安倍政権は、5月に、8年ぶりの日本開催となる主要国首脳会議・伊勢志摩サミットが開かれることから、外交面でも成果を挙げて、参議院選挙に臨み、自民・公明両党で、非改選の議席も合わせて過半数を維持し、政権基盤を固めたい考えです。
これに対し、民主党など野党側は、通常国会の論戦で、消費税の軽減税率や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の問題点のほか、閣僚の政治資金を巡る問題などで攻勢を強める方針です。
さらに、安全保障関連法に反対する市民グループなどとも連携して、参議院選挙では、定員が1人の「1人区」を中心に候補者の一本化に向けた調整も進め、与党側に対抗したい考えです。
また、次の衆議院選挙の時期を巡って、与野党の中には、来年4月に消費税率の10%への引き上げを控えていることから、夏の参議院選挙との同日選挙も含め、増税前のことし中に衆議院の解散総選挙が行われるのではないかという見方も出ています。
自民党の「1強多弱」とも言われる政治状況が続くなか、夏の参議院選挙をにらんで、国会では年明け早々から与野党の激しい攻防が始まる見通しです。