大ヒット映画の予告編には法則があるって知ってた?
言われてみればどれも覚えがあるぞ…。
最近の巨額な興行収入をはじき出している大ヒット映画たちは、どれも似たような筋立てになっていて、特に予告編なんかは映像、サウンド、印象のどれをとっても昔ヒットした映画の焼き回しにさえ思えてきます。とはいえ、これは別に不思議なことではありません。映画スタジオはものすごい予算を使って製作した映画をヒットさせるため、自身のマーケティングには細心の注意を払うものです。そのため、最終的にすでにヒット経験のある先輩作品を踏襲する形になるのも自然なこと。1度この手法に騙されてしまえば、もちろん2度目もたやすい。3度目も4度目だって同じことです…。
映画情報を配信するScreen Rantが予告編で同じ形式を使っている大ヒット映画をまとめました。その型はいたってシンプル。どのへんが同じなのか、そのポイントは以下をご参照ください。
・ フォグホーン(船が霧の中を航行するときに鳴らす笛)の音
・ 低音で「ジャーン」とか「ドンッ」と鳴る
・ 不気味な声が入る
・ フォグホーン直後or直前の破壊シーンの連続
・ 最後に入れてくるちょっとしたギャグ
Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文]
(SHIORI)
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