すくすく子育て
Eテレ 毎週土曜午後9時00分~9時29分 再放送 翌週金曜午後1時05分~1時34分
どんなアイデア?
普段遊んでいるときの、子どもの様子を観察して、子どものために作った「アイデアジム」。手作りならではのアイデアが満載!
「手作りアイデアジム」のポイント
ポイント(1)
おもちゃの吊り下げには、キーリングを使用。
子どもがおもちゃに飽きたら、そのときに好きなおもちゃに取り替えできます。
ポイント(2)
おもちゃの吊り下げには、ゴムを使用。
子どもがおもちゃをひっぱっても、おもちゃが取れにくくなります。
ポイント(3)
両サイドにはカラーフィルムの窓を設置。
ポイント(4)
ジムの内側には、触ると音の鳴る素材を貼付。
ポイント(5)
ジムの背面にもおもちゃを設置。
このおもちゃに夢中になっている間に、オムツ替えができます。
ポイント(6)
ジムの天井部分に三角形ができるようにダンボールのふたを折り込む。
これでジムの強度が上がります。パパのアイデアです。
審査員からのコメント
子どもは発達段階によって、できることが変わってきます。子どもをよく観察し、その子に合わせて作られていて感心しました。(榊原洋一さん)
どんなアイデア?
子どもが疲れて「歩きたくない」とだだをこね、なかなか歩いてくれないときにオススメのアイテム。簡単手作り亀さんです。亀さんを散歩するように楽しく歩いてくれるようになります。
亀さんの作り方
<材料>
・新聞紙3枚
・おりがみ
・テープ
・クレヨン
・油性ペン
・ひも
<作り方>
(1)胴体のベースを作る。
まず、1枚の新聞紙を適当に丸めます。これが亀さんの頭のベースになります。
つぎに、もう1枚の新聞紙で、この頭を包み、亀さんの手足の形を整える。
整えた形を固定するために、テープでとめます。これで胴体のベースが完成です。
(2)甲羅を作る。
残った1枚の新聞紙を丸め、おりがみを貼りつけ、油性ペンで甲羅の図柄を描きます。
(3)胴体のベースと甲羅をテープで合体させる。
これで亀さんの完成です!
審査員からのコメント
子どもにとって、何もしないで、お母さんのあとについて歩くのはおもしろくないことです。しかし、遊ぶときは、疲れ果てるまで遊びます。この亀さんを与えることで、歩くことが遊びに変わっているんですね。子どもの心理をくすぐるいいアイデアです。(榊原洋一さん)
どんなアイデア?
手作りのミニカー用マップ。お出かけするときにも、持ち運びできます。
材料は100円均一のお店で揃うのでママの財布にも優しいアイデア!
「ミニカー用携帯マップ」の作り方
<材料>
・B5のクリアケース
・透明のテープ
<作り方>
(1)パソコンソフトで街を作り、印刷する。
印刷した紙の表面を保護するために、紙に透明のテープを貼ります。
(2)印刷した街をクリアケースに両面テープで貼る。
これで「ミニカー用携帯マップ」の完成!
さらに、クリアケースの分断された部分に、牛乳パックで作った橋を架けるとより楽しめます!
この作り方を応用すると、ドールハウスも作れます。
審査員からのコメント
子どもはお出かけするときに、自分の宝物を持ち歩きたいのです。外出先で失くしてしまいがちな小物はケースにしまっておけるので、とても便利ですね。工夫されていて上手に作られていると思います。(大日向雅美さん)
どんなアイデア?
畳の下の板に絵を描くアイデア。普段は見えない畳の下。そこに絵を描くと、畳を交換する度に当時の思い出を楽しめます。
絵を描いている最中の写真なども、畳の下に入れておくと、タイムカプセルとしても使えます。
審査員からのコメント
タイムカプセル代わりにもなって、とてもステキだと思います。(豊田エリーさん)
どんなアイデア?
新聞をゆっくり読みたいけれど、子どもが新聞を口に入れるなどしてなかなか読めない…。このアイデアを使えば、子どもへの語りかけをしながら、新聞を読むことができます。一石二鳥のアイデアです。
アイデアの使い方
新聞を読むときに、子どもを膝に座らせます。
あとは、絵本を読み聞かせるようにして、新聞を声に出して読むだけ!…でも、子どもが飽きてしまうため、3分くらいが限度です。記事を小分けにして繰り返すことがコツです。
審査員からのコメント
子どもが小さいうちは、読み聞かせる内容を理解できません。でも、お母さんが何かを語りかけてくれているということはわかります。そのことばを聞こうとするため、少しの間、おとなしくなるんだと思います。いいアイデアですね。(榊原洋一さん)
どんなアイデア?
子どもがグズってしまい、なかなか機嫌が直らないときにオススメ!
お風呂あがりから寝かしつけまで、家事と子どもの相手を同時にこなすアイデアです。
アイデアの使い方
フェイスパックを付け、いつものママとは別人格になりきり「オカアサン ノ オテツダイ ヲ シニキマシタ。」とロボットの真似をしながら、子どもに語りかける。すると、子どもの機嫌は直り、家事もスムーズに進められます。さらに、ママのお顔のケアまで同時にできちゃう優れもののアイデア。
ちなみに、毎回、フェイスパックはできないので、白い紙で作ったお面でも代用できます。
イライラしているときでも、ロボットになりきると、別人に変身したような感覚なので、ママも楽しい気分になれます。
審査員からのコメント
ロボットみたいなしゃべり方って子どもが好きなんですよね。なりきってしゃべるというのは、やっているうちに、自分も楽しくなってくるんです。(原口あきまささん)
どんなアイデア?
子どものトイレトレーニングを助けてくれるアイデアです。トイレに行くのが楽しくなります。
アイデアの使い方
まず、トイレの壁に手作りの地図を貼ります。そして、1人でトイレができたら、ごほうびとして、シールをあげます。そのシールを地図に貼って、どんどん地図を完成させていきます。
おしっことおならの場合は1枚、うんちの場合は2枚というように、もらえるシールの数に違いをつけるとより楽しめます。
トイレができると、地図上のシールが目に見えて増えていき、達成感があります。
また、地図にシールを貼るところがなくなったら、道路や線路をつなげてどんどん地図を大きくしていきます。これも、トイレが楽しくなるポイントのひとつです。
地図には、海や動物園などのように、最近一緒に遊びに行った場所や、思い入れのある場所などを書くと、子どもの興味がよりひきつけられます。
審査員からのコメント
地図で一緒にいった場所などを盛り込んでいくと、子どもは自分の世界を確認できますよね。すばらしいアイデアです。(大日向雅美さん)
どんなアイデア?
歯科医のパパが考えたハミガキソング♪
この歌を歌えば誰でも楽しく自然に歯みがきしたくなります。
審査員からのコメント
子どもにはみんながやりだすと自分も一緒にやりたくなるという群集心理があります。その心理をくすぐったいいアイデアだと思います。(榊原洋一さん)
どんなアイデア?
子育てや家事でイライラしてしまったとき、イライラを解消できる魔法のことばです。
魔法のことばの使い方
ママが、「今、自分はイライラしているな」と感じたときに、「さぁみなさんご一緒に!」と子どもに声をかけます。そのかけ声に応じて、「いつもお母さんがんばっとるわ」と子どもたちに言ってもらいます。
子どもたちにほめてもらうと、イライラした気持ちをすっきりと切り替えられます。
審査員からのコメント
人は、ほめてもらうとうれしいのです。どんなときでも、ほめてくれる人は心が休まる存在になるという研究結果もあります。お子さんにほめ言葉を言ってもらうというのはいいアイデアですね。(榊原洋一さん)
どんなアイデア?
子どもは一度騒ぎ出すとなかなか静かにしてくれないですよね。話を聞いて欲しいときに、子どもたちの注意を自分に向けさせるアイデアです。
アイデアの使い方
聞いてほしい話の一部を、あえて”口パク(透明ことば)”にします。
そうすると、子どもたちは、口パクにした部分が何なのかを当てようとして、口元を集中してみてくれるようになります。
どんなアイデア?
子どもが寝た後に、仕事から帰ってくるパパ。冷蔵庫のドアを閉める音などで子どもが起きてしまうことも・・・。毎日忙しく働いてくれているパパに直接言えない不満を、うまく伝えるアイデアです。
アイデアの使い方
パパに伝えたいことを「標語」にして、紙に書きます。そして、開け閉めの音が大きい冷蔵庫や、片付けてくれない洗面台などの「パパに注意して欲しいところ」に、「標語」と「子どもの写真」を一緒に貼ります。
審査員からのコメント
話し言葉には感情が入ってしまうため、ときにはケンカになることもあります。でも文章にすると、話し言葉ほど感情が表に強く出てきませんよね。さらにお子さんの写真と一緒に伝えることで心がなごむのだと思います。(榊原洋一さん)
どんなアイデア?
56歳にして孫が5人もいるおじいちゃん(丹羽泰彦さん)考案のアイデア。
注意しても言うことを聞いてくれないときに、この魔法の一文字を言うだけで、子どもは話に集中してくれるようになります。
魔法の一文字の使い方
その一文字とは「あ」。
注意しても言う事を聞いてくれないときに、子どもを見ながら「あ!」と言って子どもの注意をひきます。子どもが顔を向けたら首を左右に振ることで「ダメだよ」という意思表示をします。
そうすると、子どもはママ・パパの顔色を伺い、言うことを聞いてくれます。
審査員からのコメント
「あ!」と言われたら、大人でもドキッとするので有効なアイデアだと思います。(原口あきまささん)
どんなアイデア?
子どもが小さいうちは、洗面台の蛇口に手が届かず、抱っこして手を洗わせることありますよね。子どもを抱っこしなくても、手が洗えるようになる廃品を利用したアイデアです。
「手洗いヘルパー」の作り方
<材料>
・使い終わった歯みがき粉のチューブ
<作り方>
使い終わった歯みがき粉のチューブの上下を、ハサミで切り落とします。
さらにチューブの片面を下の写真のようにコの字型に切り抜きます。チューブの中を良く洗ったら完成!
あとは、これを蛇口に取り付けるだけ!
外出先にも持っていくと便利です。
※注意
蛇口の形によっては、取り付けたチューブの後ろ側に水が流れ出ることもあります。
蛇口の形に合わせて、切り抜き方を調節してください。
どんなアイデア?
子どもでもかんたんに洗濯物がたためるようになるアイデアです。ママのお手伝いが楽しくなります。
アイデアの使い方
まず、服の形に沿った絵を描き、たたむときのポイントになる、合わせ目に動物の絵を描いておきます。
その上に、服を置き、同じ動物の絵を目標にたたみます。
どんなアイデア?
子どもがドアで腕や指をはさまないようにするためのかんたんアイデアです。
アイデアの使い方
布団ばさみを、ドアにはさむだけ!
どんなアイデア?
雨の日でも、靴を脱がせることなく車のシートを汚さずに済むばぁば手作りのシューズカバー。
シューズカバーに掛けひもを取り付けることで、片方を失くすこともなく、保管しやすくしています。
さらに、シューズカバーの底の面に磁石をつけることで、保管しやすさ倍増です。