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【妊婦の苦悩】妊娠知らせるマタニティーマークはつけたくない 世間の冷たい対応…「幸せ自慢するの?」

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【妊婦の苦悩】
妊娠知らせるマタニティーマークはつけたくない 世間の冷たい対応…「幸せ自慢するの?」

マタニティーマークが施されたストラップ。1番大きかった平成23年(左)に比べ、最新版の大きさは約半分だ(ベネッセコーポレーション提供)

「付けない」3割

 マークを付けていることで「席を譲ってもらった」「『気を付けてね』と声をかけてもらった」などとプラスの効果がある一方、最近では「マークを付けたくない」という妊婦の声が多くなっている。東京都中野区の主婦(29)は、「マタニティーマークを付けていると、かえって肩身が狭い気分になった」と話す。女性は長男(2)を妊娠中、知人がインターネットに「マークは幸せ自慢だ」と書き込んでいるのを見て以来、「押しつけがましいのかも」と悩み、バッグからマークを外した。

 子育て情報を発信するサイトを運営するミキハウス子育て総研(大阪市北区)が昨年12月にインターネット上で行った調査(有効回答数482)でも、妊娠中にマタニティーマークを付けなかったと答えた人は、3割を超えた。

 その理由として、「付けていると、わざと押されるなどひどい目に遭うと聞いた」「押しつけがましいと感じるから」などの声や、「不妊治療をしている人など、マークを見て辛い思いをする人もいる」との反応があった。

 このほかにも、マークを付けているときに年配の男性から「妊婦は偉いのか」と言われた人や、マークを付けて行った遊園地で「妊婦は来るな」と言われた人も。妊娠中、周囲から冷たい反応を受けた人は少なくなかった。

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