2016年01月01日 (金)新年は1月12日から!
新年明けましておめでとうございます。制作統括の茂山です。
第66回NHK紅白歌合戦いかがでしたか?歌手の皆さんにとっても1年の締めくくりの夢の舞台、我々制作者側にとっても1年の集大成の番組ですので、とにかく視聴者の皆様に喜んでいただけることを第一にスタッフ一同、全身全霊をこめ制作しました。
新しい年、1回目の放送は1月12日、「新春歌まつり2016」と題し、北島三郎さん、五木ひろしさん、八代亜紀さん、石川さゆりさん、水森かおりさん、市川由紀乃さん、山内惠介さん、三山ひろしさんといった豪華歌手の皆さんに加え、世界的マジシャン・セロ(CYRIL)さんをゲストに迎え、華やかに新年1回目の歌謡コンサートをお届けします。ぜひご覧下さい。
そして、皆様にお伝えしたいことがあります。
それは最近の「NHK歌謡コンサート」と「MUSIC JAPAN]の報道についてです。新年度に向けて色々と考えているのは事実ですが、いろいろと丁寧に進めている中、やれMJを吸収合併だ、演歌・歌謡曲軽視する方向だとか、勝手なことを言われてしまうと御出演いただいている歌手の方々に不安をあたえ、何より視聴者の皆様に、さも決定事項として誤解を与えたまま新年を迎えるというのは,腹立たしいことだと思いブログに書かせて頂いております。(いささか紅白後の興奮状態で乱筆お許しください)
我々はバカではありません!
NHKは「NHKのど自慢」「NHK歌謡コンサート」「SONGS」「MUSICJAPAN」「新・BS日本のうた」「Covers」「ザ少年倶楽部」「AKB SHOW!」まだまだありますが、テレビの定時の歌番組だけでも、これだけ制作しています。それぞれの番組に役割があり、狙ったターゲット層に向けて制作しています。それは公共放送の使命として、音楽の様々なジャンルをとりあげ、視聴者の皆様の趣向に合った番組作りが求められるからです。「MUSIC JAPAN」は最新のポップスを取り上げ、まだ未発掘のアーティストを視聴者に提示することを目的に制作しています。「MUSIC JAPAN」が初めてのTV出演で、その後ブレイクし紅白出場にまでなったアーティストは数多くいます。「MUSIC JAPAN」はとても大切な番組です。
「NHK歌謡コンサート」は毎週火曜日のコールデンタイムの歌番組です。多くの方々に、幅広い世代に見てもらわなければならない番組です。演歌だけを取り上げていた歌謡コンサートはこれまで「BS日本のうた」と上手く棲み分けが出来てなかったと思います。そこで、取り上げる歌はジャンルなど関係なく、世代を超えて共感を持ってもらえる名曲を、歌の上手い歌手に歌ってもらう、そのことを第一として制作してきました。ですので若い歌手に古い歌を、ベテランの方には最新ポップスを歌って頂いたりしたこともありました。ですが、歌謡コンサートを一番見て下さっているのは演歌・歌謡曲ファンの方々です。その方々のために定番の名曲や、演歌チャートを分析し、長く支持されているヒット曲を取り上げてきました。昨年から「歌謡コンサート」は変わったとよく言われますが、変わったのではなく、変えてきたのです。時代が変われば、求められる”歌”も変わります。つねに求められる歌を見つめながら、演歌・歌謡曲を主軸に、良い歌が聴ける番組を制作していきますので、まずはご安心ください。
きちんとご報告する時がくるまで、もう少しおまちください。
今年もNHKの歌番組をよろしくお願いします!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:04:25