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事故遺児のために 30年続けて「善意のお年玉」
1月1日 14時52分

事故遺児のために 30年続けて「善意のお年玉」
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元日、新潟県佐渡市の交番に、「交通事故の遺児のために」というメモとともに、およそ1万4000円分の硬貨が置かれていました。この交番には30年続けてこうした硬貨の寄付が寄せられていて、警察では、「善意のお年玉」として交通遺児のための基金に加えることにしています。
現金が置かれていたのは佐渡市の中原地区にある交番で、新年を迎えたばかりの1日午前0時半ごろ、入り口に多数の硬貨が入った袋が置かれているのを警察官が見つけました。
中を確認すると、「1年間集めたものです。わずかですが、交通事故の遺児のために使ってください」という手書きのメモが添えられていて、硬貨は合わせて1万3909円でした。
この交番には昭和62年から毎年、元日の前後に硬貨が置かれていて、ことしで30年目になり、これまでの総額は30万円を超えているということです。
警察では、寄せられた現金を「善意のお年玉」として、ことしも新潟県交通遺児基金に送り、親を失った子どもへの支援に役立ててもらうことにしています。
交番を管轄する佐渡西警察署の本間忠地域課長は「善意のこもった届け物で大変ありがたい。お金は交通遺児のために役立てたい」と話しています。

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