2013年12月 9日 (月)

「FC COMPATIBLE PLAYER ENJOY 御購入の際はスーパーファミコンコントローラーの同時購入がお勧めかと」  

ココロに染みるフレーズ ~その陸百弐拾

所有していたファミコンソフトが
望外の価格で売れてしまったという事もあり
ファミコンをやりたくて
仕方がなかった最近です

とはいうものの

ファミコンを物置部屋から引っ張り出し
RFケーブルという被覆をはがした裸の導線を
テレビに繋がないといけない訳で
とてもではありませんが
やる気がおこらずといった状況でした
PCでできるエミュレータといった
選択肢もありますが
風情に欠ける感があります
やはり
ブラウン管でやりたい。。。
と思う
今日この頃でありました

久しぶりのゲームをやりたいものの
少しやれれば良いので
あれやこれや引っ張り出してまでの
そこまでの労力と
とても見合うものとは思えず
物置部屋でホコリまみれになり
持病のハウスダストアレルギーと
また格闘しなければならないのかと思うにつけ
そこまで難儀して
やりたくはないというのが本心でした

そんな折り
電気街のある店先で見かけたこの商品
ファミコンソフトが動作し
簡単にAVケーブルで接続できるとあります
商品名は
「FC COMPATIBLE PLAYER ENJOY」
(以下 FCPE)とのこと
MADE IN CHINAです

Imgp0466


値段も値段ということもあり
衝動買いをしてしまいました

値段が値段なので
そうは期待していませんでしたが
帰宅後さっそくテレビに繋いでみると
想像よりもはるかに綺麗な画面に
思わず絶句
少ないにじみやちらつき感も含め
すばらしいのひとことです
ただ
このFCPEには
問題点があります
コントローラに難ありです
十字キーの反応が悪く
しかも
何度かに一度は
凹んだままキーが
戻ってこないといった状況です
へこんだままのキーに
こちらがキ~っ!となりそうです
しかも頻繁に起こる為
ゲームをしながらストレスが溜る一方です
なにより
十字キーの造りが悪く
エッジが必要以上に指先に干渉し
いくらもしないうちに指先が痛くなります
結論として
FCPEに付属のコントローラは
残念であるとしかいいようがありません

ただ

ものは考え様で
昔のゲームに触れてみたいだけと
いうならば
これはこれでよいでしょう
価格も安いですし懐古趣味に浸る目的は
充分に果たせています

しかしながら
ゲームという性質上
次第に熱中することはなきにしもあらず
もう少しで次の画面に進めた筈であるとか
自身の反射神経はこんなものじゃない筈
などという
余計な感情が芽生えてくることもあるのです

この「意地」という感情は
なにかにつけ頭をもたげてくる訳で
人にとって意地という存在は

時に発奮材料となり
時に厄介な存在となり
時として良い結果をもたらす場合もあり
時として不毛な戦いに参加せざるをえない
呼び水となることもあります

今回その「意地」がもたらせたのは
まともなゲームコントローラーを
なんとかしてFCPEに
つけてやろうといった発想でした

とりあえず
なにか情報はないかとネットで
調べてみましたが
こういったファミコンソフトが
動作する紛い物(失礼)ゲーム機のことを
ファミコン互換機と呼ぶらしく
改造すれば
ファミコンやスーパーファミコンの
コントローラを繋げて動作させられるとのこと
とはいえ
僕には書いてある
意味の大半が理解できませんでした(笑)
相当な奥深いマニアの世界のようです

ファミコンやスーパーファミコンの
コントローラを改造すれば動作するという
情報は得られました
有益な情報に感謝の限りです

「意地」によってもたらされた
今回の問題行動(笑)の
顛末を簡単に記したいと思いますが
以下内容をもとに起きたすべての事象に
当方はいっさいの責任を負いません
各人の自己責任のもとに行ってくださいます
様お願いいたします
どうぞあしからず

先週末に
コントローラを探しに出歩きましたが
ファミコンやスーパーファミコンのものは
なぜ、あれほどまでに高いのでしょうか
一番安いスーパーファミコンのコントローラでさえ
1280円といった値札がついています
3000円を超えているものさえあります

仕方がありません
意地がかかっているのですから(笑)
HORI PADというスーパーファミコン用
コントローラを手に
レジでしぶしぶ1280円を支払い(笑)

帰宅後さっそくケーブルを開いてみました

Imgp0467

スーパーファミコンの導線も5本
FCPEの導線も5本でした
同じ5本同士です
ここで
「簡単につくんじゃないか?」と思いました
スーパーファミコンもファミコンも
任天堂が作ったものだし
きっと
似たようなコントローラ回路であろうし
それに
同じゲームソフトが動作するなら
思うに
FCPEは紛い物であれど
たとえ
外見は違えど
多分
回路自体は
任天堂に右にならえであり
おそらくは
そう違いはないものであろうと踏みました
(↑推測多し 笑)
根拠もないのに素人発想はとても大胆です(笑)

おおかたのところ
赤色の導線は電源供給(+)の筈です
とりあえず
双方の赤色導線を接続しました
電気の知識は僕にはほとんどないですし
使える機器はテスターぐらいです
読んでも解らないネットの情報には
頼れないのですから
現物あわせ作戦以外に選択肢はありません
あとは
残りの配線をすべての組み合わせ毎に
各ボタンが反応するか否かといった
少し気が滅入りそうなテスト作業の
始まりです

知識がないのなら
原始的にやればいいと考える僕です
それが駄目だったなら
また
イチからやればいいです
コントローラの代金1280円は
無駄になりますが
今後の授業料として考えることにしました

それ相応の時間を費やした後
正解が見つかりました
スーパーファミコンコントローラと
FCPEのコントローラ
の配線の対応は以下となっています

Imgp0469

画像の丸囲みは導線の色です
スーパーファミコン→FCPE
赤→赤、橙→茶、緑→青、黄→白、茶→黄
が其々対応しています

なおコントローラーの
X、A、前面のボタンは利きません

今回は
なにかとやることの多い
この師走の最中にもかかわらず
あからさまに多大な時間と労力を消費し
不毛な戦いであったかもしれません(笑)
ですが
結果から云えば
コントローラで
ゲームがスムーズにできるようになった訳で
物理的な目的達成以外にも
成功を収めた満足感により
気分高揚も享受できました

これはこれで
よしとしようではないか
と考えるようにしています

ということで
ファミコン互換機
FC COMPATIBLE PLAYER ENJOY
御購入の際は
スーパーファミコンコントローラーの
同時購入がお勧めかと(笑)

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2007年12月 1日 (土)

「俺の歴史にまた1ページ ~押忍番長 データカウンタ作成~」

ココロに染みるフレーズ ~その玖拾伍~

スロット機「押忍番長」実機を最近手に入れました
機械割も悪く 高設定でも平気でボロ負けさせてくれる台でしたから
お金を使って遊ぶには躊躇しがちでしたが
収支の荒い波を除けば
演出も多彩で そのゲーム性は
プレーヤーを飽きさせない 稀にみる名機だと思います
検定切れによりパチスロ店から撤去された現在は
ネットオークションを覗いても
手頃な価格でやりとりされています

コイン不要で遊べる仕様として
オークションに出品されていた物なので
手も汚れず 深夜も静かにプレイできる点は
非常にありがたいのですが
データカウンターがついていない為
そこは興ざめする部分であり 
とても不満でありました

ゾーン解除がメインのRT機で
回転数を把握できないままプレイするのは
紅しょうがの付かない焼ソバを食っているようなものです
(わかりづれぇよwww)

コーヒーを入れないクリープのようなものです
(逆だしw)

もひとつ言えば
お湯を入れないで粉ごとクリープを飲むようなものです
(うるさいよwww)

つまり面白さが半減するということですな
(早くそう言えっつうのww)

スロット機専用のデータカウンターも売っているのですが
高いです。。。
なんとか自作できないかと
関連する各掲示板 や個人サイト
を舐め回すように拝見させていただいたところ

100円ショップの万歩計でスロット用のデータカウンター
を作っておられる御方がおられました
今回はそこを参考にさせていただきました 

非常に勉強にもなりました
そのおかげで完成したようなモノなのですが
サイト主への連絡先が見当たらなく
リンクは掲載いたしません
この場を借りて感謝の意を述べさせて頂きたい所存であります

理屈としてはスロット機の「外部集中端子板」から
出力される回転数(プレイ回数)の信号を
万歩計デジタル液晶部に表示させるということです

985b_2

とりあえず一度失敗してからまともなものができれば良いかと
ダイソーに直行
100円じゃねーしwww

さっそく裏蓋を開ける

万歩計の原理って振り子の先にある磁石が
センサーの前を一回通り過ぎる度に電流が流れ
数字を一回カウントするってことなのねん(たぶん。。。笑)

F16f_2 
赤の矢印と緑の矢印の部分にそれぞれリード線をハンダ付けします

プラスマイナスがあるのでどちらに付けたものかわかるよう

リード線に印を打つと良いと思います

もし失敗したとき万歩計として使えるよう

振り子は(取り外してもいいのだろうけど)

動かないように消しゴムの切れ端を突っ込んでおきました(弱気)

ケースを閉じます。

リード線の通る場所を確保するため

ハンダゴテで裏蓋の一部を溶解しました

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さて、スロット機筐体内部を開け「外部集中端子板」を探し出します

緑囲みしたカードがそうであります

そのカードにピンが8本並ぶ CN4という端子部があるので

そこに先ほどのリード線を接続します

赤い点が八つあるのは CN4のピンの並びを示したものであります

万歩計基板に繋いだリード線を色ごとに間違えないように接続します

端子部への接続には 参考にさせて頂いたサイト主の御教授にもあるとおり

PCとCDドライブを繋ぐケーブルを流用しました

3763
どうやら回転数をカウントしています(笑)

これからよっしゃオレも作ろうと思われる御方は
一応勉強されることを強く勧めます
機械モノでもあるので
壊れても当方は責任はとれません

全て自己責任であります

その気構えがないと「俺の歴史」に1ページは刻めません(笑)

それよりなにより
一応詳細な情報はご自身で得た上で
チャレンジしたほうが楽しいと思います

再度作るときの自身の覚書として
このブログでは実際に行った工程のみを記述しました

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