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“よい字幕”って何だろう?

映像に文字を入れるだけの作業に品質の違いはある?

2015年1月14日

一般的に“字幕”そのものは映像作品の情報補助として位置づけられていますが、実際には、その補助がなければ内容の理解が難しいといった場合に利用されることがほとんどですよね。

誰もが、そこに“必要情報”が表示されているという認識を持たうえで頼りにして見ているわけですし、必要な人にとっての字幕は、映像作品に向き合う際の重要なインターフェースの役目を担っていると言い換えることもできるわけです。知識・感動などを得る度合いは、映像作品本来の出来と並んでインターフェースの出来によっても大きく変化すると考えるべきでしょう。せっかくの作品を生かすも殺すも字幕次第と言っても過言ではありません。地味ですがとても大切なものなんです。

海外の映像作品を観ているときに、正確な直訳ではなく意訳された翻訳字幕が付いているにもかかわらず、ほとんどの人が字幕どおりのセリフが話されていると思い込んで作品に没頭できるのはなぜでしょうか? それはインターフェースとしての字幕の役割を意識し、いかに作品内容を生かしきる字幕として作りあげるかの努力が払われているからなのです。翻訳字幕を制作する人たちはいったいどんなことを行っているのでしょうか?

まず当然ながら、原語のシナリオと音声からニュアンスを含めた正確な言葉の意味をもれなく把握します。次に作品の構成や内容、そして演出意図を偏ることなく理解し、文化的背景から込められたメッセージの暗喩部分までを、よく調査・分析して自分のものとしなければなりません。さらに日本語に置き換える際には、受け手がもっともわかりやすく理解できる言葉や文字数になるように日本語の表現を駆使しながら字幕を構築していきます。これらのどの要素が欠けても映像作品を生かしきる翻訳字幕は完成しないのです。

翻訳字幕の制作者ってすごいですよね。では、聞こえない人たちのために提供される、日本語音声の映像に対して日本語の字幕をつくるという場合においては、はたして翻訳字幕のように細やかな職人芸は必要でしょうか、不要でしょうか。 あなたはどちらだと思いますか?

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