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【格闘技】

曙出血、サップに判定負け

2016年1月1日 紙面から

曙(奥)にパンチを見舞うボブ・サップ=さいたまスーパーアリーナで(山崎力夫撮影)

写真

◇RIZIN FIGHTING WORLD GRAND−PRIX 2015 IZAの舞

 (31日・さいたまスーパーアリーナ)

 元大相撲横綱の曙太郎(46)とボブ・サップ(41)=米国=の12年ぶり再戦は、2回途中で曙の出血が激しくなったため、そこまでの判定に持ち込まれ、3−0でサップが勝った。曙の雪辱はならなかった。

 曙はプロ格闘家転向のデビュー戦となった2003年大みそか、国民的な注目を浴びる中、ナゴヤドームでサップと対戦。キックとパンチのみのルールでだったが、パンチをまともに浴びて1回にKOされた。2005年からはプロレスラーとしても活動して人気者になっているが、サップ戦の無念さが忘れられず、再戦を決意した。

 今回は組み合っての投げ技も認められるルールだったが、試合内容は消化不良のまま。曙はサップをコーナーに押し込んで戦いを進めたが、サップの巻き込むパンチの連打を浴び、左耳から出血した。再三のドクターチェックが入り、サップも後頭部へのパンチでイエローカードをもらうなど、試合は何度か寸断。最後は曙の出血がひどくなり、判定でサップに軍配が上がった。

 

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