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北海道新幹線3月開業 安全運行の真価問われる年に
1月1日 0時17分

北海道新幹線3月開業 安全運行の真価問われる年に
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ことし3月、地元の悲願と言われた北海道新幹線が開業します。開業効果を高めるための官民一体の取り組みや、青函トンネルでの安全運行に向けた体制づくりの真価が問われる年になります。
ことし3月26日に開業する北海道新幹線は、新函館北斗と東京の間を最速4時間2分で結びます。
開業に向けて北海道やJRは各地でPRを強化する方針で、観光やビジネスの利用客だけでなく、北海道までの所要時間が短くなる東北地方の学校を対象に修学旅行の誘致にも力を入れることにしています。また、新幹線の利用者に北海道の各地を訪れてもらうため、新たな都市間バスなど交通網の整備も急ぐ考えです。
一方、北海道新幹線は雪が多い寒冷地を走るうえ、青函トンネルを中心に国内の新幹線で唯一、貨物列車と線路を共用する区間があり、ほかの新幹線よりも厳しい運行管理が求められます。このためJRは、安全対策を強化しようと、青函トンネル内の避難所を4か所増やすことなどを決めたほか、来月にはトンネル内のトラブルを想定した訓練も実施する予定です。
悲願とされた新幹線の開業を迎えることし、開業効果を高めるための官民一体の取り組みや、安全運行に向けた体制づくりの真価が問われる年になります。

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