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NY株 2015年は7年ぶり下落1月1日 8時38分
2015年最後の取り引きが行われた先月31日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は180ドル近く値下がりして取り引きを終え、この1年間では2%余り値下がりし、2008年以来、7年ぶりに下落しました。
先月31日のニューヨーク株式市場は取り引きの材料が乏しいなか、一部の銘柄に売り注文が集まりダウ平均株価は前日より178ドル84セント安い1万7425ドル3セントで取り引きを終えました。
その結果、この1年間のダウ平均株価は2.2%値下がりし、2008年以来、7年ぶりに下落しました。
2015年のダウ平均株価は、雇用の改善などアメリカ経済の回復を背景に5月に1万8312ドルの過去最高値を更新しましたが、中国経済の減速が強く意識され、世界同時株安となった8月には1万5000ドル台まで下落するなど大きく変動しました。
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は先月、7年間にわたって続けてきたゼロ金利政策を解除しましたが、これまでのところ金融市場への影響は限定的となっています。
2016年の見通しについて、市場関係者は「アメリカ経済は個人消費など内需が堅調で景気の回復傾向が続き、株価は緩やかに上昇するとみている。ただ、ドル高はアメリカの製造業には足かせとなり新興国経済への懸念も根強い。FRBの利上げのペースや海外経済の動向が株価にも大きな影響を及ぼしそうだ」と話しています。
その結果、この1年間のダウ平均株価は2.2%値下がりし、2008年以来、7年ぶりに下落しました。
2015年のダウ平均株価は、雇用の改善などアメリカ経済の回復を背景に5月に1万8312ドルの過去最高値を更新しましたが、中国経済の減速が強く意識され、世界同時株安となった8月には1万5000ドル台まで下落するなど大きく変動しました。
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は先月、7年間にわたって続けてきたゼロ金利政策を解除しましたが、これまでのところ金融市場への影響は限定的となっています。
2016年の見通しについて、市場関係者は「アメリカ経済は個人消費など内需が堅調で景気の回復傾向が続き、株価は緩やかに上昇するとみている。ただ、ドル高はアメリカの製造業には足かせとなり新興国経済への懸念も根強い。FRBの利上げのペースや海外経済の動向が株価にも大きな影響を及ぼしそうだ」と話しています。