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再稼働準備の高浜原発 大臣が防災対策確認12月27日 19時24分
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関西電力が再稼働の準備を進めている高浜原子力発電所の3号機と4号機の防災対策を確認するため、丸川原子力防災担当大臣が福井県を訪れ、事故が起きた際の対応に当たる拠点などを視察しました。
今月24日、福井地方裁判所が高浜原発3号機と4号機の再稼働を認める仮処分の決定を出したことを受け、関西電力はこのうち3号機で25日から原子炉に核燃料を入れる作業を進め、来月下旬の再稼働を目指しています。
こうしたなか、丸川原子力防災担当大臣が27日、福井県高浜町を訪れ、事故が起きた際の対応に当たる拠点となるオフサイトセンターを視察しました。
このあと高浜町の野瀬町長と会談し、丸川大臣は今月政府が了承した住民の広域的な避難計画について「避難計画の決定は終わりでなく始まりなので、訓練などを通じ精度を高めたい」と述べました。
視察のあと丸川大臣は福井県庁で西川知事と会談し、西川知事は「事故に備えた広域避難体制は重要で、国が基本的に進めていただきたい」と述べ、国が責任を持って事故が起きた際の対策を強化するよう求めました。
これに対し丸川大臣は「原子力防災体制は、終わりがなく随時ブラッシュアップしていくものだ」と述べたうえで、「京都と滋賀を含めた3府県の訓練は、国が間に立って調整を図り、できるだけ有意義な訓練を行えるタイミングをご相談させていただく」と答えていました。
こうしたなか、丸川原子力防災担当大臣が27日、福井県高浜町を訪れ、事故が起きた際の対応に当たる拠点となるオフサイトセンターを視察しました。
このあと高浜町の野瀬町長と会談し、丸川大臣は今月政府が了承した住民の広域的な避難計画について「避難計画の決定は終わりでなく始まりなので、訓練などを通じ精度を高めたい」と述べました。
視察のあと丸川大臣は福井県庁で西川知事と会談し、西川知事は「事故に備えた広域避難体制は重要で、国が基本的に進めていただきたい」と述べ、国が責任を持って事故が起きた際の対策を強化するよう求めました。
これに対し丸川大臣は「原子力防災体制は、終わりがなく随時ブラッシュアップしていくものだ」と述べたうえで、「京都と滋賀を含めた3府県の訓練は、国が間に立って調整を図り、できるだけ有意義な訓練を行えるタイミングをご相談させていただく」と答えていました。