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ロシア政府が択捉島に映画館などの複合施設
12月27日 18時18分

ロシア政府が択捉島に映画館などの複合施設
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北方領土の択捉島では、ロシア政府が建設していた映画館や温水プールなどを備えた複合施設が完成し、ロシア政府としては、住民サービスを向上させることで、北方領土は自国の領土というみずからの主張を確実なものにしていくねらいがあるとみられます。
ロシア政府が北方領土などの発展計画の一環として、おととしから択捉島中心部の紗那に建設してきた複合施設が完成し、26日、記念式典が開かれました。
複合施設は13億ルーブル(日本円で22億円余り)で建設され、総床面積は1万平方メートルと北方領土最大の規模で、ロシアの行政府も今後ここに移転する予定です。施設内には温水プールや体育館、それに図書館などがあるほか、映画館も備えられていて、この日は大勢の住民が訪れて200席が満席となるなか大型のスクリーンで映画を楽しんでいました。
ロシア政府としては、複合施設の建設を通して住民サービスを向上させることで、北方領土は自国の領土というみずからの主張を確実なものにしていくねらいがあるとみられます。

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