「フライングゲット」ポーズを取る前田敦子(後方)。まさかの登場に、ラスト紅白の高橋みなみは驚きの表情に=東京・渋谷のNHKホール(撮影・山田俊介)【拡大】
卒業するたかみなのために-。かつての黄金コンビが卒業以来初めて紅白の舞台に舞い降りた。
メドレー2曲目「フライングゲット」のイントロが流れ、ステージ後方の扉からセンターとして登場したのは、なんと前田。両手をあげるポーズで笑顔を見せる彼女の姿に、高橋は思わず涙。続いて「ヘビーローテーション」で、大島が「ワン、ツー、スリー、フォー!」と客席から姿を見せた。喜びと驚きが入り交じった高橋の目に、ますます涙があふれた。
2人とそれぞれの曲をダブルセンターで披露し、ラストの「恋するフォーチュンクッキー」では3人そろい踏みで熱唱。高橋は「本当に知らなかったんです。最後のステージをみんなで迎えられて幸せです」と感涙し、大島は「サプライズ!」とほほえんだ。
直前リハーサルでも公開されなかったサプライズ。AKBはプリンセス天功さん直伝のイリュージョンを披露したが、本当のイリュージョンは前田と大島の登場だった。