聞き手・秋山訓子
2016年1月1日05時16分
18歳を「感度が一番高い年齢」と表現するサンリオの人気キャラクター、ハローキティの3代目デザイナーの山口裕子さん。1980年からサイン会を年40回開き、若者の変わりようを観察し続けてきた。その18歳像とは。
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私の仕事は、「次に何が来るか」を考えることです。その意味で、18歳は次をつくる人たちだと思っています。だから、サイン会でお話しするのはとても大事なのです。
時代によって18歳のありようはさまざまです。最近の女の子は本当に地味。サイン会で対面する高校生は大半が制服姿で、お母さんと一緒に来ます。髪は後ろで結んでお化粧はせず、バッグに何もグッズをつけていない。すごくおとなしくて、お母さんが代わりにしゃべるんです。
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朝日新聞社会部
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