ニュース詳細
大阪府警 「検視の専門課」を初設置へ1月1日 6時22分
k10010358081_201601010621_201601010622.mp4
関西で起きた連続不審死事件などを受けて、大阪府警は、犯罪による死亡を見逃さないために、新年度から、都道府県の警察本部では初めて、遺体の検視を専門に担当する課を新たに設けることになりました。
京都や大阪で、夫や内縁関係にあった男性4人を青酸化合物で相次いで殺害したなどとして、69歳の女がおととしから去年にかけて起訴された事件では、警察などが、当初、3人について薬物が使われたことを見落とし、「病死」などと判断して捜査が遅れる結果になりました。
こうしたことを受けて、大阪府警は、新年度・平成28年度から遺体の検視を専門に担当する課を新たに設けることになりました。
新しい課の名称は「検視対策課」などが検討されているということで、遺体が見つかった場合、警察官が現場に出向いて薬物などが使われていないか詳しく調べ、ほかの捜査部門とも連携して、事件性があるかどうか判断します。
新しい課には、およそ50人が配属される予定で、これまでより現場で検視をする回数が増えるということです。さらに医学的な専門知識を持った警察官の育成にも力を入れ、犯罪による死亡を見逃さない態勢を整えたいとしています。
警察によりますと、都道府県の警察本部で、遺体の検視を専門に担当する課が設けられるのは全国で初めてだということです。
こうしたことを受けて、大阪府警は、新年度・平成28年度から遺体の検視を専門に担当する課を新たに設けることになりました。
新しい課の名称は「検視対策課」などが検討されているということで、遺体が見つかった場合、警察官が現場に出向いて薬物などが使われていないか詳しく調べ、ほかの捜査部門とも連携して、事件性があるかどうか判断します。
新しい課には、およそ50人が配属される予定で、これまでより現場で検視をする回数が増えるということです。さらに医学的な専門知識を持った警察官の育成にも力を入れ、犯罪による死亡を見逃さない態勢を整えたいとしています。
警察によりますと、都道府県の警察本部で、遺体の検視を専門に担当する課が設けられるのは全国で初めてだということです。