自転車運転の高校生がオートバイ運転の55歳男性をひき逃げ
2015年12月31日17時33分 スポーツ報知
大阪市中央区の交差点で自転車とオートバイが接触し、オートバイを運転していた男性が死亡する事故があり、大阪府警東署は31日、重過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、自転車に乗っていた大阪府立高の男子生徒(17)=大阪市=を逮捕した。
逮捕容疑は29日午後8時15分ごろ、中央区森ノ宮中央2丁目の市道交差点で、自営業・原川義浩さん(55)=同市東成区神路=のオートバイと出合い頭に接触し、けがを負わせて逃走した疑いが持たれている。
東署によると、オートバイと自転車はともに転倒。その際、原川さんは胸などを強く打ったが、男子生徒は再び自転車に乗ってその場から逃走した。原川さんは搬送先である同市内の病院で、同日午後9時ごろに死亡が確認された。
同署によると、現場に男子生徒の眼鏡が落ちていたことや、事故の目撃情報があったことから容疑者の特定に至った。男子生徒の自転車からは、オートバイと衝突した痕が見つかったという。男子生徒は「事故を起こしたことは分かっていたが、怖くなって逃げた」と容疑を認めている。