【紅白】黒柳徹子、82歳ハチャメチャ司会 体力面不安吹き飛ばす
2016年1月1日6時0分 スポーツ報知
◆第66回NHK紅白歌合戦(31日、東京・渋谷NHKホール)
大みそか恒例の「第66回NHK紅白歌合戦」が東京・渋谷のNHKホールで行われ、史上最年長82歳の総合司会となった女優の黒柳徹子も自由奔放な進行で盛り上げた。
黒柳徹子は、オープニングからフルスロットル。「初めて紅白の司会を務めたのは57年前。ほとんどの歌手の皆さんは生まれてらっしゃらないですねぇ」と笑わせ、「私、ちょっと声大きいですかねー!」と絶叫。白組司会の井ノ原快彦(39)も「それくらいで行きましょう!」と後押し。
トップバッターの郷ひろみ(60)が紹介されたときには「ワハー!」と喜びのシャウト。特別企画「アニメ紅白」では、妖怪ウォッチのテーマ曲「ゲラゲラポーのうた」に合わせて激しくダンス。「今の日本の…、アニメは…」と息切れしてしまう場面もあった。
そんな黒柳も、白組トリの近藤真彦(51)を紹介するときは「マッチ、頑張って!」とこん身エール。歌唱中には隣に寄り添い、上を向いて涙をこらえるような場面も。最後に紅組勝利が発表された際は、号泣した紅組司会の綾瀬はるかに「総合司会だけど、やっぱり紅組に勝ってほしかった」と声をかけた。
大役を終え、「32年ぶりで楽しかった。体力的には問題なかった。マッチのトリが一番印象に残ってます」。喜怒哀楽、さまざまな感情を詰め込んだ4時間半。持ち前の名調子は健在だった。