谷繁監督、再生へ執念

　ドラゴンズが変革の１年を迎えた。２０１６年は球団創立８０周年という区切りの年であると同時に、長年チームを支えてきたベテランの多くが昨年限りでユニホームを脱いだ新生の年でもある。自身も昨年、選手としては引退の節目を終えた谷繁元信監督（４５）が「弱さを受け止めて」３年連続Ｂクラスからの逆襲に挑む。また新たに選手会長に就任した大野雄大投手（２７）、キャプテンに指名された平田良介外野手（２７）はともに、チームの核となる決意に満ちて、新年を迎えた。