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(10月7日)
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【スポーツ】神野 再び5区降臨 箱根駅伝区間エントリー発表2015年12月30日 紙面から 2016年1月2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)の区間エントリーが29日、発表された。連覇を目指す青学大は前回山上りの5区で区間新記録をマークした3代目「山の神」こと神野大地(4年・中京大中京)を2年連続で5区にエントリーした。メンバー変更は区間エントリー選手と補欠選手の入れ替えに限り4人まで可能で、往路、復路ともにスタート1時間10分前まで受け付ける。 山の神が再び芦ノ湖に降臨する。前回1時間16分15秒の驚異的なタイムで箱根山中を駆け抜け、青学大初優勝最大の立役者となった神野の名前が、同じ5区に書き込まれた。原晋監督(48)は「予定通り。特に隠したつもりもない。誰を使ってもいい状況でうれしい悲鳴」と、務めて明るくチーム状況をアピールした。 神は再び山に現れるのか−。青学大、そして箱根駅伝にとって最大の懸案事項だった。今年は2度の疲労骨折に、11月にも左すねを痛めるなど相次ぐ故障に見舞われた神野。それでも原監督は「12月に入って徐々に良くなっている。気楽に、1時間20分プラスマイナス30秒、先頭から1分以内ならトップに来てくれる。5区は適性が求められる区間」と、神野のクライマーとしての能力に信頼を寄せる。 神野が前回並のタイムでは走れなくても、2年連続でエース区間の2区にエントリーした一色恭志(3年・豊川)には「1時間6分で行くのでは」と過去に日本人は3人しか出していないタイムを期待し、序盤から主導権を握ることをもくろむ。復路についても「行けるのでは」と選手層に自信を持っている。 指揮官自らが掲げる「ハッピー大作戦」について「ハッピー指数は9割5分まで上がってきた。エントリーを発表して吹っ切れた」ときっぱり。連覇へ、あとは号砲を待つだけだ。 (川村庸介) PR情報
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