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【スポーツ】[サッカー]駒大高が開幕飾る2015年12月31日 紙面から
◇全国高校サッカー選手権<第1日> 駒大高2−1阪南大高▽30日▽1回戦1試合▽東京・駒沢陸上競技場 開会式後の1回戦で駒大高(東京B)が阪南大高(大阪)を2−1で下し、2回戦に進んだ。駒大高は前半28分、深見が先制ゴールを奪うと、直後に竹上が加点。反撃を1点に抑えた。第2日の31日は首都圏8会場で1回戦15試合を開催。決勝は来年1月11日に埼玉スタジアムで行われる。 5大会ぶり2度目の出場となった駒大高が、再び冬の選手権で旋風を巻き起こす。初出場となった5年前の第89回大会では16強に進出。その活躍を見て入学してきた選手たちが、同校2度目の選手権の舞台で躍動した。 FC東京U−15深川出身の主将でエースナンバー「10」を背負うFW深見(3年)が前半28分、試合を動かした。MF栗原(2年)が右サイドを突破し、中央に折り返す。それを左足で合わせ、一度は相手GKに防がれたが、再び左足で押し込んだ。待望の先制点を挙げた殊勲の主将は「前半の入りは良くなかったが、得点できて流れが良くなった」と胸を張った。 「5年前、テレビで駒大旋風を見た。感動するプレーが多かった。この舞台で僕たちも感動を与えたい」。歓喜の大会1ゴール目を挙げた深見は、応援席へと駆け寄り、拳を振り上げた。 その2分後には、MF竹上(3年)が追加点を奪ってリードを広げた。その後、アクシデントで右サイドバックに入った深見は守備でも貢献。相手の反撃を1点に抑えて逃げ切り、開幕戦で勝利を飾った。 試合後、多くの報道陣に囲まれる中、頼れる主将は「5年前のベスト16を目標にしたい」と、憧れだった駒大旋風再現を力強く語った。 (馬場康平) PR情報
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