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 さよなら205系――。JR南武線の車両が、1989年以来活躍してきた205系から、新型のE233系にすべて交代した。JR東日本は来年1月9日、「ありがとう運転」と銘打ち、205系の6両の臨時列車1便を快速運転する。

 川崎駅を午前10時43分に出発し、鹿島田、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口の各駅で停車して、登戸駅に11時08分に到着する予定。「ありがとう 205系」と書かれた記念のヘッドマークを前後につける。運賃は通常と同じ。

 また、1月4~31日には、川崎、尻手、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵溝ノ口、登戸の6駅構内で、同社の社員が撮った205系の写真を用いたB1判のポスターも各2枚展示する。

 同社は2014年秋から、205系よりも多くの客が乗れるE233系への交代を進めてきた。引退後の205系の一部はインドネシアに譲渡されている。