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【格闘技】

八重樫&尚弥 次戦は春に国内で ダブル世界戦一夜明け

2015年12月31日 紙面から

当面は防衛戦に専念する八重樫東(左)と井上尚弥=横浜市の大橋ジムで(山崎照朝撮影)

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 ダブル世界戦(29日)でIBF世界ライトフライ級王座を獲得して世界3階級制覇を達成した八重樫東(32)と、WBO世界スーパーフライ級王座の初防衛に成功した井上尚弥(22)の一夜明け記者会見が30日、所属先である横浜市の大橋ジムであった。

 ランの花など11鉢が届けられ、会見場は華やかそのもの。八重樫は3階級制覇の激闘からサングラス姿。「(勝因は)気合と根性。来年も勝ち続けたい」と話した。口を開くたびに顔をひきつらせ、「痛いです」と笑わせた。

 対照的に、序盤の2回速攻で挑戦者をKOし怪物ぶりを見せつけた井上は、ほぼ無傷。「去年に続いてパーフェクトな内容。さらに力強くなれるよう練習したい」と意欲的。ガードの上からのKOとあって、大橋秀行会長は「信じられない」と絶賛した。

 両者とも当面はこの階級で防衛を重ねていき、次戦はともに来春に国内で行う方針。大橋会長によると、井上は昨年末の世界戦でKO勝ちしたオマール・ナルバエス(アルゼンチン)との再戦が有力という。

 

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