蹴球探訪
手倉森監督 リオへの道はベンゲル流
来年1月五輪アジア最終予選
(10月7日)
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【サッカー】DF三竿&MF豊川が決定 U−22日本代表2015年12月31日 紙面から
サッカーU−22日本代表の手倉森誠監督(48)は30日、東京都内で来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(1月12日開幕、カタール)の未発表メンバー2人に、MF豊川雄太(21)=鹿島=とDF三竿健斗(19)=東京V=を選んだ。また、左足首を負傷した中村航輔(20)=福岡=に代わり、GK牲川歩見(21)=磐田=を追加招集した。 攻撃のラストワンピースは豊川だった。ドリブルが魅力の関根、パス能力に秀でた鎌田は落選。指揮官は一呼吸置き「MF豊川」と切り出し「飛び出しの能力、DFをはがせるランニング、小さいがヘディングが強い」と説明した。現有戦力にはない泥くささ、走力が決め手になった。 一方で、守備のクローザー役として三竿を指名した。180センチ、71キロの体で空中戦にも強い。登録はDFだが、終盤の逃げ切り要員のボランチで「すぐにスタメンとはいかないが、高さがある。バランスも取れるので途中出場でゲームを整えてくれる」と期待した。 当初は攻撃2枚の追加を示唆していたが、守備も1人選択。サプライズ選出となった三竿は「選ばれるとは。言葉も出なかった」と驚きを隠さず「全員の思いを持って五輪切符を取りたい」と抱負を語った。この日、リオ五輪を目指す23人がそろい、手倉森監督は「すっきりした。これでもうやるしかない」と6大会連続出場へ闘志を燃やした。 (占部哲也) PR情報
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