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【安倍首相年頭所感】「築城3年 落城1日-。さらに高い緊張感持って政権運営にあたりたい」

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【安倍首相年頭所感】
「築城3年 落城1日-。さらに高い緊張感持って政権運営にあたりたい」

安倍晋三首相=28日午前、首相官邸

 安倍晋三首相は1日付で、平成28年の年頭所感を発表した。全文は以下の通り。

     ◇

 あけましておめでとうございます。

 「石の上にも三年」

 東北の被災地では、災害公営住宅への入居が進んでいます。新たな産業の芽も育ち、復興は、新たなステージに移ろうとしています。

 地球儀を俯瞰する視点で展開してきた、平和外交、そして経済外交も、大きな実を結びつつあります。平和安全法制によって、あらゆる事態に万全の備えを行い、戦争を未然に防ぐ。私たちの子や孫の世代に、平和な日本を引き渡していく基盤を築くこともできました。

 そして、20年近く日本経済を低迷させる原因となってきた、デフレとの闘い。この3年間、経済の再生に、全力を挙げてきました。

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