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【大リーグ】

DV容疑チャプマン放出すべき 地元NYから反発の声も

2015年12月31日 紙面から

 懸念材料は織り込み済みだが、反発の声も起きている。ヤンキースのキャッシュマンGMは、レッズからトレード獲得した「105マイル(約169キロ)左腕」アロルディス・チャプマン(27)について「深刻な問題があることは承知している。未解決事項があっても、大物投手をブルペンに加えるチャンスだと思った」と話した。29日の米放送局CBSスポーツ(電子版)が報じた。

 「深刻な問題」とは、チャプマンがフロリダ州の自宅で恋人の首を絞め、ガレージで拳銃8発を発砲したと今月に報じられたことだ。逮捕、起訴はされていないが、大リーグ機構はこの件を家庭内暴力で調査中。ニューヨーク市議会のマークビベリト議長は「ヤンキースがDV容疑で捜査されているチャプマンを獲得したのは間違っている。トレード放出すべきだ」と声高に非難した。

 チャプマンはいったんドジャースへのトレード移籍が基本合意するも、このDV容疑が発覚したため、ド軍は撤退。同GMによれば、レ軍はこの後に交換要員を「値下げ」したため、ギャンブルに踏み切ったようだ。

 

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