中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

ロッテに70歳の打撃投手誕生

2015年12月30日 紙面から

古希を迎える来季も打撃投手を兼務するロッテの池田寮長

写真

 ロッテに古希の打撃投手が誕生することになった。池田重喜寮長兼打撃投手(69)が来季も打撃投手を兼務することが決まり、70歳になる来年5月1日の誕生日を迎えれば球界初の古希の打撃投手が誕生。山室球団社長は「70歳の現役打撃投手は聞いたことがない。いろいろな人に勇気を与えていただきたい」とコメントした。

 池田寮長兼打撃投手は1999年に寮長となり、2011年からその制球力を買われて、二足のわらじを履く。選手たちは「打ちやすい。コントロールが絶妙」と絶賛。ドラフト1位の平沢(仙台育英高)とは51歳差となるが、制球力は孫とキャッチボールするおじいさんとは桁違いだ。

 そんな池田寮長兼打撃投手は1968年のドラフト4位で大洋(現DeNA)に入団。70年にロッテに移籍し、76年から投手コーチ兼任。主に中継ぎで通算13勝をマークし、77年に引退した。池田寮長兼打撃投手は「ずっとボールを投げてきた。投げた量では誰にも負けていないんじゃないか」と力こぶ。「古希リーグという野球がある。そこでもう一度、本気で投げてみたい」と夢を語った。 (小林良二)

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ