日本には大きく分けて東北日本火山帯と西南日本火山帯があり、約200からの火山がある。地熱発電はこうした火山活動による地熱資源が必要となるが、日本は約200からの火山によって豊富な地熱資源に恵まれている。
日本には電力会社などによる事業用の地熱発電所が13ヵ所、観光ホテルなどの自家用の地熱発電所が5ヵ所、計18ヶ所ある(平成18年3月現在)。そのほとんどが東北、九州に集中しているのは、火山が多い地域だからである。日本の自然エネルギー発電として新エネルギーと呼ばれる太陽、風力、燃料電池等は19億kWh、地熱発電は35億kWhであり(地熱調査会調べ・1999年度)自然エネルギー活用としては大きい。 |
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日本の地熱発電所【拡大する】
図:九州電力パンフレット「九州電力の地熱発電所」より |