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こえぽた - 声優 ニュース イベント サイト声優ニュース【SHIROBAKO秋祭り】山岡ゆり、葉山いくみ、堀川憲司、永谷敬之が裏話を語った『スタッフトークショー』

【SHIROBAKO秋祭り】山岡ゆり、葉山いくみ、堀川憲司、永谷敬之が裏話を語った『スタッフトークショー』 2015年12月31日 19:40


今年3月に放送が終了したTVアニメ「SHIROBAKO」のイベント『SHIROBAKO秋祭り』が10月25日(日)にイオンモール幕張新都心の豊砂公園にて開催された。本イベントはトークショー、ライブ、SHIROBAKO音頭に合わせて盆踊りなど盛りだくさんの内容となった。

『スタッフトークショー』では山岡ゆりさん(矢野エリカ役)、葉山いくみさん(安藤つばき役)、堀川憲司さん(P.A.WORKS代表取締役)、永谷敬之プロデューサーが出演し、裏話や制作にかけた想いなどが語られた。

『開会式』の模様はこちら
『スタッフトークショー』の模様はこちら
『キャストトークショー』の模様はこちら
『キャスト&スタッフトークショー』の模様はこちら
『盆踊り&閉会式』の模様はこちら


また、BSフジにて12月31日(木)24時30分より、TOKYO MXでは2016年1月2日(土)より「SHIROBAKO」の一挙放送が行われるのでぜひチェックして欲しい。


■TOKYO MX 年始特別一挙放送
2016年1月2日(土)15:00~18:00(第1話~第6話まで放送)
2016年1月3日(日)09:00~18:00(第7話~第24話まで放送)

■BSフジ 年始特別一挙放送&再放送
2016年12月31日(木)24:30~29:00(第1話~第9話まで放送)※1/1(金)00:30~
2016年1月5日(火)24:00~(以降毎週1話ずつ放送予定)
※詳しくは公式サイトをご確認ください



このステージの司会を務めるのは先日の一挙上映会以来のイベント登場となった山岡さんと葉山さん。海が近いということで盆踊りのやぐらに登場したふたりは強風に悩まされつつも堀川さんと永谷さんを呼び込む。

堀川さんのロロのお面が吹き飛ぶハプニングもありつつも始まったトークショー。葉山さんと山岡さんから「オーディションでどのようにキャストが決められているのか」という質問があり、堀川さんと永谷さんが回答。永谷さんはオーディションで演技を見た時にメモを残しており、その基準のひとつとして「勘所」を見ていることを明かす。また、その演技で逆にキャラクターが変わっていくこともあるとのこと。

堀川さんはオーディションでは原稿を読んだ時の演技の振り幅が、音響監督の指示に対してどこまで変えられるかも判断基準の一つのようだ。そして、堀川さんから水島努監督の場合はテープオーディションをベースに選んでいることも明かされた。

録音ブースで行われるオーディションの際に、コントロールブースからキャストの後ろ姿を見ることが多いけれど、相手の演技だけでなく表情を見て選びたいため、横から見られるスタジオを好むスタッフもいるという話も。



『『えくそだすっ!』や『第三飛行少女隊』などの作中アニメの中で作りたい作品、逆に作りたくない作品は?』という質問に永谷さんは作りたいのも作りたくないのも『第三飛行少女隊』とのこと。この作品が収録されたBlu-ray第7巻が発売延期したのは“万策が尽きた”結果だったと苦笑い。堀川さんは3Dの作業にかかる工数を見誤ったのが敗因だったと話し、それを分かっていたはずの水島監督があえて黙っていたのではと漏らした。

3Dをメインにした作品はほぼ初めてだったためトライアンドエラーの繰り返しだったそうだ。なお、永谷さんはアニメにするにしても毎週放送するのではなく出来上がったら見せる形にしたいと笑った。そして、山岡さんと葉山さんはアフレコの時に既に作業が大変だった形跡が見えたと語った。



『アニメと関係ない人から転職してくる人はどのくらいいるか?』という質問に堀川さんは1割くらいだと回答。就職の話から面接を経て採用された人についても水が合わずに辞めていく人が多いことも明かされた。

永谷さんは以前取材を受けた際にどんな人がこの仕事に向いているかを聞かれ、「真面目半分で出来る人」だとコメント。その例として高梨太郎は出来ない制作に見えてオンオフがしっかりしている人だと話し、緩く見える人が広い心で見ると頑張っていると評価出来るとのこと。また、真面目過ぎる人は心が折れてしまうことがあるそうだ。



『アニメが終わった率直な感想』として、堀川さんは物作りへの前向きな姿勢を分かって欲しいという思いで作った作品であるSHIROBAKOのおかげで、アニメ作りへの理解が世間に深まったと話し、堀川さんの娘さんがSHIROBAKOを見て、家に帰ってこない父親の仕事を初めて理解したと披露。

永谷さんはアニメを作っていることに対して両親から「水商売」だと言われた話や、どんな仕事をしているか理解されるようになったことを語る。また、SHIROBAKOを作ったことで何故か駅員に声をかけられることが多くなったと話した。



『万策尽きそうな話』として堀川さんはTVシリーズのエヴァンゲリオンの最終回だと回答。20年前に堀川さんがアニメの制作に関わっており、その当時は納品に間に合わせるために色も塗っていたと明かすと驚きの声が上がった。永谷さんは別の作品で5話までOPが付かないという事態があった話を披露。その他にも放送4日前に万策が尽きてキャストによる特番を作って対応したこともあるとのこと。

「万策尽きた」という言葉が浸透した結果、その意味が以前よりも軽くなってしまったのではという永谷さん。堀川さんも「余計な言葉を作ってくれた」と言われることがあると笑う。さらにアニメ制作での現場ではポジションごとに自分の納期を最後に合わせたがっているという話も語られた。

永谷さんと堀川さんのテンションも上がり話も盛り上がってきたものの、残念ながら終了時間が差し迫ったためステージはここまでとなった。



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