2016-01-01

WEBという短文文化でまともなもの提示することの難しさと、単行本収益のヤバさ

ホッテントリの傾向って、

01.短くて

02.小知恵を効かせていて若干ひねっていて

03.バカバカしい物

ばかりで、

01.まともな意見

02.まとまった情報

03.コンテンツとして成立する長文

は見向きもされないよね。

先日の漫画家小説家の人が読者に受けないなんて嘆いてたけど、ある意味当然といえば当然。受ける場所と人が違う。

編集ウケするって話もあるだろうし、読者ウケして編集受けしない、なんてものもあるだろう。

ネットって駄菓子程度のコンテンツしか許容されないから漫画でもWEBきらら代表とした4コマブームが起こったのはそんな理由

手軽に消費できて後腐れがなく、考える必要性もなければ、萌え栄養摂取する手間もない。

時間を掛けて見るものWEBにはない、なんて思いを抱いてか、みんな見捨てている。

じゃあ、一方で分厚い本を読む機会が減っていないかと振り返ってみれば、本というコンテンツは縮小傾向にある。

伸びているのは短文のWEBスクラップ情報だけ。

まあ、ホッテントリだけじゃなく消えてゆく一発芸だけで消費されるクラウド芸人たちとか、結構から問題視はされていた。

この問題2008年頃が顕著だったように思う。要するに全てのコンテンツ消費がクラウド型に集中して、まとまったものを読む機会自体が減少しているということ。

長い=めんどくさいになってきている。この傾向って単行本収入で食べているマンガ業界には相当問題だと思うんだけど、どう対策するつもりなんだろうか。

既にcomicoなどという消費型漫画が隆盛を誇り始めているし、漫画世代が死に始めたら一挙に崩落する気がする。

ちょっとかじってまずかったら捨てる、というコンテンツファストフード化が更に進行してるようにしか見えない。

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    去年からネットで長文書くと長いってだけで文句を言われたり非難されることが増えたなあって感じる ただでさえ面倒くさそうなものは相手にされにくくなっているから 自分がいいと思...

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    はてなのホッテントリはまとまった長文だらけだと思うんだが、増田はどこか別の次元を見ているんだろうか

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