第57回日本レコード大賞(主催・日本作曲家協会)の最終審査会が30日、東京・新国立劇場で行われ、最優秀新人賞はハロー!プロジェクトの女性8人組アイドル、こぶしファクトリーが受賞した。
1月にハロプロ研修生で結成され、コブシの花のように優美で力強さを兼ね備えたグループを目指して命名。9月に発売されたデビュー曲「ドスコイ!ケンキョにダイタン」は、しこを踏むなど相撲の動きを取り入れたダンスが話題になった。
受賞が決まるとメンバーは手で顔をおさえて「キャー!」と感涙。小川麗奈(15)は「8人で心を一つにして頑張ろうと決めていたのでうれしい」。リーダーの広瀬彩海(16)も「一生に一度しかないチャンスをつかむことができた」と感激していた。
ハロプロからの同賞受賞は、1998年のモーニング娘。、2007年の℃-ute、10年のスマイレージ(現在はアンジュルム)に続き4組目となった。
(紙面から)