2015.11.21
古里をスケッチ 石巻出身の浅井さん、2016年カレンダー作成
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石巻市出身で河北美術展顧問の浅井元義さん(77)=松島町=が「2016石巻圏カレンダー 変化する力」を作成。月ごとに使用されている絵は、東日本大震災前に描いた石巻地方の風景のスケッチで、「心に残そう、わが古里」という浅井さんの思いがこもったカレンダーである。
古い家並みや横丁を訪ね歩いて描いた石巻スケッチシリーズは30年近くになり、浅井さんにとってライフワークとも言える。
そのスケッチシリーズからカレンダーを作成、16年版は第3弾になる。
被災して今はない石巻文化センターの遠望や西内海橋、旧北上川の河畔にあった3階建ての旅館、川の見える路地(石巻市門脇町)、春を待つ浜(同市雄勝町水浜)など、懐かしい風景や街並みがカレンダーを飾っている。
定価は1300円(税込み)。ヤマト屋書店中里店やナリサワなどで販売している。
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