第621回のNHK中央放送番組審議会は12月21日13人の委員が出席して開かれました。
会議ではまず平成28年度国内放送番組編集の基本計画案が諮問され審議の結果原案を了承するとの答申がなされました。
続いて放送番組全般について意見が出されました。
委員からは「フランケンシュタインの誘惑科学史闇の事件簿放射能マリーが愛した光線」について「再現ドラマだけではなくゲストの解説が入る事で一般には分かりにくい科学者の心情も納得できた」といった意見や「科学技術が持つリスクを分かりやすく伝えていたと思う」といった意見の一方「ラジウム発見がもたらした影響が現在とどうつながり影の部分をどう乗り越えてきたのかについても知りたかった」といった意見や「その後の原子爆弾の開発や原発の問題までマリー・キュリーに背負わせるのは少し無理があったのではないか」などの意見が出されました。
また「週刊ニュース深読み」について「介護労働やマタニティーハラスメントなどさまざまなテーマを取り上げているが結論を無理に引き出さず自然な議論が行われていて新たな形の討論番組として可能性を感じた。
テーマによっては複数回にわたって取り上げるなどの工夫を今後も引き続きしていってほしい」といった意見が出されました。
この時間はNHK中央放送番組審議会についてお伝えしました。
2015/12/27(日) 06:50〜06:53
NHK総合1・神戸
NHK中央放送番組審議会「12月の審議から」[字]
ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
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