(石巻)おはようございます。
(関)おはようございます。
関西テレビの石巻ゆうすけです。
関純子です。
今朝も「カンテレ通信」でおつきあいください。
この番組では関西テレビの番組についてより多くより掘り下げた情報を提供するとともに視聴者の皆様の声に耳を傾け更に身近な放送局となれるよう取り組んでまいります。
コメンテーターの方をご紹介します。
メディアリテラシーにも詳しい作家の若一光司さんです。
おはようございます
(若一)お願いします。
そして劇作家演出家としてご活躍わかぎゑふさんです。
おはようございます。
(わかぎ)おはようございます。
よろしくお願いします。
まずはこちらのコーナーです。
このコーナーでは関西テレビに寄せられました視聴者の皆様のご意見をご紹介しよりよい番組作りを目指してまいります。
お二方にもご意見を伺ってまいります。
よろしくお願いをいたします。
まずは10月30日放送の「ゆうがたLIVEワンダー」をご覧になった60代男性からいただいたご意見です。
「最近どの局でもアナウンサーやコメンテーターがイヤホンをしていますがあれはなぜですか?見苦しいから見えないようにできませんか」。
報道センターがお答えします。
「ご質問ありがとうございます。
アナウンサーやコメンテーターの方々がイヤホンをしていますがその役割はそれぞれ違います。
まずアナウンサーですがニュース番組では基本的にイヤホンをしています。
イヤホンからは現在放送されている音が聞こえています。
アナウンサーはその音を聞いて自分の声がちゃんと放送されているかゲストの方々の声が放送されているかを確かめながら番組を進行しています。
また放送中にスタジオの外にいる番組の制作責任者からアナウンサーに追加情報の提供や番組進行上の急な変更修正などの指示を直接することができます。
次にコメンテーターの方々ですが常にイヤホンをしているわけではなくスタジオの外からの生中継があった場合中継先のリポーターの声をしっかり聞くために使用します。
イヤホンは大きさなどの関係からご指摘のとおり画面に映ってしまうことがありますができるかぎり目立たないように色や装着のしかたを工夫しております。
どうぞご理解ください」。
はい若一さんいかがですか?
(若一)このご意見の方おっしゃってるのはちょっと見苦しいという言い方をおっしゃってるわけですけど。
そう感じられるのはそのイヤホンがどういう意味で必要なのか。
イヤホンが果たしてる役割があまり視聴者の方に伝わっていないということが原因だと思うんですね。
だから今ご説明なさったような形で特に報道関係の番組にはこのイヤホンっていうのはなくてはならないものだと。
そういう大事な役割を果たしてるんだということを理解していただいたらそううっとうしいもんとは思ってもらえなくなると思うんですけどもね。
番組によってもさまざまなんですけれどもこういうスタジオの番組は前にFDさんフロアディレクターという人がいていろいろ次はこのコーナーですよっていうようなものを出してくれたり情報を出してくれたりするんですけどニュースの場合刻一刻とこう状況が変わったりしますんでディレクターから直接その耳に入ってくるんですよね。
これしゃべってる間にも入ってきたりする。
これなかなか聞き分けるのも大変なんです。
そういう状況もあるということですけどわかぎさんいかがですか?
(わかぎ)私はいろんなご意見があるんだなと思って。
私もう真逆でかっこいいなと思ってたんです。
ちょっとライブ感が。
(わかぎ)何かこうイヤホンここについてるとかっこいいなっていう何か子供の頃からの憧れで。
番組に自分が出てするとちょっと今私かっこいいなって思って見せてました。
すいませんでした。
いろいろご意見があるというとこでございます。
はい続きまして「Mr.サンデー」をご覧になった10代の男性からいただいたご意見です。
「たまには関西テレビとか関西の街からMr.サンデーを生放送してほしいです。
大阪のダブル選挙とか関西メーンの内容を伝えるときは関西テレビから生放送してほしいのです。
衆議院選挙参議院選挙のときには関西テレビからMr.サンデーの選挙特番で生放送をしてほしいです。
宮根さんの選挙特番是非見たいと思います。
よろしくお願いします」。
東京コンテンツセンターがお答えします。
「Mr.サンデーを関西から生放送してほしいというご意見たいへんありがたく思います。
実は1度だけですが大阪からMr.サンデーの放送を行なったことがあります。
2011年11月に行なわれた大阪ダブル選挙の投開票速報を大阪城を背景にした特設セットから放送しました。
大阪からの中継だったことで大阪市内で開かれた会見に宮根キャスターが出席し市長選で当選確実となった橋下氏に直接質問してその内容を番組で放送することができました。
今後も機会があれば関西からの生放送を行ないたいと考えています」。
はい。
「Mr.サンデー」は毎週日曜日の夜にですね関西テレビフジテレビが共同制作で東京のスタジオから生放送している情報番組でございます。
はいわかぎさんいかがですか?
(わかぎ)はい。
1回しかやったことないんですよね。
それもちょっと何かあれですけどでもこの方のおっしゃるように大阪のネタだったらやってほしいなって私も思いますけど気になるのは宮根様のギャラ。
(若一)ははははっ。
(わかぎ)下世話なところに。
ちょっと気になってしまいました。
ふだん東京で作ってるものですからね。
わかりました。
いかがでしょう。
続いて11月10日放送の「ゆうがたLIVEワンダー」をご覧になった70代の女性からいただきました。
「ネット部分とローカル部分の放送内容がダブっているのが気になってしかたがないのです。
さっき見たわ!ってなるじゃないですか。
もっと他に放送する話題はないんですか?番組全体として考えなければいけない問題だと思います。
よろしくお願いします」。
報道センターがお答えします。
「ご指摘ありがとうございます。
確かに話題によっては全国ネットニュースでお伝えしたニュースと関西ローカルニュースの項目が一緒になることがあるのは確かです。
しかし大事なニュースはVTRの内容や演出のしかた切り口などを変えて何度もお伝えしても意味があると考えておりますし関西の話題であればローカルニュース部分ではより詳しくお伝えできると考えております。
VTRが似過ぎることのないよう工夫していきますのでご理解ください」。
はい。
わかぎさん若一さんいかがでしょうか?
(若一)これはありとあらゆるローカル局が持っている宿命的な課題といいますか問題なんでしょうね。
地元のニュースの間に全国ネットでニュースが入ってきますから同じネタで重なってしまう。
同じテーマで重なってしまう。
これは毎日のようにありえることなんですね。
でこの感想の方の気持ちもよくわかります。
で実際問題として全国ネットで見た内容とローカルで地元で流した内容がほとんどうり二つだと。
そのままだということがままありますのでね同じもの2度見せられてるといううっとうしさはわかりますよね。
ただ地元で起こったニュースに関しては地元ならではの味付けといいますかねあるいはその当事者感といいますかね。
そういうものがやっぱり加味されて放送されるべきだとは思うんですね。
だからせっぱ詰まったとこで突然入ってきたニュースなんかの扱いでどうしても重なってしまうことはあるでしょうけども。
それをどう乗り越えるかというのはまさに記者でありその局の力量の問題だと思いますけどね。
まあ1つには関西のニュース番組が今非常にワイド化していて。
(若一)ですね。
ほんとにもう前は30分だったりあるいはまあ長くても1時間だったりっていうことですとその全国ニュースの部分とローカルの部分のすみ分けっていうのができましたけれども今枠そのものが長いですからどうしてもネタがね。
(若一)まあそれと関西のテレビ局は純粋なローカル局というよりも準キー局というちょっとこうね変わった立場にいてますので扱ってるローカルの範囲が広いわけですね。
だから余計全国ネットとニュースがダブりやすいというそういう宿命はありますよね。
まず2府4県のニュースということになるわけですからね。
はいわかぎさんいかがですか?
(わかぎ)ちょっと続いちゃうときありますよね全く同じニュースが。
あれは何か何となくやっぱおっしゃってること気持ちはわかりますけど。
何となく続けさまは避けられないのかっていう気持ちにはなりますよね。
確かに間が空くことで例えば今家庭にね家に帰ってきたばかりでテレビをつけた人に新しくっていう…なりますけど続くとやっぱりそれはしんどいですかね。
(若一)それとねもう1つはやっぱり全国ニュースと地元ニュースとの時間帯がもうある程度視聴習慣でわかってる視聴者の方はわざと全国ニュースは飛ばして地元ニュースだけ見るというねそういう方も中にはおられるわけですね。
そういう人にとってはべつにダブり感はないわけでして。
そういう視聴習慣の異なる方が同時に見ておられるというその前提にどう対処するかというとこの問題でもありますね。
これは難しいなぁ。
いつつけても充実した内容で心掛けることが大事なんでしょうけどね。
ニュースの切り口というところから言いますと今関西のニュース番組もバラエティーに富んだコメンテーターの方にお越しを頂いてますから例えば東京のコメンテーターはこういうふうに答えたけれども関西のコメンテーターはまた違う切り口でっていう…。
(若一)そうですね。
感想をね。
(若一)スタジオトークができる時間のあるときはそのコメンテーターの違いによってそういう持ち味の違い表現の違い出せると思うんですがストレートニュースみたいな形でね現場取材だけで続くときはどうしてもダブり感っていうのは否めないとこがありますよね。
それをどうなくすかが課題ではありますね。
はいわかりました。
このコーナーでは関西テレビの番組に対するご意見を募集しております。
続いてはBPO放送倫理・番組向上機構からのお知らせです。
(ナレーション)
どんなテレビが見たい?
子供も大人も楽しめる。
人を大事に思ってる。
そして自由で夢がある。
あなたと放送局の懸け橋。
カンテレEYEのコーナーです。
このコーナーでは関西テレビの番組を中心にメディアリテラシーメディアのメッセージをどう読み解くかまたそれらとどうつきあっていけばいいのかについて情報を提供してまいります。
さて今日は先月吹田市で開かれました「第35回地方の時代映像祭」についてご紹介します。
「地方の時代映像祭」は全国のテレビ局ケーブルテレビ局自治体市民大学高校中学生が参加するドキュメンタリー映像の祭典です。
1980年に川崎市で始まり2007年からは吹田市の関西大学千里山キャンパスで開催されています。
はい関西テレビは大学生高校生中学生の映像制作と題するワークショップの運営を担当しまして関アナウンサーが司会を務めましてね。
はい今回そのワークショップの模様を中心にこの35回目となりました今年の「映像祭」についてご紹介しますどうぞ。
…をキーワードに社会のあり方を問うドキュメンタリー作品の祭典…
…が関西大学千里山キャンパスで行なわれました。
35回目を迎えた今年の…
全国各地の放送局自治体市民学生などによる意欲的な映像作品が数多く寄せられました。
「映像祭」では参加作品の上映の他にメディアの送り手や各界の専門家などによるさまざまなワークショップも開催されました。
関西テレビは今年受賞した大学生中学高校生たちの作品を上映し制作者と参加者全員で意見を交わすワークショップを行ないました。
ワークショップで取り上げたのは…
そして戦後70年の今を題材にした7つの作品です。
(ナレーション)私が被災したのは高校2年のときです。
その中でご覧いただくのは地元大阪箕面自由学園高等学校の作品の一部です。
監督を務めた藤野凌河さんは一体どのような思いを込めて制作したのでしょうか。
(藤野)もし戦争が次起きたときに僕たちはどう考えればいいんだろうっていうことを伝えていく作品ですね。
第二次世界大戦のあと旧ソ連軍に連行された日本人およそ60万人が強制労働させられたシベリア抑留。
それを体験した大おじさんが残した当時の手記を手にすることになった藤野さん。
作品は彼が若者なりに戦争を理解しようとする姿を描いていきます。
(ナレーション)「乗船の日が来た。
出航して間も無く船長の挨拶がアナウンスされた」。
このときどうやら本当に日本に帰れそうだなと思った。
しかし大声を出して喜んだり躍り上がって喜んだりした記憶はない。
藤野さんは引き揚げを体験した人やそれを出迎えた人たちも取材。
当時のことを教えてもらいました。
(樟)重労働しなきゃいけなかった。
朝昼晩。
カーシャなんてとてもハイカラな名前が付けられてますが本当は皆さんおっしゃるのはただの塩汁にすぎなかったっておっしゃる。
(ナレーション)ソビエトから帰ってきたとき大おじさんはここで何を思ったのか。
少し考えたが平和しか知らない今の僕にはわからなかった。
驚いたことがある。
手記を読み進めると当時の生活をかいま見ることができました。
しかしそこに書かれていたものは想像とは違っていたのです。
(ナレーション)バイカル湖で泳ぎふんどしを洗ったことや強制輸送される途中の線路で2,000人が一斉に尻を向け合い用を足す姿は壮観であった。
抑留記はその人柄が伝わってくる温かい文章で書かれていたが1つだけ大おじさんが怒りをあらわにした部分があった。
「密告などという汚い方法で行なわれた吊し上げはほんとうに酷いものだったと思うと今でも腹が立つ」。
藤野さんは大おじさんがどういう人だったのかもっと知りたくなりその娘さんの元を訪れました。
(森崎)
(森崎)だからほんとに懐かしがってたしもう1度訪れてみたいって言ってました。
意外なことに…
取材を終えてお礼を言ったとき文代さんは僕にこんなことを言った。
(藤野)そうですね。
そしたらやっぱり…
(藤野)ほんとに思います?
(ナレーション)平和とは何だろうか。
平和しか知らない今の僕と戦争を経験した大おじさんの平和は違うものだと思う。
今でもその答えは出ていないが考えるきっかけを大おじさんは僕に与えてくれた。
取材でたくさんの人に出会い話を聞きいろんな考えや思いを受け取った。
ほんとに大事だと思いますか?っていうふうに聞かれたんですよ。
で「ほんとに」って言われるとほんとに平和って大事なのかなっていうふうに考えてしまって正直曖昧な答えしか出なかった。
多分それはみんなも…多分僕らの世代もそうですし今の僕たちが平和について考えてることっていうのはそういうことなのかなっていう。
戦争を知らない世代にとって平和とは何なのか。
制作した藤野さんと共に私たちも改めて考えさせられる作品でした。
はい。
スタジオには「地方の時代映像祭」のワークショップを担当しました関西テレビCSR推進部松澤真木に来てもらいました。
おはようございます。
(松澤)おはようございます。
よろしくお願いします。
はい学生さんたちね真剣に取り組んでましたけれども松澤さん当日立ち会われました。
どうだったんでしょうか?そうですね実は「地方の時代映像祭」っていうのは毎年7日間の期間で行なわれる…会期で行なわれるんですよ。
で初日がいろんな賞を受賞した団体への表彰とかシンポジウムっていうのがありまして。
でこのワークショップっていうのは毎年2日目に行なわれてるんですけど今回のワークショップ7つの学校が大学高校中学と参加してくれました。
で皆さん遠い所北海道から九州から関東から全国各地からわざわざ1泊泊まってですね前日の表彰式から宿泊してワークショップに参加してくれたと。
そういう貴重な場だったのでこちらのほうも運営する側としてちゃんと応えてあげないといけないと思ってDVDも何回も見直して限られた時間でしたけれどもまあ何とか有意義になればいいなと思って取り組んだような形でした。
当日のワークショップはみんなでお互いにDVDを見ながら合評するというような感想を言い合うというようなねそういうやり方ですね。
7つも学校あります。
そんな何十分も大作ではないんですけどそれなりの時間作品あります。
ただせっかく来てくれたんで全部作品はきっちり見てもらって。
なのでワークショップも3時間ぐらいかかっちゃって長丁場だったんですけれどもまあ最後まで皆さん熱心に話をしてくれましたはい。
お互いにあれですよね題材は似ているわけですからお互いにどういう目で見てたんでしょうね。
(松澤)そうですね。
ライバル心を持ちつつ…。
あったと思いますよ。
まあそこのへんがねああいう場の難しいところでね。
なかなか踏み込みきれないところもあったかもわからないんですけどまあそれでも一堂に会するだけでもね。
まあ後で会が終わってからトークなんかもしてましたし。
大人…大人いうか指導の方とかも含めて事後の話も盛り上がってたみたいですんで。
(若一)去年はね…去年はこのワークショップに私とゑふさんがパネリストで参加してほんとにこう熱い議論をさしていただいたんですけども。
学生さんたちにとっては自分が作ったね作品をみんなに同時に見てもらっていろんな人で議論をしてもらうという。
でまあ自分の制作者としての考えも述べるということでね。
なかなか得がたい機会ではあると思いますね。
やりがいがあると思いますよね。
みんなそういう目で見てますからね。
(若一)35年ぐらい続いてるわけですからここの経験を通して実際にテレビやいろんな映像の世界に入っていった人もいるんじゃないかと思いますよ。
関さんどうでした?実際に当日…。
とてもね学生さんたちの作品は新鮮なんですよね。
何かつぶやきとかそれから実際に親族をたどってあっここまで取材をするんだっていうようなところまでほんとに手と足と使って頑張ってるんですけど。
中にはやり取りの中でどうやってアポイントを取ったんですかみたいな質問とかそれから手書きのフリップ地図とか絵とかそういうのをもうほんとに手作りで使ったものを自分たちでしっかり撮影して編集しているっていうようなものがあって。
改めて何かこう初心に返るというかねこう私たちメディアの人間も少し刺激がもらえるぐらいのものだったんですけど。
松澤さん学生さんの力作ぞろいでしたけど…。
本来ねこれ今日大学生高校生中学生のワークショップってご紹介しましたけど本来大学高校の枠組みなんですよ。
ただ福岡の野間中学…さっきVTRで少しだけ出ましたけれどもある種常連校で今年も出てきてくれたんですけれども。
ちょっと僕やらしい心でどこまで助けてもらいましたかみたいなことを彼らに聞いたんですけれども技術的なことは先生に教えてもらいましたがそういう取材であるとか下調べであるとかは僕がやりましたと僕らがやりましたと言っててあっそれは失礼いたしましたと言ってたような感じだったんです。
(若一)確かに今回のワークショップに参加した7つの作品全部見てみますとかなり質がそろってるといいますかね去年よりもかなり力作が集まったいう感じはするんですが。
一方で質がそろってるということは逆に言いますと一定の完成度を前提にしてやっぱこう目標があって作り込んでるいう感じでね。
何か熱っぽさといいますかねそういう情熱のほとばしりみたいなもんあんまりないんですよね。
ある種予定調和の結果みたいな作品が並んでましてね。
それは何も若い人たちが作らなくてもそんなんは普通テレビでやってるんじゃないのみたいな作品がけっこう並んでしまったことのもどかしさは感じたんですがそのへんは松澤さんどうだったでしょうか?
(松澤)そうですね僕も正直そこはよぎったというかこの「映像祭」のみならずこのごろすごい感じてるとこありまして。
ほんとにネットでもうこんなことまでわかるんかいなみたいな。
まあ私なんか言うのもせん越ですけれども放送局でものを作ることも含めて下手したらこれで構成全部出来てしまうなみたいな。
やろう思たらできるなみたいな。
ただ考えてみますとどなたかに取材に…会いにいかしていただくと。
下調べは本か何か資料でして行くんですけどやっぱり伺ってあっこんな話してくださるとは思えへんかったこんな方やったんやっていうのがやっぱり取材ということのおもろいところかなと僕なんかは思うところがあって。
特にノンフィクションでものを作る場合はですねそれやないと映像で残す意味ってないと思うので。
そんなん紙で読んだら同じやんっていうことやったら何もならないと思うんで。
(わかぎ)私たち演劇人なのでほんとに映像ってまず残るじゃないですか。
残ってそれ1年たって見ると反省点がいっぱい見えてくるとかそういうことはすごいいいことだと思うんですよね。
若いうちに何かを作って残せるっていう。
今やiPhoneで映画撮ってる人もいるぐらいなので。
何かを残して反省できるっていうのはとてもいいことだと思います。
そういう意味では実際に携帯電話で撮影もできるわけですから表現のメディアはみんなパーソナルに持てるようになってるんですけどもテーマをどう発見するかとかねあるいは取材の過程であまり知られてない現実をどう発見するかというね。
何か発見力に関してはちょっとそんなに目新しいもんがないといいますかねあまりこう精鋭的なものがないっていう気もしちゃうんですよね。
お客様の中にそういう指摘はありました。
(若一)だから結局ね全部文字でストーリーを…ナレーション書き起こせばね文字で読んでわかってしまうと。
映像で表現することの言葉にできない重さとか言葉にできない痛切さとかね…。
(わかぎ)枠を作る平均点がちょっと高いけど突出した人がいないっていうところがあれなんじゃないですか。
ただいうものの自由学園の高校生が平和って何だろうかって本当に大事なものなんだろうかっていうその問いかけはねけっこう見ていてみんなにインパクトあったなというふうには思いましたけど。
今日VTRでまあたくさん学校あった中で地元ということもあったんですけどあの素直さといいますかね。
女性に聞かれてある程度はとか何とか言って何かその素直さを出せる意思みたいなのか意思言うたら大層ですけどそんなことを感じてこれはいいなとせん越ながら思ったところもありました。
松澤さんありがとうございました。
ありがとうございました。
「カンテレ通信」はい今年は最後の放送となりました。
はい。
良いお年をお迎えくださいありがとうございました。
ことし最後の『ボクらの時代』は文学アート演技の世界で2015/12/27(日) 06:30〜07:00
関西テレビ1
カンテレ通信[字]
『カンテレ通信』では関西テレビの番組などについてより多くの情報を提供し、また視聴者の皆さまの声に耳を傾け、さらに身近な放送局となれるよう取り組んで参ります。
詳細情報
番組内容
視聴者の皆さまからのご意見などにお答えする「ご意見ピックアップ」のコーナーでは
・番組でアナウンサーやコメンテーターが装着している「イヤホン」の役割について
・ニュース番組で「全国ネットとローカル放送が同じ内容になっている」
・日曜夜放送の『Mr.サンデー』を「関西からも生放送してほしい」
などの内容をお送りします。
番組内容2
また関西テレビの番組やメディアリテラシーについての話題をお届けする「カンテレEYE」では、11月に吹田市で開催された「第35回『地方の時代』映像祭」について、その中で行われた「大学生・高校生の映像制作ワークショップ」の模様を中心にお伝えします。
ぜひ、ごらんください。
出演者
石巻ゆうすけ(関西テレビアナウンサー)
関純子(関西テレビアナウンサー)
若一光司(作家)
わかぎゑふ(劇作家・演出家)
松澤真木(関西テレビ)
ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ニュース/報道 – ローカル・地域
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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