トップページ国際ニュース一覧台湾総統選 3候補がテレビで政見を発表
ニュース詳細

台湾総統選 3候補がテレビで政見を発表
12月26日 9時38分

台湾総統選 3候補がテレビで政見を発表
k10010353791_201512261308_201512261310.mp4
来月16日に投票が行われる台湾の総統選挙に向けて、3人の候補者がテレビで政見を発表し、優勢が伝えられている最大野党・民進党の蔡英文候補は対中国政策について「交流の道を探すことに最大の努力を尽くしたい」と述べ、政権が交代したら中国との対話が進められないとの有権者の懸念を払拭(ふっしょく)するねらいがあるとみられます。
台湾の総統選挙には、与党・国民党の朱立倫候補、最大野党・民進党の蔡英文候補、野党・親民党の宋楚瑜候補の3人が立候補していて、来月16日に投票が行われます。
3人の候補者は25日夜、台湾の中央選挙委員会が主催する政見発表会に臨み、その様子がテレビで中継されました。
この中で国民党の朱候補は、最大の争点である対中国政策について、独立志向が強いと中国からみられている民進党を念頭に「台湾が不確定な時代に戻ったら両岸関係は停滞する」と述べ、政権が交代したら中台関係が悪化すると訴えました。
これに対して民進党の蔡候補は、中国との融和策を進めてきた国民党政権との違いを強調したうえで、「お互いに受け入れられる交流の道を探ることに最大の努力を尽くしたい」と述べました。
世論調査では、これまでのところ民進党の蔡候補がほかの候補を大きくリードしています。蔡候補の今回の発言は、中国と対話が進められないとの有権者の懸念を払拭(ふっしょく)するねらいがあるとみられます。

関連ニュース

k10010353791000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ