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新年の豊作願い「弥生画」奉納 青森
12月30日 23時07分

新年の豊作願い「弥生画」奉納 青森
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新しい年の豊作を願い、米や野菜の種などを板に貼り付けて描いた「弥生画」と呼ばれる絵が、青森県鶴田町の神社に奉納されました。
津軽地方の鶴田町に伝わる「弥生画」は、江戸時代に凶作に苦しんだ人たちが豊作を願って、穀物や種を持ち寄って板に貼り付けたのが始まりと伝えられています。
30日は、小雪が舞うなか、地元の保存会の人たちが、1か月かけて制作した「弥生画」が、神社まで運ばれ、ロープを使って鳥居に取り付けられました。ことしは、縦2メートル横3メートルの板に、米や大豆など15種類の穀物や野菜の種を使って「竹取物語」のかぐや姫と「竹取のおきな」が描かれています。また、地元の小学生や中学生が中心となって制作した来年のえとの猿と桃太郎の「弥生画」も、一緒に奉納されました。
保存会の女性は、「無事にことしも奉納できほっとしています。うまく制作できたので、新しい年もいい年になると思います」と話していました。
2枚の弥生画は、来月30日まで鶴田町の「闇おかみ神社」の鳥居に飾られます。

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