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ことしの有感地震1841回 依然として多く12月31日 5時07分
ことし観測された体に感じる地震の回数は30日までに1841回に上り、4年前の巨大地震の前と比べて依然として多くなっています。また、震度5強や5弱の強い揺れを観測した地震もことしは10回発生していて、気象庁は日頃から強い揺れへの備えを進めるよう呼びかけています。
気象庁によりますと、ことしに入って30日までに全国で観測された震度1以上の揺れを観測した地震の回数は、1841回でした。
4年前の3月11日の巨大地震の発生後から、その年の12月31日までの震度1以上を観測した地震の回数は1万357回、3年前は3139回、おととしは2387回、去年は2052回と年々、減ってきているものの、ことしも平成22年までの10年間の年平均の1720回を依然として上回っています。
5月30日には、小笠原諸島西方沖の地下深くでマグニチュード8.1の巨大地震が発生して、小笠原諸島や神奈川県で震度5強の揺れを観測し、合わせて13人がけがをするなど、ことしは震度5強や5弱の強い揺れを観測した地震も合わせて10回発生しました。
また、9月17日に南米チリの沖合で発生したマグニチュード8.3の巨大地震で北海道から九州にかけての太平洋沿岸などに一時、津波注意報が出されるなど、合わせて5回の地震で津波注意報が発表されました。
気象庁は「大きな揺れを観測する地震はどこで起きてもおかしくなく、海底で発生すれば津波を伴う可能性もあり、日頃から備えを着実に進めて欲しい」と話しています。
4年前の3月11日の巨大地震の発生後から、その年の12月31日までの震度1以上を観測した地震の回数は1万357回、3年前は3139回、おととしは2387回、去年は2052回と年々、減ってきているものの、ことしも平成22年までの10年間の年平均の1720回を依然として上回っています。
5月30日には、小笠原諸島西方沖の地下深くでマグニチュード8.1の巨大地震が発生して、小笠原諸島や神奈川県で震度5強の揺れを観測し、合わせて13人がけがをするなど、ことしは震度5強や5弱の強い揺れを観測した地震も合わせて10回発生しました。
また、9月17日に南米チリの沖合で発生したマグニチュード8.3の巨大地震で北海道から九州にかけての太平洋沿岸などに一時、津波注意報が出されるなど、合わせて5回の地震で津波注意報が発表されました。
気象庁は「大きな揺れを観測する地震はどこで起きてもおかしくなく、海底で発生すれば津波を伴う可能性もあり、日頃から備えを着実に進めて欲しい」と話しています。