女子会ブームの昨今。
この日とある焼き肉店に集まっていたのはあれ?もしかして…。
はいありがとうございます。
すみません。
周囲を気遣うのはご存じ福原愛さん。
今や卓球の日本代表で最年長なんだそうです。
一方小さな体で食べまくっていたのは中学3年生の白いご飯の人白いご飯の人。
ここの大ってこんな大盛り来る…。
いっぱい食べて。
お母さんか。
いっぱい食べなさい。
その止まらない食欲に…。
そこまで言わないで。
自分の中学時代を思い出したのはまるで姉妹のような日本代表チーム。
しかしアスリートとしての彼女たちは…。
世界卓球そして来年のリオオリンピックの代表の座を争うライバルでもあったのです。
その熾烈な代表争いに完全密着。
人知れず流した涙のわけは。
こんにちは。
そして愛さんがどうしても会いたかったあの名キャプテンと念願の再会。
よろしく。
お願いします。
はいフフフ…。
これは2016年世界の頂点を目指す彼女たちの涙と戦いの記録。
7月。
彼女たちは韓国にいました。
世界各国を転戦するワールドツアー。
目標はもちろん世界で勝つこと。
ですが実はもう1つ今年は特別な戦いが繰り広げられていました。
それは来年のリオオリンピックと世界卓球の代表争い。
9月発表の世界ランクで3名が内定するため日本人同士の熾烈なサバイバル戦が始まっていたのです。
あと1点。
石川レシーブはらっていった。
やった!日本勝ちました!団体戦で史上初のメダルを獲得した日本。
その3名がリオでも代表になると思われていました。
しかしこの1年で大きな変化が起きました。
2000年生まれの新世代美宇美誠の台頭です。
特に伊藤美誠さんは世界の卓球界に衝撃を与えました。
3月更に世界卓球ではその圧倒的な攻撃力を武器にこちらも史上最年少で怖いもの知らずの14歳が一気に日本代表候補に名乗りを上げました。
緊張しませんでしたか?今日は。
全然しないです。
勝てると思ったほうが勝てる。
(笑い声)その結果世界ランクはわずか半年で大きく変動。
誰が代表の座を勝ち取ってもおかしくない戦国時代に突入したのです。
しかもその裏には日本代表村上監督のある狙いがありました。
チーム全体で強化を図ろうとするそれまでの代表チームに対し…。
村上監督は各選手それぞれに担当のコーチを配置。
それぞれのペアをライバルとして競わせることで団結力よりも個々の力を伸ばすことに重点を置いたのです。
4年に一度3人しかないなかで担当コーチと選手がやはり日本の選手の3人に入るために努力するといいますか競争するわけですね。
世界を相手に戦うまあ中国相手に戦うにしても躍進を続ける美誠さんを支えるのは美誠さんが幼い頃から指導しているという松崎コーチ。
遠征にも必ず持っていくというのがこのノート。
なんでも美誠さんの状態を事細かに記録しているんだそうです。
合宿中ですねこれ。
JNT合宿の。
誰と打ったかというのとあとは練習内容とその練習中に気をつける点。
意識低いとか書いてある。
代表の座を目指す裏側ではこうした戦いが日々繰り返されているんですね。
韓国ではそんな代表サバイバルを印象づける試合がありました。
準々決勝で美誠さんと戦うのは長年日本の卓球界を背負ってきた平野早矢香選手。
ロンドンオリンピックではみごと銀メダルを獲得した大先輩です。
歳の差16歳。
世代交代をかけた大一番の結末は…。
さあ今度は画面手前平野早矢香のサーブです。
打っていきます強打!伊藤美誠決まりました!チキータからのレシーブからフォアハンド!決めた伊藤美誠!14歳とメダリストの代表の座をかけた戦いは一歩も譲らぬ大熱戦に。
平野さあ伊藤。
平野が攻めていきます。
ここは伊藤が止める。
平野攻めて伊藤が止める展開。
平野が攻めていく!最後は打ち切りました!1ゲーム目を美誠さんが奪えば2ゲーム目は平野さんが取り返す。
一進一退の大攻防。
果たして抜け出すのはどちらか?やはり予想どおりの接戦になっています。
バックハンド平野。
コースを変えていく伊藤美誠。
ここは平野のボールがアウトです。
注目の3ゲーム目。
ここで波に乗ったのは美誠さん。
なんと14歳の少女がロンドンオリンピックの銀メダリストを圧倒していきます。
そしてついに…。
平野のレシーブアウトになりました。
伊藤勝ちました。
結果は美誠さんの完勝。
この勝利で代表への道を大きく切り開いた美誠さん。
一方敗れた平野さんは…。
1つの時代が幕を開ければ終わる時代がある。
それがアスリートの非情な現実です。
日本人とたくさん当たると思っていたので準備していたんですけど…。
恐るべき14歳。
でもふだんはどんな女の子?遠征がないときの美誠さんは大阪の学校に通う普通の中学生。
教室掃除です。
(歌声)〜マイブームは韓流ドラマ。
そのおかげで韓国語がペラペラなんだとか。
遠征先の部屋におじゃましてみると…。
おじゃまします。
どうぞ。
学校の宿題は必須。
全然わからないです。
中学生だもんね。
忙しすぎる毎日。
すべてはあの夢のため。
初めてラケットを握ったのは2歳のとき。
卓球選手だったお母さんのスパルタ教育がすごかったって本当ですか?2時まで練習してたの。
お母さんと二人三脚で目指してきた道。
でも願い続けたその舞台はまだただの夢でした。
ターニングポイントは同い年の平野美宇さんと一緒に現地で観戦。
(歓声)その舞台を生で見て夢は目標に変わりました。
その日の夜日記につづった言葉があります。
(スタッフ)8年後優勝してくれますか?はい頑張ります。
今手の届くところまできたあの頃の夢。
そのためには…。
あの人たちを超える。
いつかは一緒に団体戦とか組んでみたいなって思ってましたけど今は争いとかになったときに…。
韓国オープンで決勝に進出した美誠さん。
決勝の相手は日本卓球界の顔愛さん。
代表争いいよいよクライマックス。
夢舞台への切符をかけた戦いの行方は…。
夢舞台への切符をかけ愛さんと美誠さんが直接対決。
14歳の少女が元祖卓球少女を破ることになればそれは卓球界の世界的大事件です。
注目の第1ゲーム。
伊藤のサーブから。
バック対バック。
フォア1本入る。
更にバック!バックハンド強烈!まずは挨拶がわりの1本!美誠さんの攻撃力が愛さんの守備を崩しました。
実はこれ狙いどおり。
美誠さんと松崎コーチは愛さんのプレーを入念にチェックしある作戦を立てていたのです。
出だしでバッと離されるともう勢いよく持ってかれると思うんで。
作戦は先手必勝。
これまで世界を驚かせてきた攻撃力を前面に出して攻めていこうというのです。
ところが…。
さあ伊藤のサーブです。
またバック対バックになる!ストレート持っていきますがこのボールアウト!伊藤美誠ガックリ!美誠さんが仕掛けた攻撃を愛さんがことごとく返してきます。
サァー!思うように攻撃が決まらない美誠さん。
焦ってしまったのかミスを連発。
そして…。
さあ福原愛いよいよマッチポイントを迎えました。
アウト!福原勝ちました!貫禄のストレート勝ち!世界中が注目した直接対決。
美誠さんの挑戦は先輩の大きな壁に跳ね返されました。
攻めだけではなく時には守る大人の卓球も大事。
美誠さん更に強くなるカギをまた見つけたみたいですね。
8月代表の座をかけた最後の決戦の舞台はヨーロッパ。
ここブルガリアと続くチェコでの2大会ですべてが決まります。
現時点で3番手の美誠さん。
ここで優勝すれば上位2人を追い抜く可能性も。
もう一度先輩たちと戦いたい。
勝ってその背中を乗り越えたい。
そう願う美誠さんの2回戦の相手はランクでは格下のタイの選手でした。
しかし一向に調子が上がらず。
愛さんとの試合のときと同じ無理に攻めにいってしまう悪い癖が出ていました。
後半は粘りを見せた美誠さんでしたが…。
なんとまさかの2回戦負け。
自分自身を許せなかったのか自らに問いかけ更に松崎コーチに問いかける美誠さんの姿がありました。
握手する前に。
前半ダメだったっていうのもあるし…。
後半はホントに…ちょっと後半悔しかったです。
切り替えられる?大丈夫?切り替えられます。
自分すぐ負けても切り替えられるようになったんで。
前よりは強くなりましたそういうところ。
一方最後の2大会に向け空港へと向かっていたのは福原愛さん。
おはようございます。
(スタッフ)おはようございます。
すみません朝早くから。
全然大丈夫です。
彼女の目に背後に迫る年下のライバルたちはどう見えているのでしょうか。
私もずっと小さいときからナショナルチームにいて美宇とか美誠とかの年下の気持もわかるし逆に今自分が先輩になって先輩の気持もわかるので…。
元祖天才少女として3歳のときから日本中の注目を浴びてきた愛さん。
初めてオリンピックに出場したのは今の美誠さんとほぼ同い年。
サァー!15歳のときでした。
自分と同じ道をたどる美誠さんをはじめ若手選手の気持やプレッシャーは痛いほどよくわかります。
でも愛さんにとっても代表の座だけは譲れない理由があります。
ロンドンオリンピックで悲願のメダルを獲得した直後。
愛さんは酷使し続けてきた右ひじにメスを入れました。
更に去年左足を骨折。
地元開催の世界卓球を欠場することに。
追いかけてくる後輩たちの試合をスタンドから見ることしかできませんでした。
復帰したあとも納得のいくプレーは程遠く…。
人知れず涙を流したこともありました。
私のなかではやっぱり…。
人生で一番辛かった3年間にひとつの答えを出したい。
今年愛さんはそんな思いで戦っていたのです。
その最終決戦の舞台はヨーロッパ。
ブルガリアオープンは初戦から気合い十分。
ほぼ完璧な内容で勝ち進みます。
サァー!そして順調に決勝戦へと進出。
その相手は最高の仲間でありライバル石川佳純さん。
実は佳純さんにもこの試合にかける強い思いがありました。
卓球選手だった両親の影響で幼い頃からラケットを握っていた佳純さん。
物心つく前から抱き続けた夢は…。
その夢が叶ったのが3年前のロンドンオリンピックでした。
初出場で銀メダル。
そしてこのとき彼女の中にまた新たな目標が芽生えていたのです。
その言葉どおりこの3年間彼女は急成長を遂げました。
愛さんが欠場した世界卓球。
日本を31年ぶりの決勝に導くと…。
エースとして自らに重圧をかけ続けてきた結果でした。
ブルガリアオープン決勝で対戦した2人。
それはまさに日本のエースをかけた戦いだったのです。
プライドがぶつかり合う激闘の結末は…。
更にあのサッカー日本代表キャプテン長谷部選手が愛さんと…。
エースの誇りをかけた頂上決戦は意地と意地がぶつかり合う大激戦になりました。
さぁ日本の両エースの対決です。
福原のサーブ持ち上げる石川。
フォアハンド決めていきました。
石川のサーブです。
止める福原。
石川バックハンド振りにいきました。
先手を取ったのは佳純さん。
しかし…。
さぁ福原のサーブです。
石川突つく。
福原フォアハンド決めていきます。
そして拳を握りました。
サァー!愛さんも先輩の意地。
2ゲームを取り返しゲームカウントは2対2。
勝負の行方を分けたのは続く第5ゲームでした。
福原のサーブです。
ゲームカウントでは並んでいる2人。
フォアハンド強打。
石川止める。
このボールがアウトで石川大きな声が出ました。
出だしからリードした愛さんを終盤佳純さんが怒濤の4連続ポイントで逆転。
そして…。
福原のサーブ。
バックもう1本いく。
これがアウトになりました。
エース同士のプライドの戦い。
石川勝ちました!ライバル対決を制したのは佳純さん。
一番乗りでオリンピック代表を決めました。
オリンピックがかかっているのでやっぱりみんな必死ですし私も必死なので一戦一戦っていう気持で戦えたのがすごいよかったかなと思います。
一方の愛さんも続く最後の大会チェコオープンで再び輝きを放ちます。
みごと2大会連続で決勝進出。
今シーズン好調の福原愛。
さぁ勝利は目の前。
フォアハンド強打。
バック振っていきました。
これもネットにかけかます。
韓国の強豪をまったく寄せつけず最後を優勝で締めくくり4大会連続のオリンピック代表に。
そしてそれは日本代表の座を争った長い長いサバイバルの終わりを意味していました。
よいしょ。
あぁ〜疲れた!疲れた!メッチャ疲れました。
韓国オープンであったりオーストラリアオープンであったり優勝できていなかったと思うので…。
この日世界卓球の日本代表そしてオリンピックの候補選手が正式に決まりました。
美誠さんがオリンピックの団体戦に出る3人目の代表として選ばれたのです。
ライバルだった彼女たちのこれからのライバルは世界。
そのことを肌で感じるために彼女たちはまずあることに取り組みました。
各国の代表選手たちの写真を練習場の壁に貼ることにしたのです。
よし!曲がってません?曲がってる?もうちょっと上です。
上?もうちょっと下だよ。
どっちどっち?全体的に上がってるもん。
えっ今上がってる?待ってろ世界のライバルたち。
彼女たちは少しずつチームになっていくのでした。
動き出した新生日本代表。
それはあの選手にもうひとつ大役が課せられた日でもありました。
その選手とは福原愛さん。
実は日本代表のキャプテンに初めて選ばれたのです。
年齢的にあたりまえといってもそのことについてこんなふうに言っていました。
そうなの?はい。
団体戦で昔アジアジュニアが日本であったんですけど。
それで私キャプテンに任命されてキャプテンになったんですけど。
それだけ?珍しく弱気な愛さん。
悩んだ彼女はある人に相談に行きました。
愛さんが理想のキャプテンと語る人です。
言ってたのは…。
14歳15歳くらいから世界代表になってると思うんですけど。
この10年ちょっとくらいでいろんな諸先輩方からいろんなアドバイス受けたりとか福原選手はしてきたと思うんですよね。
それでいろんな成長があったりとかしてきたと思うので。
キャプテン愛の初仕事がやってきました。
団体でアジアのナンバーワンを決めるアジア選手権です。
卓球の団体戦はチームから3人が出場。
2人が2試合を戦い5試合で3勝したほうの勝利です。
ところが初戦の前日思わぬアクシデントが日本代表に襲いかかりました。
なんと佳純さんが左足を負傷したのです。
エースとして自分の力でチームを勝たせたい。
でも先のことを考えると無理はできない。
彼女は悔しさと自分への怒りを押し殺して大会を棄権する決断をしました。
このアクシデントにより3番手で1試合だけ出る予定だった美誠さんが2試合出場することに。
初めてのシニアの団体戦。
度胸満点の美誠さんもさすがにいつもと違う緊張感を感じているみたい。
そんな美誠さんの揺れる心愛さん気づいているのでしょうか?迎えた初戦の日。
相手は強豪台湾。
1番手で愛さんが勝利しいよいよ美誠さんが試合へ。
そのときでした。
愛さんが美誠さんに声をかけたのです。
キャプテン愛しっかり仕事できたようです。
美誠さんの相手は台湾のエース。
わ〜!緊張から解き放たれた美誠さんはみごとストレート勝ち。
愛さんの声援に背中を押されながらチームの初勝利に貢献したのでした。
入る前はどういう雰囲気かわかんなかったんですけどやっぱり…。
気持で。
新生日本代表はエースを欠きながらも銀メダル。
キャプテン愛さんホントお疲れさまでした。
帰国後愛さんはどうしても会いたかったというある人のもとへ。
そんなに会いたい人って誰?キャプテンの神様?愛さんがそう語るのはなんとあのよろしくお願いします今日は。
よろしくお願いします。
サッカー日本代表の名キャプテンは新人キャプテン愛さんにいったいどんなアドバイスを送るのでしょうか?初めて日本代表のキャプテンになった愛さんがどうしても話を聞きたかった人とは…。
よろしくお願いします今日は。
よろしくお願いします。
言わずと知れたサッカー日本代表を長きにわたってまとめあげているまさにキャプテンの神様です。
愛さんいきなりある本を取り出しました。
長谷部さんが出版なさったときにすぐに購入したんですけど。
だいぶ読んでくれてるような。
ドッグイヤーしたら上だけ厚くなっちゃって。
長谷部選手の著書『心を整える。
』を愛読しているという愛さん。
実際に私物の本を見せていただくと中にはたくさんの赤線が。
それくらい今日の対談を楽しみにしていたんです。
実はお二人去年ナショナルトレーニングセンターのリハビリルームで初めて顔を合わせていたそうで…。
炭酸泉でハセさんが全身浸かってたんですよその日。
たしか全身浸かってたんですけど本を読んでたんですよあそこで。
2台あるじゃないですか。
すみません全然わかんないですよね。
2台あるんですよ炭酸泉が。
でその端の炭酸泉で本を持って。
何の本かわからないんですよ。
こうやって持って脚とお腹90度。
こうやって読んでてやっぱイメージどおりだって思って。
本が濡れないように読んでた。
確かになんとなく覚えてるかもいちばん最初。
確かに…。
本読みながらもたぶん…こうしてたんだろうけど入ってないの内容は。
愛ちゃんと同じ空間にいる。
どうしよう話かけようかなみたいな。
そういう感じだったと思う。
それで直角に固まってたんじゃない。
きっと。
ドイツもすごいもん卓球。
ドイツすごいです。
でドイツ人って卓球上手なの。
そうなんですか。
でも置いてあるって言いましたよね。
クラブハウスにあってみんなやってるんだけど全然かなわない。
教えて今度。
もちろんです。
そしたら勝てるから。
いつもやってるんだけど全然勝てないの向こうの選手に。
だから絶対取れない回転かかるサーブ教えて。
一撃。
一撃必殺。
わかりました。
緊張も解けてきたところで…。
長谷部さんのキャプテン哲学とは?今回代表ナショナルチームでキャプテンになったっていう意味ではちょうど同じ年齢のときになったことになるよね。
初めて指名されたときはどんな感じだったの?性格的に向いてないんですよ。
キャプテンとか。
みんなを引っ張っていくっていうのができるタイプではないので。
なので指名はされないだろうなって思ってたんですよ。
監督が私の性格を熟知しているので。
たぶん愛に任せられないっていうふうに思うんじゃないかなって思ったんですけど。
僕が当時岡田監督に指名されたときっていうのは僕に対しての自覚を持たせるという意味もそういうところもあったし。
その選手を少しでも成長させるっていうものでもあると思うから。
立場は人をつくるという意味ではね。
だからそういう深いこともきっと考えて指名されてると思うし。
下の子たちは若いんだっけ?いちばん若い選手だとひと回り下で同じ干支で2000年生まれです。
2000年生まれ!?そうなんですよ。
そのことで愛さん一つ大きな悩み事が。
年下の選手への接し方が…。
仲いいんですよ。
すごい仲いいんですけどちょっと…目に余る行為をしていたりとかしたときに注意をするべきなのかしないべきなのか注意をしたことによって関係が悪化したらどうしようとか。
人間誰でも人に嫌われたくないっていうそういうのは絶対あると思うんだけど人の上に…キャプテンっていうのは人の上に立つっていうのもちょっと言葉的にどうかなと思うんだけどまとめる人としては人の上に立つ立場だと思うしやっぱ人の上に立つ人っていうのは企業の社長さんでも何でもそうなんだけど…。
全然それ言ってどう思われようがチームのためになると思うのであれば僕は言うがっつり。
若い選手にはね。
すごい。
どう思われるかわからないけどいつも。
たぶん愛ちゃんの性格的に難しいのかもしれないけどもちろん言い方もその選手の性格とかを考えて言い方を変えたりちょっと柔らかく言ったりこの選手にはがつんと言わなきゃダメだなと思うときはがつんと言うみたいな。
すごい…。
ちょっとそういう使い分けはしてるけど。
7ゲームマッチで…。
追い込んでるね自分でね。
話のつきないキャプテン対談。
話題は試合前のゲン担ぎへ。
ゲン担ぎはもともと全然しないんだけど…。
へ〜っ!もう何もない。
すごいしそうなのに。
ホント?はい。
何かあるの?私はもう…。
ゲン担ぎに縛られちゃってなんかもう…。
何もできなくなっちゃうときがあります。
ホント?はい。
靴はこっちから履くとか?コンタクトはどっちから入れるとか。
あと卓球って7ゲームマッチで4ゲーム先取したら勝ちなんですけど…。
1ゲーム2ゲーム…。
って食べるの?朝。
自分でね。
きっとそういうことが人間性に出てブラウン管通して日本中の人たちに伝わってるから愛されるのよ。
みんなから愛ちゃんは。
ゲン担ぎすぎですかね?たぶん愛ちゃんみたいなタイプはいろんなことさっきみたいにやらなきゃいけないってなるから大変な…大変なタイプ…。
でもその分その責任を背負ってこれからの世界卓球とかリオ五輪とかで結果を残したときの喜びは今まで以上だと思う。
僕もワールドカップで2010年のときは結果をある程度出せてやっぱり喜びは大きかったし。
ハセさんみたいになれるように。
いやいや…。
人それぞれやっぱあるから。
誰のマネする必要もないし。
型にはめる必要はないっていうことですよね。
全然。
愛ちゃんらしさを失わないキャプテン像になってってほしいなと。
ありがとうございます。
ありがとうございました今日は。
はいありがとうございました。
愛さん名キャプテンへのヒントがつかめたようです。
この星のイチバンになりたくて彼女たちは今新たな戦いに向けて力を蓄えています。
真の日本のエースへ迷いなし。
この星のイチバンになりたくてどこまでもひたむきに歩み続けたこの道。
のしかかる重圧や期待に慣れたといえば嘘になるけど来年は私らしいキャプテンに。
今日またみんなのパワーをもらったのでそのパワーを使って来年のリオオリンピックでメダルをとってまたみんなにメダルを持ってかえってこられるように頑張りたいと思います。
自分一人で戦っているわけじゃない。
私にはいつだって支えてくれる人たちがいる。
よいしょ!バイバイ!
(スタッフ)何をもらったんですか?いざ世界卓球。
そしてオリンピックへ。
受け取った気持とともに挑みます。
この星のイチバンになりたくて。
そう誓った少女がまた一人険しき道へと足を踏み入れました。
年齢が言い訳にならない世界。
でもすでに覚悟はできているようです。
年下なんですけどこう…何ていうんですかね。
ついていきながらも自分のこう…。
気持もしっかり持ちながら応援とか試合に出るにしろホントに気持は変わらず勝つ気持でいきたいなと思います。
勝負の2016年。
もうすぐこの星のイチバンが決まります。
2015/12/29(火) 15:00〜16:00
テレビ大阪1
この星のイチバンになりたくて。—完全密着!卓球女子代表 涙の300日—[字]
福原愛、石川佳純、伊藤美誠。
日本代表の座を争うライバルで、2016年共に世界一を目指す仲間でもある3人の戦いの日々に密着。彼女たちの涙の理由とは…
ジャンル :
スポーツ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32118(0x7D76)
TransportStreamID:32118(0x7D76)
ServiceID:41008(0xA030)
EventID:49216(0xC040)