第95回天皇杯全日本サッカー選手権 準決勝「ガンバ大阪×サンフレッチェ広島」 2015.12.29


きょうこのピッチに立っている選手でいいますと広島の浅野がいます、ベンチにはガンバ井手口がいます。
その辺りの活躍も非常に注目されますね。
ちょっと冬の日本から暑いところに行きますからね、ただ準備も着々と進んでいますし頑張って欲しいですね。
第95回天皇杯いよいよ大詰めです、元日決勝に進出するのはどちらのチームか、日本サッカー界の歴史と記憶に残る天皇杯を振り返ります。
切り返す、吉田だ。
シュートきた!逆転ゴール。
私たちは忘れないでしょう横浜フリューゲルスという非常に強いチームがあったことを。
シュートがきた!鹿島アントラーズVゴールで3冠達成。
曲げてきた、ニアサイド押し込んだ!日産自動車時代を含めて21年ぶり7回目の天皇杯優勝を決めました。
宇佐美、下がってシュート!決まった!ガンバ大阪見事に3冠を達成しました。
数々の歴史を刻んできたサッカー天皇杯。
ことしで95回目ということになります。
ガンバ、広島どちらが決勝に進むのかという準決勝です。
きょうヤンマースタジアム長居放送席の解説の小島さんも天皇杯の優勝の経験があります。
元日の決勝、どのような思い出がありますか?その当時の映像です。
前の年のシーズンが続いているので元日ですので町の中はお正月気分なんですが自分たちは取り残されているような感じがしましたね試合が終わるまでは。
セレッソ大阪に2対0で勝って初優勝ですね、ちょうどJリーグ昇格初年度の天皇杯でしたね。
セカンドステージで準優勝した勢いそのままに天皇杯に入っていったという感じでした。
アグレッシブなシーンがいくつか続きましたね。
だいぶ細いですね。
いやいや、それだけサッカーをしている人たち両チームの選手に聞いてもやはり元日のピッチに立ちたいんだ。
勝った2チームだけに与えられる権利だ、自分たちがそれを手にしたいと広島もガンバも両チームの選手が話しています。
元日にサッカーができる幸せというものをなかなか味わえるチームというのはありませんからチャンスがあるんだったら狙いたいというのが本音でしょうね。
2005年以降ここ10年ということでいいますとこの10年、ガンバ大阪は3回優勝しています。
広島のほうはサンフレッチェ広島になってから5回天皇杯決勝に進んでいますが、実は一度も勝っていません。
実は決勝で1点もゴールを挙げていません。
是が非でも2冠取っていますから取りたいでしょうね。
この両チーム、残り45分でどちらが決勝に進むのかという戦いになっています。
すでに東京・味の素スタジアムでは浦和レッズが柏レイソルに勝ちました。
決勝進出を決めています。
ガンバ大阪と広島、どちらが浦和と対戦するのか。
来年の1月1日東京の味の素スタジアムで決勝戦が行われます。
NHKでは、天皇杯の決勝のもようを放送します。
元日からまたサッカーを楽しみたいと思います。
天皇杯をさらにお楽しみいただくためにNHKではきょう行われる準決勝の2試合と来年の元日の決勝でインターネット向けにマルチアングルクリップ動画という新しいサービスを行います。
中継放送で行われる複数のカメラで撮られたものをカメラごとに見られます。
放送では使われなかったは映像をもとに複数のカメラ映像を選んでご覧になれるサービスです。
この動画はNHK天皇杯ホームページかNHKスポーツアプリで見ることができます。
後半どのようなところが大事になるでしょうか。
1つはガンバがこのまま守りきろうとするのか。
相手が出てきますからそこから2点目を取れるのか。
広島は少しドウグラスという核になる選手がきょうはいません。
その辺り誰を入れて代えてくるのかというところも、少しポイントかなという気がします。
広島のリザーブでいうとサイドにガンバとのチャンピオンシップで大活躍した柏がきょうはサイドに控えています。
ガンバは先ほどから映像で紹介している、長沢がいますね。
チャンピオンシップでゴールを決めています。
非常に前線の高さはもちろんですがアグレッシブな守備ですね長沢。
そういうところが見どころですね。
前半はお互いに隙を探すような緊張感もある展開が続いてきました。
どこかでゲームの空気が変わるでしょうか。
リスクを冒してでも、点を取りにいかなければいけないという時間帯がこのままいけばあると思います。
すでに東京の味の素スタジアムでは浦和レッズが決勝進出を決めています。
今、両チーム戦っているチームを含めて今シーズンのJリーグの年間順位1位2位、3位というところが結局ここまで残ってきています。
本当にこの3チームというのは質の高いゲームというものを年間を通してコンスタントに繰り広げてくれたなという印象がありますね。
まもなく後半が始まります。
先にサンフレッチェの選手たちがロッカーを出てきました。
1点を追いかける展開のサンフレッチェ広島です。
1対0、ガンバ大阪1点リード。
連覇をねらうガンバリードで折り返したこの天皇杯の準決勝です。
まだガンバの選手はピッチ上には姿を現していません。
広島の選手がロッカーから出てきたのは10人だけ、まだ1人出てきていません。
ガンバの選手も出てきました。
森保監督です。
早い段階で先制点を失いましたが、どうですか。
前半戦、全体の戦い方は悪くありません。
ただ1失点をしたところがボールのアプローチが悪くてという部分、セカンドボールを拾えたりというところそのあと修正できましたが後半続けてやって、こういうことが大事だと思います。
後半得点を取るためには?前半の戦いにチャンスを作るところも悪くありませんでした。
最後は自分が決めてやるシュートまで、持っていくというクオリティーを上げていくというところも選手に伝えました。
ありがとうございました。
広島の森保監督のインタビューでした。
まだ広島としてのビハインド1点です。
そうですねこういう戦いをしていきましたからね。
ガンバの長谷川健太監督です。
きょうの流れはどうですか?非常に集中して選手がプレーをしてくれているというふうに思っています。
警戒をしている、広島のサイド攻撃への対応は?悪くないと思います、ただ1点取ってからラインが下がっているので、もう少しラインが上がるとさらによくなるというふうに思っています。
相手も前がかりに来る時間帯があると思いますけれども後半大事なところは?選手は後半、ギアを上げてくると思うので、そうなってもしっかりと自分たちのサッカー、2点目を取りにいくという意識を最後まで持ってプレーを続けることが大事だと思っています。
ガンバの長谷川監督のインタビューでした。
後半が始まりました。
1対0、ガンバ大阪がリードです。
高い位置でガンバがボールを奪いました。
両チーム選手の交代はありません。
スピードのある浅野ですがもったいないプレーになってしまいました。
前にはだいぶスペースが空いていましたから意識してしまいましたか?前半、なかなかスペースを与えてもらえていなかったので久しぶりにきたチャンスで少しかたくなりましたかね?今シーズン最も活躍した若手選手ベストヤングプレーヤーに選ばれた浅野拓磨です。
長谷川監督のインタビューの中でちょっと1点取られたあとラインが下がってしまったということです。
そうですね。
ペナルティーエリア数m前というところまで引かされていました。
両チームとも前半終了時点からメンバーの交代はありません。
きょう先制点の宇佐美からパトリック。
いいボールが入りました。
ピッチが影に覆われて照明灯がついているヤンマースタジアム長居です。
ゴールキーパー東口です。
あの辺りは佐藤寿人は狙っています。
本当に上がってくるときすっと前に出てきます。
ディフェンスとしてはどこから出てきたのだというような感じ。
そういう感覚でしょうね。
丹羽がしっかりと対応していました。
パトリックが足を痛めています。
きょうは前半から守備でも運動量が多くなっているパトリックです。
浅野選手に対してパトリックがいっていましたからね。
自分でスリップダウンしてしまいました。
ガンバ大阪の布陣です。
東口、40mぐらいパスですからね。
オフサイドです。
3人のディフェンスラインをすっと上げました。
広島はゴールキーパー、林です。
丸谷がきょう入りました。
長谷川監督はラインを下げたくないと先ほど話していました。
佐藤寿人のシュート。
今は佐藤寿人が引いてスペースを作って浅野でしたが今の関係、どうですか。
非常にいいと思います、下がってきた佐藤が空けたスペースで浅野が狙っていく。
ディフェンスに少し引っ掛かってしまいましたけれどもこういった出はいりを繰り返されるとマークを崩すことができます。
ガンバは今のようなところペナルティーエリアの5mぐらい前ですね。
ゴールよりも遠いところにラインを置きたいと思います。
清水がよく体を入れました。
長谷川監督が言っていたラインの位置ですね。
縦パス、その入ってくる位置が下がらされるとシュートレンジ次につながるということです。
もう一度ガンバボールです。
倉田のハンドを取りました。
ゴールに向かっていくボールでした、少しカーブをかけて奥の茶島か誰かを狙ったんだと思います。
広島といえば、まず1つの特徴はサイドからの攻撃です。
非常に精度のいいボールが入ってきますよね。
35歳になりましたミキッチです。
チャンピオンシップに勝ってことしのJリーグチャンピオンになりました。
ただまだサンフレッチェになってから手にしていない天皇杯のタイトルです。
前身の東洋工業を含めますと第49回以来46年ぶりに天皇杯を取りたい目指すというこのサンフレッチェ広島です。
国立のちょうど最初の開催が前身の東洋工業の優勝でした。
オフサイドです。
宇佐美からパトリックというボールでした。
先制点も先ほどのような形でしたね。
キム・ジョンヤの対応でした。
ガンバはひやっとしました。
広島は惜しいチャンスでした。
逆に前にスペースが空いています。
逆サイドから宇佐美が走っている。
スルーしたところに選手がいませんでした。
倉田が走っているところは宇佐美も見えていたんだと思います。
ガンバはまだラインが整っていません。
広島のシュートです。
ちょっとガンバの選手も集中を欠いてしまったでしょうか。
縦パスが浅野に入るところをうまくカットしましたけれどもそのあとのボール、ちょっとみんなが見てしまうようになりましたからね。
ただ茶島も少し力んでしまったかなというところですけれども。
キム・ジョンヤの対応のシーンでした。
広島、惜しいシーンでした。
後半の8分、1対0リードはガンバです。
お互いのゴール前に近づく回数特に広島、ゴール前に近づく回数が増えています。
遠藤はそれほど高い位置には行きません。
ディフェンスに当たったボールがゴールに寄っていきましたが林はよく反応しました。
本当にパトリックがいいタイミングでディフェンスもいいポジションを取っているんですが、入ってくる瞬間にスピードが速くなるので、なかなかマークにつきづらいんでしょうね。
だんだんミキッチも、入れ方を変えながらニアに人を入れておいて外の茶島を狙うというミキッチの狙いでした。
ディフェンスに当たってゴールに来たところ、この辺りは林しっかりと落ち着いてセーブできていますけれどもね。
先ほどのシーンでした。
米倉としては、ぴったりとパトリックに合ったと思ったと思うんでしょうけれどもね。
広島の森保監督は後半の立ち上がり、サイド攻撃に対してよしよしと手をたたくシーンが多く見られます。
特にミキッチのサイドから何度かチャンスを作っています。
そうですね。
どちらかというと前半はあの辺りからクロスが上がることが少なかったんですけれども。
チャンスのときには丸谷にもっと上がってもいいぞというふうにしぐさを送っています。
丸谷はバランスを気にしながら最終ラインに。
ガンバのフリーキックのチャンスです。
正面でした。
合わせるというよりは直接狙った部分はありますか?ゴールに向かって蹴って何人横切ることができるかというボールでしたが、間に合いませんでしたね。
キーパーが中心をずらしたりします。
ファンブルしたりすることがあるんでしょうか。
いちばん出にくいところのボールです。
高さもやはりそんなに高い球を蹴ってはきません。
縦に入りました。
佐藤寿人からミキッチ。
東口セーブしました。
広島らしい縦のくさびの攻撃厚みのあるミキッチのシュートでした。
サイド縦パスよかったですよね。
さすがの千葉でした。
ゴール前ちょっと固められているとみると自分から打ちにいきましたよね。
広島に流れが来始めています目の前、広島から大阪にやって来たサポーターがいます。
広島が選手を代えます。
長身の皆川をコーナーキックのタイミングで佐藤寿人に代えて入れます。
森保監督、勝負にきました。
クロスが上がってきているというところでは高さというものが必要です。
ここで1m86cm皆川が佐藤寿人に代わって入ります。
逆に守るガンバはマークの確認を徹底しないといけませんね。
高さが違いますのでね。
倒れましたがファウルはありませんでした。
ちょっと落とされたボールに対してコントロールミスでしたかね。
よく皆川は見ていたんですけれども丸谷、これがちょっとね。
自分が思っていたところよりはボールが流れてしまって打てませんでした。
スライディングが終わった遠藤の体に自分から当たりにいってしまったような形になってしまいました。
小島さん、広島の時間が続いてませんか?ミキッチのサイドからかなりペナルティーエリアに近いところからクロスが入るようになりましたのでそれに対して皆川という高さが武器の選手が入りました。
ハーフタイムのインタビューで長谷川監督はラインの設定ということを話していましたけれどもガンバの対応はどうでしょうか?広島のほうがやはり攻撃の精度が高いので、なかなか高く保てないというか行こうとすると今のように真ん中のくさびのボールを入れられたりしますから。
皆川が裏にいきました。
ただ今はペナルティーエリアの10mぐらい前でしょうか。
その辺りでラインを止めながら守っていましたので、本来あの辺りでラインを作りたいのかなという気がしますけれどもね。
ガンバがボールをつなげません。
サイドを使います。
倉田がよく戻りましたよ。
ここからです。
ただ全員が自陣のガンバスピードが上がりません。
ちょっと伸びすぎました。
ただパトリックが本当に1人で広島のエリアの中へ入っていきましたけれども。
浅野が相手からボールを奪ってミキッチの裏のスペースにボールを出そうとしました。
浅野のファウルになりました。
ちょっと足の裏を見せてしかもちょっと上げましたからね。
危険なプレーとして取られたかもしれませんね。
広島がこの時間帯はペースを握っています。
広島としてはこの時間帯にまず追いつきたい、そんな考えがありますか。
追いつきたいんですけどねそこまで焦ってという感じではないでしょうね。
パトリックが自分で行きました。
独力でコーナーキックを取りました。
パトリックのすごいところは1人でいけるというところですね。
広島2人目の交代をします。
柏を入れました。
早いですね。
サイドの柏をここで入れます。
左サイドの清水がこれまでの対戦のように躍動することができませんでしたがそのサイドに入れるかあるいは本来の右なのか自分のポジションにミキッチに代わって入るのか。
阿部、シュート。
ガンバ久々のシュートです。
広島はミキッチに代えて柏ということになりました。
米倉がうまくできったんですけどね。
米倉は決して長身ではないんですがセットプレーのときにはよくターゲットになって今シーズンによくゴールを決めています。
ガンバは長沢を準備しています。
長沢ということになるとパトリックに代えての交代なんでしょうか。
広島は柏が中盤の右に入っています。
とにかくサイド1対1を仕掛けていきたいと話していました。
状況に合わせていろいろな種類のクロスを持っていますのでね。
ゴールキーパー東口です。
東口も言っていましたがこのシステムではどうしてもクロスは上げられてしまうので中が早く準備をすることが大事だと言っていました。
あとは精度のいいボールが入ってきますからしっかりとマークを外さないことでしょうね。
またパトリックが行きました。
代わった柏さあ広島のフリーキック。
宇佐美にイエローカード。
宇佐美も累積1枚目。
きょう2枚目累積ということになりますと決勝は出場停止ですが宇佐美は累積1枚目。
ガンバは米倉と宇佐美にイエローが出ています。
セットプレーのディフェンスのタイミングでガンバ、選手を代えます。
広島が皆川を入れてきて今度はガンバが1m92長沢が入りました。
準々決勝の1戦でもいわゆる、だめ押しのゴールを決めています。
きょうは両監督早く動いてきますね。
通常だとラスト15分ぐらいからなんですけどね。
水本のヘディングシュートでした。
ガンバのほうもマークを外しませんでした。
両チームが動いてきて広島のほうが右に柏、トップに皆川ガンバ大阪もトップの位置にパトリックに代えて長沢を入れてきています。
ガンバは倉田が左に来て宇佐美がフォワードに来ました。
そうですね、倉田が左サイドに出て、宇佐美が中でプレーをしています。
考え方としては、2トップに近い考え方なんでしょうか。
中に入ってきた茶島。
よく出ました。
茶島も少し抜き切ったところで。
どうしようかっていうところで。
その分、東口の寄せを許してしまったような気がします。
ただ本当に蹴るところに東口が頭から突っ込んでいきました。
広島の時間帯です。
ガンバにとって嫌なのは変化をつけられたときにラインを上げられなくなってきたんですね。
ガンバボールです。
テクニカルエリアで長谷川健太監督拍手を送ります。
頭でいくにはキーパーの位置が近すぎたのかな。
東口が相手に考えさせるタイミングを与えなかった。
いいタイミングで詰めていましたし、そのあとの反応もよかったですね。
イエローカード。
今野にイエローカード。
累積1枚目。
これでガンバは3人がイエローです。
浅野のスピード。
ここで1回スピードを緩めて今野に来させておいてもう一度スピードで出ていくところです。
とれそうに見えるんですよね。
誘われてしまってファウルになりました。
直接もいけますし。
きょうは塩谷が出場停止ですからね。
塩谷のどかんというフリーキックはありませんが。
青山が行きましたので青山もできますし、合わせもできます。
合わせる選手には長身の皆川もいます。
天皇杯では3点マークしています。
先ほどのセットプレーを見るとトリックプレーもあったりしますからね。
茶島が狙った!直接いきました。
今は広島がいい時間帯。
壁の上からでした。
後半の20分過ぎずっと広島がペースを握っています。
ガンバとしては何をしたら、広島の流れを切るんでしょうね。
やっぱり前線から少し限定をして簡単に縦パスですよね。
許さないというところでしょうね。
確かにパスの出どころは限定できてませんよね。
いいボールが入りました。
かなりいいボールが広島入ってきています。
もうあと15mぐらい後ろからだと、そんなに怖いボールではないんですよね。
ただペナルティーエリアの近くから入ってきますのでどうしてもキーパーが出づらいボールになってきますね。
ガンバとしては上げさせる位置をもう少し広島寄りにしたい。
下げさせられればもう少し楽に守れると思うんですがね。
広島は今のやり方を続けていくことですね。
あとは、入る工夫だったり関わる人数皆川がゴール前に引っ張ってできた後ろのスペースゴロのボールだったり。
そういうスペースができればいちばんおいしいというか自分のプレーができるのは広島浅野がいますからね。
浅野だったりもう1つ後ろから青山がいますので。
そういう狙いを広島が出していけるのかどうか。
広島ボールです。
天皇杯は3得点クラブワールドカップでも初戦のオークランド・シティ戦でゴールをマークしています。
リーグ戦では、なかなかチャンス、出番がなかった選手でも12月ゲームがたて込む中で役割を与えられてそれをまっとうできるんですね。
本当にそうですね。
誰が出てきても同じ仕事ができてしかも成長しているというところはすごいところだなと思います。
ガンバは藤春がしつこいディフェンスをしました。
柏のファウルです。
今のところで通されてもそのあと囲んで縦への進入を許さずにボールが奪えればいいんですがさすがに3人引っ張られて外が少し空いていましたのでねそうするとマークがほかのところで開く可能性がありましよね。
浅野自身が自分の持ち味をスピードを生かすことで相手のディフェンスを引きつけたい周りを生かしたいと言っていました。
狭いスペースでボールをもらって振り向いてから本当にトップスピードに入るまでが速いんですよ、浅野は。
ああいうところで浅野に前を向かせたくはないですよね。
中で奪ったのは広島。
宇佐美!この苦しい場面で宇佐美の追加点。
後半の29分。
いや宇佐美もよく決めましたけど倉田ですね。
本当に前半からかなりディフェンスラインのところまで戻ったりそこに顔を出して起点を作ったりとかなり動いてたんですけれどサイドでも運動量がありますよね。
そして倉田が作ったチャンス。
競り合いながらボールをしっかり、奪われないで右に行くことによって長沢が少し空きましたよね。
林のポジショニングはどうでしょう?致し方ないですか。
ペナルティーエリアの中からのシュートですから。
あのコースにいかれるとキーパー、なかなか届かないですよね。
PKはほとんど90%入りますから。
そのぐらいの距離感で今のボールを守らなければいけないというところでは宇佐美がうまかったですよね。
倉田の突破。
そして最後決めたのはやはりエース宇佐美ガンバ大阪、苦しい時間に2点目を取りました。
その前の藤春のアプローチもよかったです、速くてね。
これでいい時間、広島が2点を追う展開になりました。
広島の2失点というのはものすごく久しぶりな気がします。
2点差をつけられるというのはほとんどなかった気がします。
チャンピオンシップ決勝2点を取られましたけども。
1点差をキープしていましたからね。
残りは15分です。
どれだけ相手に主導権を握られても我慢することが大事だと広島の森保監督は話をしました。
ここからの2点を取りにいかなければならないというミッションです。
広島3人目山岸です。
今シーズン限りで広島から退団することが決まっている山岸。
ただ今シーズンはシーズン終盤の苦しいところで劇的な涙の決勝ゴールがありました。
ドウグラスの穴が痛いのかもしれませんね。
ガンバが高い位置でボールを取れるようになってきました。
この辺りでもちょっと焦って相手陣内に出てという形じゃなくて持っているときはしっかり持とうというのはガンバがしっかりできますからね。
それができる選手がそろっています。
広島のファウルを誘います。
広島は3人目の交代、清水に代わって山岸。
ベテランが入ります。
何度もチームの苦しいところを救ってきた山岸。
かわりばなガンバが隙を狙う。
山岸がポジションに入る前にリスタート始まってしまいました左サイドが空いていたので危なかったですけどね。
先ほどの2点目の殊勲、倉田。
山岸はそのまま左に入っています。
山岸。
よくシュートブロックしました。
米倉でした。
こういう時間帯ドリブル、ボールキープはチームを救うんじゃないですか。
自分たちがボールを持っているときのほうが圧倒的にピンチは作られないわけですからその時間が作れるというのは味方としては助かりますしね。
ガンバの選手はいったん倉田に預けます。
無理しないですよね。
広島は負けていますから出てこなければいけないわけですからね。
出てくるとやはり裏へのスペースが空いてきますからつなぎながら裏を狙っていると思います。
裏から倉田、流れました。
宇佐美を狙ったんでしょうけどね。
今のがピンポイント通っていれば3点目というようなシーンではありました。
まだ10分ぐらいありますからね。
残り10分で井手口を入れます。
アウトは宇佐美です。
宇佐美に代えて井手口ということは恐らく井手口をボランチに入れて遠藤を1個前に出すでしょう。
僅かに外、悔しがる皆川。
このタイミングでガンバきょう2得点の宇佐美に代わって井手口。
やはり大事なところでゴール2つを挙げる完全に点取り屋の宇佐美が戻ってきましたか。
感覚的なところは戻ってきているような感じがしますよね。
2つとも難しいシュートだったと思いますけど体勢を崩しながら相手が寄せてきてる中股を狙ってシュートを打っていました。
ゴール裏から宇佐美貴史の準々決勝のゴールのときにはサポーターも一緒に長女誕生を祝って、ゆりかごをしながら祝っていました。
ここに蹴っておけばキーパーは届かないというところに2つともきれいに流し込みましたからね。
そういうところの感覚も持って生まれたストライカーの才能なんでしょうか。
あそこに蹴ることができるというのがね。
リオデジャネイロオリンピックを目指す23歳以下の日本代表のメンバー、井手口がボランチに入っています。
上から見ますと井手口がボランチのポジションに入って、遠藤が1つ前に上がったでしょうか。
今、長沢と同じ高さにいますので。
キム・ジョンヤの対応でコーナーキックです。
今ちょっと逆を捉えていましたけどよく足が出ましたね。
うまく反転してボールが下に落ちていると浅野は間に合ってましたからね。
ちょうど走り込んでいるところでした。
広島ボールです。
きょうは佐藤寿人が先発でしたがすでにベンチに退いています。
3人の交代が終わりました。
2016年すばらしい年にするためにも決勝に行ってタイトルを取りたいと言っていた佐藤寿人今チームは2対0でリードを許しています。
宮原から、ヘディングシュート。
これも浅野でした。
ちょっとゴール前マークが甘くなっていますよね。
浅野は12月、ヘディングで4得点本人はヘディングがすごく苦手だったしそうなんですが練習の中でもポジショニングボールへの入り方かなり意識して練習して頭でも取れるようになってきたんだと言っていました。
かなり広島の選手がボランチも出てきていますので、4枚以上が確実に入ってきているのでガンバもディフェンスラインのみで守ろうとするとちょっと足らないんですよね。
この辺り、どうするかですね。
そういう意味ではディフェンスに定評のある井手口もボランチで入ってきています。
バイタルをしめるような動きをしていました。
プレッシャーに行った倉田。
ファウルにはなりましたがこの時間帯もこれだけ激しく行きます。
あそこで柏に出されると本当にきつくなるんですよね。
ファウルになりましたけどそれを抑えられたのは助かりますよね。
それが分かっていたんですね、倉田は。
出されたくないというところです。
40分経過。
このままガンバ勝てば、連覇に向けてことしあと一歩のところで取れなかったタイトルに向けて決勝進出浦和レッズが待っています。
決勝は元日味スタ。
浅野!東口が捕りました。
外も空いてたんですけれども内側に入ってきましたよね。
完全に外に行くかなと思ったら内側。
ちょっとコースが甘かったですよね。
長沢が今度はVTRの裏でシュートを打ってきました。
ガンバは手元の集計で前半のシュートは4本だけでした。
後半も広島に対してシュートは3本しか打っていないんですが、ネットを揺らしているのはガンバのほうです。
2点とも宇佐美。
シュートの数は、広島は16本ガンバが7本手元の集計です。
広島はどんどんサイドに持っていきたいんでしょうか。
そうですね。
中央はなかなか空かないからサイドしかないというところはあると思うんですが。
それと皆川を入れていますのでどうしてもサイドからのクロスというのが得点になりそうですよね。
今のところね。
前の選手に受けに顔を出してくれとジェスチャーがありました千葉です。
ガンバとしてはパワープレーでぼんぼん蹴り込んでくれるほうが楽だと思うんですよね。
つないで前に出られますのでどうしても競り合いがゴールの前になってくる広島の強さでしょうね。
ガンバのディフェンスラインがペナルティーエリアの中でした。
パワープレーだともう1列ペナルティーエリアの外でしか競り合いが生まれないです。
今のところだと頭に当たれば即シュートのところまで運び込めますのでね。
時間が広島としては残り少なくなってきました。
どこかのタイミングで1点を返したい広島です。
逆にガンバ大阪はリードをしてからの戦いぶりはもちろん定評があります。
連覇に向け、決勝進出が近づいてきたガンバ大阪。
今のところあそこ前に行かせてしまうと全体を下げられてしまうのでうまく下げさせましたよね。
その分みんなが戻る時間ができているというのがいいですよね。
とにかくきょうは1対1でサイドで仕掛けたいと言っていた柏です。
スローインはガンバボールです。
まもなく後半のアディショナルタイムきょうは宇佐美の2ゴールガンバが2点リード。
これで準々決勝に続いて2試合続けての複数ゴール。
広島ボールです。
今場内にアディショナルタイムが表示されます。
追加時間は4分。
狙いはおもしろい狙いでした丸谷。
相手が来ていなかったですからね。
ガンバがパスコースを潰しにいこうとしていましたのでドリブルのコースが空いたんですよね。
その文、中への進入を許しましたけど。
ゴールキーパーと1対1の長沢試合を決める3対0!連覇に向けてガンバ大阪決勝進出を大きく手繰り寄せる長沢のゴール。
3対0。
落ち着いていましたね。
これで準々決勝に続いて宇佐美、宇佐美、長沢という3得点。
強さを発揮しました。
ほんの一瞬、相手より先に触ってキーパーの動きを見ながら少し浮かせて足に当たらないように。
ゲームを決定づける3点目が入りましたヤンマースタジアム長居ガンバ大阪、3点リード。
後半、始まる前に長谷川監督が言っていましたけど、2点目が取れるかどうかというところでしたから本当に宇佐美の2点目が大きいと思いますよね。
Jリーグチャンピオン広島はかなり苦しくなりました。
人数をかけて守るガンバ。
ガンバが3人目の交代ゲームを終わらせる内田を準備しています。
倉田にイエローカード。
プレーの再開を遅らせてしまいました。
残り時間が少なくなってきます。
ガンバが3人目、内田を準備。
12月の苦しい日程を乗り切って戦って、成長した選手たちことしでチームを去る山岸。
ガンバがはね返す。
広島、まだ全然諦めていないですよね。
自分たちのスタイルまで持っていく。
まもなく4分台が近づいてきました。
ガンバサポーターの大合唱が続きます。
ここで試合終了の笛ガンバ大阪、2年連続の決勝進出。
宇佐美の2ゴール。
長沢の追加点。
Jリーグチャンピオンにガンバ大阪が借りを返す決勝進出の勝利になりました。
小島伸幸さんの解説でお伝えしてきました。
ガンバの2点目の前はずっと広島が攻めていていつ広島がゴールを割るかという展開が続いていたんですが。
チャンピオンシップと同じような1−0の展開から広島がいつ取るかという形だったんですけどあの2試合で追いつかれて逆転してというのがあったのでやっぱり2点目が生まれたのかなという気がしますよね。
広島も何度も自分たちの形を貫こう、徹底しようという動きがありましたがそれを打ち破ったのはガンバのエース宇佐美貴史の2得点。
難しい点だったと思うんですけどよく取りましたよね。
インタビューです。
勝ちましたガンバ大阪宇佐美貴史選手です、決勝進出おめでとうございます。
ありがとうございます。
チャンピオンシップで敗れた広島に勝っての決勝進出いかがですか。
悔しい思いをさせられているのでその借りをしっかりきょうは返したいと思っていましたしそうなってよかったです。
きょうも大事なところでの2つのゴール、1点目はパトリック選手が落としたところを左に流して股を抜いてキーパーの届かないところ。
状態が戻ってきたように感じますがどうですか?フィニッシュのときに全く慌てていないというか、アイデアもたくさんありますしその中でいい選択をチョイスできてるかなと思います。
2点目は広島が押し込む苦しい時間帯での得点でしたね、難しいゴールでしたね。
あそこまであまりボールに関与できていなかったので一発チャンスがあると思っていましたしその中でしっかりだめ押しゴールを取れてチームに貢献できてよかったです。
次は決勝、浦和との対戦ですがことしはあと一歩のところでタイトルが取れずに悔しい思いをしてきたと思います。
どう臨みますか?最後、年のいちばん最初に笑顔でシーズンとしては最後ですけど、みんな笑って終わりたいですしそうなるように僕自身もしっかりチームに貢献できるように頑張りたいと思います。
ガンバ大阪、宇佐美選手でした。
このゲームを映像で振り返りましょう。
先制点はインタビューの宇佐美でした。
倉田からのボール。
狭いところから千葉の股の下を狙っていきました。
インタビューでもありましたけどいろんなアイデアがあって冷静に打てているということはこの股も狙っていますよね。
後半は広島のペースが続きました。
ミキッチから佐藤寿人。
何度も、サイドからチャンスを作りました。
12分には中に入ってきたミキッチのシュート。
ここはよく東口が抑えましたよね。
さらに22分、入ってきた茶島。
東口。
よく止めたと思いますよね。
そしてずっと広島ペースが続いてきた中で後半29分倉田、自陣から持っていきます。
ずっとディフェンスがついている中、倒れずに前へボールをキープできたのは大きかったですよね。
マイボールをキープできたのを大きかったですね。
なかなか関与できていなかったと話していた宇佐美ですがワンチャンスをものにします。
後半の44分アディショナルタイムに入っていました。
長沢のゴールで3点目ガンバ大阪が、連覇に向けて決勝進出、決勝のカードは元日、味の素スタジアム浦和レッズ対ガンバ大阪。
チャンピオンシップ、準決勝の顔合わせと同じカードということになりましたね。
あのゲームも僅かの差でガンバが勝って、チャンピオンシップの決勝にいったという感じですから本当に2チームのゲームもおもしろいと期待できそうですね。
まだ気が早いですがこのゲームのどんなところが浦和とガンバ楽しみになりそうですか?浦和がボールを動かしてくるところをしっかりガンバがきょうのように抑えて前に出て宇佐美がかなり調子がいいですからね。
チャンスができればというところでしょうね。
9月にゴールを決めて以降3か月ゴールがなかったんですがその後自身に待望の娘さんが誕生してその直後に天皇杯準々決勝2点を取りきょうも2得点、ガンバにとっても日本にとっても宇佐美のいわゆる復活は大きいと思いますね。
浦和にとっても脅威になるでしょう。
天皇杯決勝は浦和レッズ対ガンバ大阪という対戦になりました。
2016年の元日、午後2時5分から総合テレビ、ラジオ第1でお伝えします。
スマートフォンやタブレットなどで楽しめるネット同時配信実験を行います。
詳しくはNHKの天皇杯のホームページをご覧ください。
この12月、過密日程を戦ってきたサンフレッチェにひと言お願いします。
すばらしいゲームを毎回見せてくれましたしきょうも結果的には0ー3で負けましたけど内容はいいゲームをしてくれたと思います。
本当にありがとうと言いたいですね。
Jリーグチャンピオンを破ってディフェンディングチャンピオンとして決勝に臨むことになったガンバ大阪。
小島伸幸さんの解説でお伝えしました、ありがとうございました。
♪〜第95回天皇杯準決勝ガンバ対広島をお伝えしました2015/12/29(火) 15:58〜17:05
NHK総合1・神戸
第95回天皇杯全日本サッカー選手権 準決勝「ガンバ大阪×サンフレッチェ広島」[字]

サッカー選手の誰もが憧れる元日決勝へ!昨シーズンの三冠王者ガンバ大阪か?今シーズンJ1年間王者のサンフレッチェ広島か?

詳細情報
番組内容
(試合開始3:05)【解説】小島伸幸,【アナウンサー】松野靖彦 〜ヤンマースタジアム長居から中継〜 [延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【解説】小島伸幸,【アナウンサー】松野靖彦

ジャンル :
スポーツ – サッカー

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サンプリングレート : 48kHz

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