世界の果てまでイッテQ!登山部マッキンリー登頂プロジェクト 年末保存版SP 2015.12.29


本日最初は…
(イモト)ハァハァ…。
イッテQ!登山部はエベレスト登頂に向けネパールで準備を進めていた
いや…。
いよいよ来たんだよあそこにチャレンジする時が。
あそこに。
しかしそのさなか…
そう簡単には…。
イッテQ!登山部の…
いや…。
だが…
それは…
エベレストをはじめとする七大陸最高峰セブンサミッツの一角を成す名峰
頂上までの道のりは順調に行っても20日間
片道25km
…に及ぶ過酷な登山
(貫田)僕はね…。
生まれてねえな。
まだ生まれてないです。
マッキンリーに向けトレーニングを始めたのは3月
低酸素室で体を動かし…
マッキンリー登るぞ!
(一同)エイエイオ〜!
目指すは…
登山隊に襲い掛かる…
…本来。
集中。
果たしてイモトその頂までたどり着けるか
(一同)やって来ました別府〜!
(村上)あっ!
さらに…
そして…
(川村)うわ〜!
(笑い)
果たして…
マッキンリーを擁するは…
イモトはアラスカ最大の都市アンカレッジに降り立った
さぁここ…。
まずはですね…。
目指すは…
マッキンリーへ向かう登山者をはじめアラスカを旅する観光客の足として有名な…
目指す頂は雲のベールに隠されその全貌はお預け
3時間で…
…に到着
ここは人口1000人にも満たない小さな街だが世界中から来る登山者がここで準備を整える
一応ね…。
待って待って…。
(貫田)あります。
現在地のタルキートナからマッキンリーのベースキャンプまでは小型飛行機で移動
しかし…
というのも…
に続き…
…といわれている
そのため…
その分の食料や装備を入念に整える
ハハハ…!違う違う成長とかじゃない…。
この時石崎は体重100kg
果たしてこれで結果にコミットできるのか
登山者は国立公園の事務所で入山手続きを済ます
そこで現地のレンジャーから登山の注意点が説明される
マッキンリーで…
それは…
ここを踏み落とし転落するという事故が多い
実際に…
うわ。
・あれから黒くなる・わぁ…。
(貫田)そうですね。
およそ…
その100名は…
ここでもう一度気持ちを引き締め直す
例によって…
晴れて来ましたね。
(貫田)良くなって来たね。
天候は回復傾向にあるがマッキンリー方面は厚い雲に覆われ…
今日午後あたり…。
(貫田)ちょうど…。
ほぉ…。
よかったよかった。
実はイモト…
じゃあ取りあえず私は…。
お願いします。
天候が回復しつつあるため…
(石崎)50人も出たんですか?
(貫田)うん。
結局イモトも…
(スタッフ)うん。
マジ?っていうかさ…。
できればおいしい食事を楽しみお風呂にゆっくり漬かりベッドでぐっすり眠って気持ちを整えたかった
15分前よ?
ベッドやシャワーともお別れ
・そうだよ・もうすでに。
ところがここで再び天候が崩れフライトが遅れる
初っぱなから翻弄される登山隊
こうなると行きたくない気持ちのほうが強くなる
…とその時
マジ?ホント?マジで?ホントに見た?
一方がっくり肩を落とすロシアからの登山隊
(石崎)マジか〜。
ようやく天候が安定
気合も十分
試練にその身を置く
登山に必要な…
これらを小型飛行機に押し込みいざ出発
よし!
高度を上げるほどに空一面を覆う雲
それを貫き姿を見せた…
…と名付けた
神が住むといわれる極限の地
その懐に飛び込む
近づくほどに圧倒的なスケールを見せる偉大な山
それに挑み歩みを進める登山隊
それはあまりにも小さい存在
やがて…
…が見えて来た
そこには滑走路などなく雪と氷の大地が広がる
その上に無理やり着陸
あっ…。
すげぇ。
ここで文明とはおさらば
すごいねいきなりよこれ。
それではここで長い戦いを共にする…
プロジェクトの全てを統括するのは…
エベレストをはじめ…
ムードメーカー…
そして若手クライマー…
さらに…
そして…
(一同)エイエイオ〜!
それでは…
…を説明しよう
途中…
だがマッキンリーは…
え?このね見てください。
我々の。
ソリをひも解き1tの荷物を細かく分けて行く
では…
というわけで我々が実際に背負っていた荷物のほうを用意いたしました。
まずこれがソリで引く荷物なんですけど。
(いとう)大っきいね。
大体これが私の装備ぐらいです。
もっとあります。
これちょっと中身見てみてもいいですか?大体こんな感じの。
・お〜・
(ベッキー)何kgもありますよね?これがガソリンといいますか。
水をつくるために雪を溶かして水をつくるので。
(宮川)オイルなん?ガソリンです。
(宮川)水や思うてた。
水はつくらなきゃいけないんで。
そうかそうか。
であちらに見えるのが…。
(拍手)こちらのほうに。
これ見てください!
(出川)ハンパないよ。
(いとう)張りがすごい。
これもうヤバいですよ。
宮川さんまず…。
(笑い)ちょっといいですか?行きますよせ〜の。
うわウソ!うわ!キッツ!ちょっと離してもらって…?
(三戸呂)はい離します。
うわウソやん!
(観客)うわ〜!ウソやん!プラスこれですから。
腰に。
(いとう)意味が分かんない!無理もう俺ここの平たんなここでしんどいもん。
祐也どう?
(手越)私?
(手越)私私…。
(三戸呂)せ〜のよいしょ。
(手越)マジか〜。
行ける?あ〜すごいわこれ。
(宮川)すごいよね!これにこれですよ。
これで4000m行ってるんですか?
(笑い)すごい!ちなみにこれを背負ったまま…。
そうなの?そうなの。
ちょっと…。
(観客)お〜。
お〜。
(いとう)支えが。
重っ!OK出た?山登れる?
(三戸呂)もう…。
ちゃうちゃう…。
いっぱしの山男!いや大丈夫です。
(宮川)入部入部。
入部入部おめでとう。
スタジオで見てるのが幸せです。
(笑い)
(内村)やってる…。
踊ってるから俺やってっから。
こんなんあった?
(一同)やって来ました別府〜!あっ!
さらに…
そして…
(川村)うわ〜!
(笑い)
果たして…
いよいよ登山が始まる
イモトは…
クソ!うっ!クソクソクソ!クソ!よし。
一方石崎も…
どうしようかなぁ?
(石崎)なるよねこれ。
ハハハ…!ホホホ…!たまってる取って取って。
あ〜!イヤ〜!
出発に先立ち…
ハハハ…出た!お〜…。
その時に…。
(笑い)え〜!ウソ!これは。
誰とも会話しない…。
マッキンリーでは常にクレバスに落ちる危険性があるため距離をとり互いの体をロープで結び合って登る
こうすることでもしイモトがクレバスに落ちてしまっても角谷さんがイモトを支え引っ張り上げてくれる
また落下のリスクを減らしてくれるのが…
しかしこれが歩きづらい上…
序盤は上りもあれば下りもある
ソリが自分めがけて突っ込んで来る
全然…。
フフフ…めっちゃ追っかけて…。
あ〜!
慣れないソリに皆が悪戦苦闘
1時間も歩くとマッキンリーを覆うカヒルトナ氷河の上に出る
ここから先は…
落下の緊張は常に付きまとう
対して…
何?え?え?
気温は20℃風呂に入れないのに汗だく
ハァ…。
そう唯一の癒やしは美しいアラスカの景色
もうヤダ!
こうして歩くこと6時間
標高2400mキャンプ1に到達
あ…。
すぐにでも体を休めたいがやらなくてはならないことが山ほどある
まずは…
いいね。
そして…
ガチガチの雪を掘り起こしひたすら鍋にかける
そして…
使った感じは。
あ〜。
ちょっと足りない…。
(カメラマン)そうですね。
スマホでゲームをしようという魂胆は却下
これこそが…
ところで…
いわゆる…
いつでも活動できるがその分時間感覚がおかしくなる
今日はだいぶ疲れたからお腹もへってるし。
(石崎)さらにですね…。
出た。
そう…
食べたい人は全員。
ひどいな。
俺似てたでしょ?いやいやひどいよ。
あ〜似てる似てる。
あ〜。
知らないですか?
昨夜から雪が降り続きやむ気配も見せない
そしてこれが…
昨夜から雪が降り続きやむ気配も見せない
天気って…。
10日の午後から良くなるみたい。
(拍手)ハウアーユー。
・フフフ…・ハハハ…。
フフフ…。
(においを嗅ぐ音)
だがその翌日も…
雪で待機
そんな時は…
ハハハハ!何?これ。
♪〜壊れそうな明日に向かい♪〜信じあう奇跡を♪〜幼い憧れ切なく♪〜飾らない言葉で伝える♪〜BodyFeelsEXITここから
そして…
♪〜揺れる想いを抱きしめながら知ってる?これサビ?♪〜Anyway♪〜♪〜たとえ誰になにを言われてもいいさ♪〜好きにやれる一瞬があればそれでいい♪〜KISSに撃たれて
だがその翌日も…
雪は一向に降りやむ気配がない
動いてないんだよな。
ここで…
こういうふうになって…。
その中で…
(一同)やって来ました別府〜!あっ!
さらに…
そして…
(川村)うわ〜!
(笑い)
果たして…
ようやく晴れた
今日は荷揚げ隊のボッカーズがC2まで食料とかを…。
上での食料を運んでくださいます。
一度では全ての荷物が運びきれないため…
全然。
(スタッフ)イモトがやっちゃいました。
日焼けは見えますけど。
さらにイモトはサイドを刈り上げる
OK。
ガンガン。
ハハハ…!
ここで日本に…
弱い気圧の谷が。
あぁそれが行くしね。
しかし…
条件がいいうちにできるだけ進んでおきたい
出発は明日しかし…
これから…。
登山隊全員の排便はこちらのプラスチック容器で行う
皆が嫌がる仕事を引き受けたのは…
ハハハ…!あ〜出た〜!ハハっ!あっもうすぐそこに穴があったんだ。
日中は夏のように暑いマッキンリー
しかし…
…を下回る
(角谷)おはようございます。
いよいよ…。
今日の目的地は…
目指す…
積もった雪と徐々にキツくなる勾配でソリの重さがずっしりと体にかかる
高度が上がるにつれ風が強くなる
あ〜風強い。
お〜。
すげぇうわ。
いや〜もうすごいよ。
これでもホント…。
そんな絶景を皆さんにお伝えするため…
マッキンリーではドローンが禁止されているため今回は凧カメラでやってみる
しかし肝心の凧がなかなか上がらない
ハハハ…!
凧は高く上がったが肝心のカメラはこの位置
そうですよねこれもう…。
予定通りきっちり5時間
今日の目的地キャンプ2に到達
まさに修行のような山での生活だがぜいたくな景色と降り注ぐ太陽の光には困らない
そんな中ベッキーの差し入れ
ソーラークッカーでポップコーンを作ってみる
確かに確かに。
(石崎)温かいでしょ?
熱がおこっても…
せめて…
怖い怖いパ〜ンって来るよ。
熱っち!熱いよ大丈夫?あ〜あ〜あ〜!あ〜!ヤバいヤバい!
テントの空気は急に重くなった
それが…。
山に入って8日目
今日はマッキンリー登山の中間地点キャンプ3を目指す
今回の登山の中で最も短い行程
生活面では苦労するイモトだが行動中は順調そのもの
申し訳ないけど…。
だが楽しく登れるのは今日まで
マッキンリーで起こる登山事故その多くはキャンプ3以降で発生しているのだ
登るほどに厳しさが増す山
気を引き締め直す
全行程のちょうど半分キャンプ3到達
実際…。
4人とも?ええ。
雪と氷で覆われた山マッキンリー
この先はあらゆる危険が待ち構えている
今度はいろいろ…。
いよいよ明日から…
現在地は標高3400mキャンプ3
ここから先は標高に加え道も険しくなるため順応が日課となる
…という試練
辛い以外の何物でもないがこれが欠かせない
というわけで取りあえず今日は…。
ハァ…。
マッキンリーは高緯度に位置するため気圧が低くヒマラヤやアンデスの同一標高よりも高山病になりやすい
気持ちははやるが今は体を慣らすのが最優先
だがイモトは…
…こととなる
すでに…
山の生活には誰よりも弱いイモトのために…
さぁ…
めっちゃ…。
そういうのちょっと…。
しょうがないですけどそういう…。
この日の昼食は…
カップラーメン
なじみの味が染みわたる
うわ〜うめぇ。
(一同)やって来ました別府〜!あっ!
さらに…
そして…
(川村)うわ〜!
(笑い)
果たして…
使わない装備や予備の燃料食糧などは置いて行く
また…。
そういう作業です。
ここからはアイゼンスノーシューより歩きやすいが荷物を詰め込んだリュックはこれまでで最も重く…
…にもなる
さぁ今日はいよいよ…。
まずは…
…を登る
リスクを減らすためできるだけ早く通過したいのだが…
はいテンション!
中は迷路のようになっており…
いつ崩れてもおかしくないスノーブリッジ
ここから先はこれが至る所に
怖いよ。
これだから今実際…。
実際は…。
クレバス地帯では立ち止まることすらできない
休憩なしのノンストップで突き進む
多分…。
幸いなのは天候
この調子がどれだけ続いてくれるか
お〜。
しかし標高3500m富士山よりも低いこの高度で…
ハァハァハァ…。
突如歩みが止まった
お腹に激痛が走る
高所では消化機能が低下するのだがこの標高でこれだけの痛みが出るのは想定外
でもどうしようもないから…。
ちょっと…。
あぁ大丈夫ですよ。
そう道のりはまだ半分ほど
無理をする段階ではない
しかし痛みはひどくなるばかり
休憩したいが…
はい。
マッキンリーで最も…
辺りには落ちて来たばかりの岩が散乱している
そして山に入って実に11日目
ついに…
近いようにも見えるが…
…とあがめられるマッキンリー
氷河に覆われた山肌と宇宙を感じさせるブルーが美しい
万全の体調ならテンションの上がるところだがこの状況では不安のほうが大きい
ハァ…ハァ…。
クレバスを大きく迂回しながら6時間
予定より2時間遅れてようやく体を休められるキャンプ4が見えて来た
すいませんね。
(角谷)お腹痛くて…。
いやいやいや…大丈夫。
予定ではキャンプ4には…
このまま山にのまれれば行く道はとてつもない地獄となる
そこで翌日…
その名も…
まずは天国じじい貫田さん
ハハハ…!ハハハ…!
(拍手)
さらにサムライディレクター小野寺は江頭2:50
ハハハ…!
(笑い)
イモトこの山に入って一番の笑顔
(角谷)♪〜もしかしてだけどもしかしてだけど
ガイドチームから技術チームまで懸命に考えたネタで勝負
(笑い)♪〜
イモトのみならず…
そうだよねでも何か…。
すごく…。
なかなかでも…。
だがここで…
だがここで…
それは全力で江頭を演じたサムライディレクター小野寺
この時ハッスルし過ぎて…
立ち込める
ところで…
その理由は…
…で語られている
僕牛追い祭りに行った時にこいつがアシスタントディレクターやったんですよね?ほんで走る言うたらもう夜も走り込んで。
ほんで自分のカメラか何か牛に突かれた練習みたいなんとか。
(笑い)本気でやってるんです。
(ベッキー)すご〜い!すごい。
「あれ何やってんねんあいつサムライやな〜」言うてサムライと…。
そうサムライそうなんですよ。
それがどうしたの?飛行機の12時間ぐらいのフライトでも…。
(笑い)
(ベッキー)サムライ!
(宮川)サムライや!ホントびっくりしました。
そこに刀が置いてある…。
こうやって寝てるんです。
びっくりした。
いろんな方にプレゼント渡して…。
もらったことない。
ホントですか?でもスタッフさんでも女性スタッフさんによくプレゼントでねんりん家っていう…。
女子が大好きなバームクーヘン屋のバームクーヘンを女子のスタッフの誕生日とかには毎回あげてるっていう。
で何かそのあまりにもバームクーヘンをあげるもんだから…。
…って呼ばれてる。
(笑い)
(笑い)
幸い…
絶対安静で回復に努める
一方本隊は…
…で汗を流す
山に入って2週間
いよいよ…
21日…。
明日20日に最終キャンプに上がり翌21日に山頂へアタック
山に入って2週間
…に恵まれここまで来た
登れるかどうかはもはやルートのコンディションではなく…
そうなんですよね。
…んですけど。
正直お金もあるよあるよ正直。
(イモトの声)…もそうですし。
結果的には。
あとは…。
試練を前に…
お父さん?うん。
今ね…。
「どうなのクレバスは?」。
(石崎)大丈夫大丈夫。
(石崎)あっ聞いたことある?それじゃあちょっとさ…。
とっても…。
…になった?
アタックへの覚悟を決め眠りにつこうとしていると…
(一同)やって来ました別府〜!あっ!
さらに…
そして…
(川村)うわ〜!
(笑い)
果たして…
アタックへの覚悟を決め眠りにつこうとしていると…
…が降りだしたのだ
ヤバいですこれ今…。
長く缶詰めになったキャンプ1の悪夢がよみがえる
下山を考えると…
さらに雪の後は雪崩が起こりやすくなるのはもちろんルートも劇的に歩きにくくなる
まぁでももう…。
角谷さんがルートを確認
所々雪崩の跡が見られるが断念するほどのコンディションではなさそうだ
負傷していたバムライも…
個人装備をリュックに詰め込みテントを撤収
いざ標高5240m最終キャンプC5を目指す
(角谷)そうですね。
ホントですか。
行きますか。
まぁでも取りあえず…。
現在地はここ
高低差600m東京タワー2本分を登りそこから尾根を歩いた先が最終キャンプ
おぉ…。
いいよいいよ。
登山装備を詰め込んだリュックは10kg以上
昨日までとは打って変わって斜面はキツい
よかったよかった。
励まし合って進む
順調なペースで2時間
斜面の半分ほど来た
ハァ…ハァ…。
そしてこの斜面の山場ユマールポイントが見えて来た
傾斜がキツいためレンジャーによってロープが設置されている危険地帯
ここから…。
イコール…。
斜面に設置されたロープにユマールという器具を固定し登る
あぁ…。
あぁ…。
しかしイモトはヒマラヤマナスルでこれを嫌というほど経験している
深い雪にも苦戦することなく尾根まで到達
ここでようやく休憩
体力には余裕があるがとにかく怖いのが…
症状が悪化すれば突然のリタイアもある
ここからは尾根を登って行く
傾斜は比較的緩やかだが油断は禁物
うわ〜怖い…。
かなり…。
ここで滑落すればロープで体を結び合っている者同士共倒れ
慎重に慎重を重ね切り立つナイフリッジをしのぐ
あっ!
これまで乗り越えて来た途方もない道のり
だが本当の勝負はまだ先にある
ようやく最終キャンプが見えて来た
っていうかもうホント最後の…。
アタックに向けての。
いよいよ…。
(角谷)脱力感…。
はい。
足を負傷しているバムライは人一倍苦しげ
だからといってあれを…
はい。
全てが終わる。
頑張って…。
はい頑張ります。
っていうか…。
はい。
出発は8時間後
軽い食事を済ませ体を休める
途中もう…。
そう…
日本を発ち20日目
いよいよ…
さぁこっからいよいよ本格的なアタックが始まるという…。
なのでホントにここから頂上までもう一気に登りますね。
(宮川)なるほど。
出て来ましたね。
あれってその…石崎さんがバムライに江頭さんをやらせようっていうふうにしたんですけどでも最初サムライは「どうしても嫌だ」と。
「サムライが江頭なんてできない」っていうのをずっと言ってたみたいで。
サムライじゃないんだけど。
でも石崎さんがひと言テントの外から…。
…って言って自分の黒いタイツをそっと置いといたら本番あのテンションで全力で出て来て。
そしたらもう泣けて来るでしょ。
(いとう)泣けて来るよ。
もうホントに…。
何か…。
(笑い)でも…。
伝説の…。
(笑い)そうですねハハハ…!
(笑い)「伝説のC4LIVE」。
いいですね。
さぁいよいよアタックということですね。
そうでございます。
一気に見ていただきたいと思いますどうぞ。
(水卜:桝)豪華賞品が毎日当たる。
最終アタック
起床
よし!
登れるか登れないか今日決まる
静かに燃やす闘志
行きましょう行きましょう。
おはようございます。
おはようございます。
(角谷)そうですね。
まずは最終キャンプを出ると目の前にそびえる…
滑落の危険がある氷の急斜面をトラバースして登る
2つ目は頂上直下にある…
標高6000mで30度以上の急斜面を死に物狂いで登り切らなければならない
…以上かかる道のり
(一同)エイエイオ〜!
…開始
安全第一!
体を温める間も与えずアタックの難関とされる大斜面デナリパスへ突入
蓄積された疲労体調も万全ではない
過酷な環境に体の至る所が黄色信号
序盤はとにかく息切れしないようゆっくり進む
だが傾斜は登るほどにキツくなって行く
30度近い急斜面
ここからは真っすぐは登れないため横に登るトラバースという方法を取る
あぁ…。
急斜面を横切るが足場はおぼつかない
踏み外せば100m以上滑落する
うわ〜。
もう…。
思った以上に苦戦するイモト
うわ〜怖い。
アタックしてまだ1時間だが体力も精神力もすり減らす
さらにこの段階で一番…
はい。
すいませんどっか…。
(角谷)うん。
はい。
OK。
この斜面では座って休むことはできない
痛みに耐えとにかくデナリパスの上まで
うぅ…。
あぁ痛い…あぁ…。
あまりの激痛にたまらず膝をつく
まだまだ先は長い
心が折れたらそこで終わる
この先どうなるかは分からない
だが今この瞬間だけは耐える
苦しいのは自分だけではない
自らを奮い立たせ2時間
うわ〜ヤバい。
ここでトイレを済ませイモトの体調はわずかに回復
あぁよかった。
はい!
…まで上がった
風が弱いので動いていればちょうどいい温度
ここから頂上直下までは辺りが開けた緩やかな斜面
何だろう…時折マジで…。
極地にあるマッキンリーは気圧が低いため高山病に強いイモトでもさまざまな症状に襲われる
うん注入して。
だましだましの5時間半
ここでようやく…
お!あのチョンとなってる所。
(角谷)そう。
ここで待ち構える最後の番人
頂上まで延びる果てしない急斜面
これまで数々のクライマーを返り討ちにして来たが…
もうね…。
よし!・お〜!・
いよいよマッキンリー最後の難関に立ち向かう
(一同)やって来ました別府〜!あっ!
さらに…
そして…
(川村)うわ〜!
(笑い)
果たして…
よし!・お〜!・
いよいよマッキンリー最後の難関に立ち向かう
しかし来る者を拒むかのように天候が変わり始める
その雲はどんどん大きく濃くなって行く
かつてアコンカグアを断念したパターンの再来
間に合うか間に合わないかスピードが勝負
だが無理は高山病を悪化させる
(せき込み)…本来。
しかしまだ運はある
不気味な雲は流れて行く
皆が声さえ出せない中一人喋り倒すイモト
こうしていないと意識が薄れ心が折れる
あぁもう…。
「登頂ボーナスが出る」と言えば高山病は治るだろうが出るか出ないか分からないものは約束できない
残された力を振り絞る
来た…。
イモト…
ついにマッキンリー最後の稜線に出た
完全に様子がおかしいイモトだがここから頂上までは左右の足場が切れるナイフリッジ
精神の安定が必要だ
さらにここで…
急激な速度で辺りを覆い尽くす
だが感傷に浸っている時間など残されてはいない
よし!
視界がゼロになる前に行って戻らなければならない
怖い。
足元の雪は崩れやすく一瞬も油断できない
それでも前へ
ここまで…。
頂上はこの尖った氷河の奥
ハァ…よし。
そしてついに
あった?あ〜!よし!
いよいよ…
頂上はこの尖った氷河の奥
ハァ…よし。
そしてついに
あった?あ〜!よし!
いよいよ…
あの丸いやつ。
(角谷)いいよ。
行くよ!はい一歩。
エベレストを見送り修行に来たマッキンリー
過酷を極めた2週間を自らの足で登り切る
一歩!一歩!いや〜危ねぇホントに危ないと思った。
何ならちょっと…。
…しんないって思った途中。
角谷さんもマッキンリーは初登頂
嬉しい!いや〜これは久々に…マッキンリーしんどかったですね。
いや〜ちょっと…。
もう何か嫌だわ自分が。
またちょっと…何だろうな…。
(拍手)お〜。
サムライヤベェな。
こういうのがあると。
ホントは何かいっぱい…。
いいです?
(角谷)どうぞ。
無理はせず。
お願いします。
…も来たな。
こうして…
…を果たした
ありがとうございます。
唯一の心残りは辺りが真っ白で景色をお伝えできなかったこと
最終キャンプに帰還したのは出発から12時間後
キレイな景色。
(石崎)でね…。
すいませんあの…ちょっと…。
フフフ…。
というわけで中島ケンロウ…
こちらが北米最高峰からの景色
当然見上げるものは一つとしてなく空は宇宙を感じさせる深いブルー
(中島)以上…。
お疲れさまです。
(石崎)うんちょうだい。
ありがとう。
(スタジオ:内村)お〜!
(スタジオ:イモト)スローいらないよ!
(スタジオ:笑い)フフフ…!ハハハ…!
(石崎)何だろうな。
何だろう…分かる?ハハハ…!
そして今回のプロジェクトはイッテQ!カレンダー6月編の撮影も兼ねていた
(一同)やって来ました別府〜!あっ!
さらに…
そして…
(川村)うわ〜!
(笑い)
果たして…
そして今回のプロジェクトはイッテQ!カレンダー6月編の撮影も兼ねていた
♪〜振り向いて今すぐに抱きしめて♪〜Ah止められず溢れる想い受け止めて♪〜壊れそうな明日に向かい♪〜飛びたつtrueheart
というわけでイッテQ!カレンダー6月はこの山並みが美しい1枚に決定
これからも…
それでは2016年版のカレンダーを振り返ってみよう
1月はイモトオーロラを求めアイスランドへ
悪天候で帰国できず…
その無念の表情
2月は宮川がスペインの炎を浴びる祭りへ
しかしロバが炎を避けて…
ご覧のような1枚に
3月はベッキーがカナダへ
世界最大級の雪祭りで作った…
わ〜!
4月は女芸人がアメリカへ
天然のスポットライトの元で黒沢が天に召された
5月は金子がマレーシアで…
「オーシャンズ」の名にふさわしい1枚
6月はイモトの…
到着しました!
感動の1枚
7月は中岡がスカイダイビング板割りに挑戦
見事成功したこの1枚
8月は手越の…
メルヘンなカレンダー
9月は夫人が人生初のサーフィンに挑戦
75歳にして波乗りに成功
10月はフィンランドでスーパームーンを撮影
イモトと月のコラボレーション
そして11月は河北のチアリーディング
(笑い)
締めくくりは人間万華鏡
こうして一年の集大成イッテQ!カレンダーついに完成
さらに…
毎日クスっと笑ってよい一日をお迎えください
2015/12/29(火) 16:15〜18:25
読売テレビ1
世界の果てまでイッテQ!登山部マッキンリー登頂プロジェクト 年末保存版SP[字]

イモト登山部・北米大陸最高峰マッキンリー登頂PJ!1カ月に及ぶ壮絶な挑戦。腹痛に耐え全員登頂の夢へ…登山部が見せた涙と感動のチームワーク。

詳細情報
番組内容
イッテQ登山部が挑む、第6の山はマッキンリー(現デナリ)。頂上までの道のりは順調に行っても20日間。片道25キロ、高低差は4000メートルに及ぶ過酷な登山・・・
目指せ!北米大陸最高峰、遥かなる頂。1ヶ月にわたりすべてを山にささげたイモトは、果たして頂上に到達できるのか?
出演者
内村光良
手越祐也(NEWS)
ベッキー
宮川大輔
森三中
イモトアヤコ
出川哲朗
いとうあさこ

ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
バラエティ – 旅バラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

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