大晦日、除夜をご紹介しましょう!
大晦日(大晦)
1年の終りの日。 月末のことを晦日・晦と言い、年末の最後の晦日なので大晦日・大晦という。「みそか」は三十日の意、「つごもり」は月篭りが転じたもので、旧暦では毎月1日が新月であり、その前日を「つごもり」と呼んだ。
「おおみそか」って何の疑問もなくここまで生きてきて、この記事を書いて初めてこういった事実を知りました(笑)何ごとも疑問に考えてみるべきですね。
日+毎=晦(カイ)。この漢字は月末を表すほか、月が出ずに暗い様を表しています。晦日(みそか)は難読と言えるでしょう。
酒を飲んでおせち料理を食べてソバを食べて楽しく新年を迎える!
俗的に言えばこんな感じでしょうな。
除夜
大晦日の夜のこと。かつては一年の神「歳神」を迎えるために朝まで眠らずに過ごす習慣があった。 除夜には各家庭で年越し蕎麦が食べられ、寺では除夜の鐘が撞かれる。 除夜の鐘は108回撞かれる。眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに苦楽・不苦・不楽があって18類、この18類それぞれに浄・染があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、これは人間の煩悩の数を表すとされている。また、月の数12、二十四節気の数24、七十二候の数72を足した数が108となり、1年間を表しているとの説もある。
108つの鐘は人間の煩悩を表す。聞いたことはありますが、複数の説があるとは知りませんでした。他にも四苦八苦を表す、なんていう説もあるみたいで。
それにしても「朝まで過ごす」というのは、今では考えられない話ですよね。現代は風習よりも健康に重きを置きそうです。
108回のうち、1~107回は年内に、108回目は新年に入って鳴らすお寺がほとんどですが、例外があります。静岡県富士宮市の大石寺では、1回目を新年に鳴らし始めるのだそうですよ。
NHKの『ゆく年くる年』で、毎年「ゴーンゴーン」という音を聞きくものです。今回知ったことで、それを聞くと、新鮮な気持ちになれるかもしれませんね♪
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12/31に見ていた方々へ。
「良いお年を!」