11時になりました。
ニュースをお伝えします。
慰安婦問題の合意に関連して、岸田外務大臣が、中国が検討している慰安婦問題のユネスコの記憶遺産への申請に、韓国が加わることはないという認識を示したことに対し、韓国外務省は、日本とそうした方向で合意した事実はないとして、否定しました。
きのうの日韓外相会談で、両国が慰安婦問題の最終的な解決で合意に達したあと、岸田外務大臣は記者団に対し、中国が韓国などに呼びかけて、慰安婦問題を巡る資料を、共同でユネスコの記憶遺産に申請するのを検討していることについて、韓国が加わることはないと認識していると述べました。
これについて、韓国外務省の報道官はきょうの記者会見で、日本とそうした方向で合意した事実はないとして否定し、次のように説明しました。
ただ、この民間団体は、韓国政府の女性家族省から委託された活動を行っています。
今後、中国の申請に加わる動きが具体化した場合、きのうの合意で両国が示した、国際社会において、慰安婦問題で互いに非難、批判することを控えるという考えに反するという指摘が出る可能性があり、韓国政府の対応が注目されます。
北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記が、軍の最高司令官に就任して4年となるのを前に、首都ピョンヤンで記念の大会が開かれ、軍の幹部が、アメリカは朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に転換するための提案に応じないと非難しました。
北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記は、父親のキム・ジョンイル総書記の死去を受けて、軍の最高司令官に就任してから、あすで4年となり、それを前に、きょう、ピョンヤンで記念の大会が開かれました。
北朝鮮の国営メディアは、この大会へのキム第1書記の出席は伝えていませんが、会場のひな壇には、指導部のメンバーが並び、ファン・ビョンソ軍総政治局長が演説しました。
この中で、ファン軍総政治局長は、朝鮮戦争の休戦協定に触れ、アメリカは休戦協定を平和協定に転換するための、われわれの提案を無視して、敵視政策にしがみついていると主張し、アメリカを非難しました。
その上で、襲いかかってくるなら、アメリカとその追従勢力を、わが軍は断固として一掃するとして、キム第1書記の下での団結を呼びかけました。
北朝鮮としては、今回、キム第1書記の権威をさらに高めるとともに、朝鮮半島で緊張の高まりが繰り返される原因は、アメリカにあるとする従来の主張を、内外に示すねらいがあると見られます。
会社の社員として働く企業内弁護士の数は、弁護士の増加や企業の間で法令順守の意識が高まっていることを背景に増え続け、この10年で10倍以上に増えたことが、弁護士の団体のまとめで分かりました。
企業内弁護士は、一般の会社員と同じように企業に雇用され、契約書の審査や知的財産の管理など、専門的な業務に当たる弁護士です。
日本組織内弁護士協会によりますと、10年前の5月時点のまとめでは、全国で123人でしたが、次第に増え続け、ことし6月には、1442人と、10倍以上になりました。
これについて、日弁連・日本弁護士連合会は、司法制度改革によって、弁護士の数が10年前の1.7倍に増えたことや、企業の間で法令順守の意識が高まり、法律の専門知識を持つ人材が求められていることが背景にあるとしています。
ボクシングの八重樫東選手が、今夜行われた世界タイトルマッチに勝ち、日本選手で3人目の3階級制覇を果たしました。
32歳の八重樫。
3階級制覇は2回目の挑戦です。
試合は激しい打ち合いとなりました。
諦めなければチャンスは来ると、八重樫。
最後まで攻め続けました。
八重樫は判定で勝ち、日本選手3人目の3階級制覇です。
やりました!
もう一つのタイトルマッチは、チャンピオン、井上尚弥の強さが際立ちました。
第2ラウンド。
立て続けにダウンを奪います。
世界ランキング1位の相手を圧倒し、初めての防衛に成功です。
では気象情報、あすの天気です。
北海道から北陸の日本海側は雲が多く、朝まで雪の降る所があるでしょう。
2015/12/29(火) 23:00〜23:10
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:1975(0x07B7)